主体的に生きるということ(統合失調症の私のNPO法人設立奮闘記Vol102)
「7つの習慣」 スティーブン・R・コヴィー博士著
傷を負った私たちだからこそ
昨日は、Safe Space ほっこりの理事の仲間と、会のことについて、色々と電話で話しました。お互いの会に対する気持ちをじっくり話し合えて、とても実りのある時間でした。
東京で暮らす彼女。綺麗で、賢くて、優しくて、とても素敵な女性です。彼女と一緒にこの活動ができることをとても幸せだと思います。
そんな素敵な彼女は、虐待サバイバーです。お母さんから、壮絶な虐待を受けて育ちました。どれほど辛く悲しかっただろう?想像しただけで胸が痛みます。
私も10歳の時に両親が、双方の浮気のために離婚しました。私も傷を負っています。彼女も深い傷を負っています。
そんな風に傷を負った私たちだからこそ、人優しくななれたり、人の心に寄り添うことができたりするのではないかな?と思うのです。痛みを知っているからこそ、人の痛みが理解できるというか。
彼女以外の理事もまた、難病を抱えていたりと傷を負っています。そんな私たちだからこそできることって必ずあるはずです。みんなで力を合わせて、夢をカタチにするために頑張っていきます。
主体的に生きられているか
私は毎朝、Clubhouseのゼロ秒思考のメモ書きルームに入っています。今日のお題は、「主体的に生きられているか?」。
私は、
「かなり主体的に生きられているのではないかな?」
と自分で思います。
仕事の時も、指示されてから動くのではなく、主体的に動いていますし、ライフワークであるSafe Space ほっこりの活動も、誰かに強制されたからやっているのではなく、自分の内側から湧き上がってきた「燃えるようなイエス」に従ってやっています。
今、一人の女性のことを深く愛しているのですが、「同性に恋するなんておかしい」「女性が女性を愛するなんて」と思う人もいるかも知れません。でもそんな風に思われても、私は彼女を愛することをやめるつもりはありません。私は主体的に彼女を愛することを選んでいます。彼女を愛することに伴う責任も引き受けるつもりです。
「7つの習慣」にはこう書かれています。
「主体性とは、自発的に率先して駆動することだけを意味するのではない。人間として、自分の人生の責任を引き受けることも意味する」
自分の人生の責任を引き受ける。簡単なようで難しいですね。でもすごく大切なことだと思います。
彼女を愛する覚悟
私は、今、大好きな人がいると書きました。34歳のシングルマザーさん。私より21歳も年下の女性です。
彼女とは今年の9月1日に、横道誠さんが主宰する「月と地球」という発達障害の自助会で知り合いました。
「可愛い人だな」
というのが第一印象。その時点では恋愛感情はありませんでした。次に京都駅近くのスタバでお茶したときに、彼女のあまりの可愛さにクラクラときてしまいました。その時に彼女に対しての恋愛感情がめばえました。その感情は日に日に強くなっていって、今に至っています。
最初は私の片思いでした。でも彼女も徐々に私を愛してくれるようになって、今はお付き合いしています。すごく幸せです。
彼女に会うといつも激しい衝動が湧き起こります。「彼女に触れたい」、「キスしたい」という衝動です。それを抑えるのはとても大変で、時には痛みすら感じます。
自らの中から湧き起こった私の彼女への恋情。それは誰かに強制されたものではありません。
彼女を愛するということを選択した私には覚悟があります。それは、
「どんなことがあっても彼女を幸せにする」
という覚悟です。責任も引き受けて、全力で彼女を愛して、守っていこうという覚悟です。
この先私たちの関係がどうなるかはわかりません。未来のことなんて、誰にも分らないのです。でも私はこの恋に、この愛に賭けようと決めました。誰に何と言われようとも…
誰もあなたを傷つけることはできない
「7つの習慣」の中に素敵な言葉がありました。
「エレノア・ルーズベルト(フランクリン・ルーズベルト大統領夫人)は、
『あなたの許可なくして、誰もあなたを傷つけることはできない』
という言葉を残している。
ガンジーは、
『自分から投げ捨てさえしなければ、誰も私たちの自尊心を奪うことはできい』と言っている」」
自分の身に起こった不幸を状況や他者のせいにしてしまうのは簡単です。でも、そうやって状況や他者のせいにして、不平や愚痴や恨み言を口にしたとして、そこから何が生まれるというのでしょうか?
エレノア・ルーズベルトの言うように、「あなたの許可なくして、誰もあなたを傷つけることはできない」のです。私たちの人生の主人公は私たち自身であって、舵を取るのも私体自身なのです。
何かや誰かのせいにするのをやめてみませんか?
主体的に生きるために
私は主体的に生きていきたいと思っています。状況や環境や他者のせいにしたりするのはやめようと思います。
主体的に生きるためには、覚悟が必要です。
自分の人生の主人公は自分自身だと決める覚悟。
自分の人生の責任は自分が引き受けるという覚悟。
状況や環境や他者のせいにはしないという覚悟です。
私は覚悟を決めました。
Safe Space ほっこりをNPO法人化してイキイキと活動していく。
彼女を愛して幸せにする。
そのために精いっぱい努力していくということを。その責任を負うということを。
人生って、長いようであっという間です。そして過ぎ去った時は二度とは戻らない。それなら、後悔したくはないですよね?瞬間瞬間に命を燃やして生きていきたいですよね?
今、彼女という愛する人に出会って、私は以前より一層、
「瞬間瞬間を大切に生きていきたい」
と思うようになりました。
この広い地球で、彼女と出逢えたのは奇跡的なこと。理事のみんなと出逢えたことも奇跡的なことです。そのことに感謝しながら、「今」という時を精いっぱい、主体的に生きていきたいと思っています。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました