第二ポジション、第三ポジションで聞く
「聞き方の一流、二流、三流」 松橋良紀さん著
友達とクリスマスを祝う
昨日は、とても楽しい一日でした。
友達とスタバでコーヒーを飲んでから、BASE358というお店で、ランチ。コスパのいい、マグロのユッケ丼を食べました。またスタバで、カプチーノを飲んでから、映画「フラッグ デー」を観ました。
いやあ、この映画、すごく良かったです。切なく、哀しいストリーだったのですが、まだ胸の奥がジーンと来ています。映画も本も、人と同じく出逢いですよね。自分を深くしてくれるというか。「フラッグ デー」は間違いなく私を深くしてくれた映画でした。おススメです。
今日か明日も時間があったら、Amazon prime で映画を観たいな。
「フラッグ デー」を見た後は、家で、私が作った晩御飯を友達と一緒に食べました。クリスマスなので、チキンを焼きました。なんで、クリスマスって、チキンなのだろう?まあいいか。チキンはとても美味しく焼けました。
外食もいいけど、家でのご飯は、落ち着いて食べられるのでいいですね。人と話しながら食べると、幸せホルモン、オキシトシンが出ますね。
そんな感じで、昨日はとても楽しく、クリスマスを祝うことができた一日でした。
今日も松橋良紀さんの「聞き方の一流、二流、三流」で学びたいです。
相手に興味を持って聞くことを大切にする
「信頼関係を築くには、素晴らしい説明が必要だと勘違いしていませんか?しかし人の心を動かすために必要なことは、相手の話を聞くことだったのです」
「一流はトークよりも聞くことを大事にする」
「この人は自分の話をしっかり聞いてくれる。
この人は自分の事を理解してくれている。
この人は、自分に共感してくれている。
つまりこの人は、自分と同じ仲間だ。
だったら信頼しても大丈夫だ。
安心してもよさそうだ。」
「このような信頼関係を築いた後なら、自己アピールもOKです。でも最初に自分を話題にして話してしまってはマイナスです」
「相手に信頼して欲しいのなら、自己アピールするよりも、最初は相手に興味を持って聞くことが大事です」
「一流は、まず相手の話に興味を持って聞く」
第二ポジション、第三ポジションで聞く
「『ディズニーランドに行ってきたよ』という人に、
『ホテル代とか、すごい高かったんじゃないですか?」
『ほかにはどこを観光したんですか?』
というように相手の話を折って自分が興味があることを質問し始めてしまうのは相手が自分の話したい事を話すことなく終わるので、不完全燃焼」
「このように自分に意識を向けて人の話を聴いている状態を『第一ポジション』と言います。主語が『私は』です」
「相手に意識を向けて話を聞いている状態を『第二ポジション』と言います」
「相手に意識を向けて聞いていると、的外れなことを言ったり、話の腰を折るヨンアことはなくなります。主語は常に『あなたは』です」
「一流は、第二ポジションで聞く」
「なんとなく聞くのが三流。
自分を主語にして第一ポジションで聞くのが二流。
相手の気持ちに寄り添った第二ポジションで聞くのが一流」
「さらにその上の第三ポジションがあります。第三ポジションは、話している『相手』、話を聞いている『自分』そして周りの状況やその場にいない人たちなどを含め、『全体』レベルで話を聞いている状態です」」
「例えば、部下が次のよう言ってきたとします。
『今日A社と契約予定だったんです。なのに、内容をもう一度熟考すると言われて、先延ばしとなりました、今月の売り上げにも計上していたのに、残念です』
第一ポジションの場合
『あ~、たまにそういうことあるよねあ。俺も何度経験したことか。だから契約は口約束で安心しないことだよ。契約書にサインしてもらうまで計上しない方がいい』
第二ポジションの場合
『そうか。先延ばしにされて、残念なのは、よくわかるよ』
第三ポジションの場合
『A社の担当者は、熟考したいと言ったんだね。それは残念だった。では担当者はどんな点に疑問や不安を感じて熟考の必要があると考えたと思う?A社はそんな内容ならすぐに契約に繋がると思う?』
このように、部下の気持ちを受けとめつつ、話の中に出てくる関係者にも焦点を当てて考えていきます。すると部下は、自分の感情を消化しつつ、担当者や全体の事を考えて、思考し、次の行動ができるようになります」
「第三ポジションは、相手の視野や可能性を広げる効き方です。俯瞰で見るポジションとも言えます」
「自分と相手、そこに関わる環境全体も含んだポジション。大きな視野で聞けるのが一流です」
「一流は、第三ポジションも使いこなす」
第三ポジションを使いこなす人になりたい
今日の「聞き方の一流、二流、三流」の箇所は、とても学びになりました。なんか、頭の中にストンと入ったというか。
今年の5月くらいに、赤羽雄二さんの「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術という本を手に取り、Kyoko IeataさんのClubhouseのアクティブリスニングのルームにも入らせてもらって、アクティブリスニングについて学ぶようになりました。
以前の私よりは、ずっと「聞く力」がついてきたと思います。「聞く力」がついた私に、友達など、周りの人が、深い話をしてくれるようになりました。人間関係の悩みやパワハラ、アカハラについてなどです。
そんな深い話を聞いていても、つい、「私はこう思うよ」とか「私だったらこうするよ」とか、私を主語にした話をしてしまいがちでした。反省です。
「私」が主語の第一ポジションではなく、「あなた」を主語にした第二ポジションで話を聞く。さらに一歩進んで、「私と相手、そこに関わる環境全体も含めた」第三ポジションで、話を聞く。なるほど~。来れずごく学びになりました。意識して実践していきたいです。
アドラーは「すべての悩みは人間関係にある」と言っています。人間関係を良くしていくためには、コミュニケーションのスキルを高めていくことが必要です。そして、コミュニケーションのスキルを高めていくためには、「聞く」こと。何よりも「聞く」ことが大切なのだと思います。
「聞き方の一流、二流、三流」は「聞く力」をアップさせてくれる、とてもいい本です。出逢えてよかった!しっかり学んでいきます。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。