「いかに話すか」より「いかに聞くか」

私は毎朝、A6のノートの左ページに、その日にやることを6つ書いています。そして、寝る前に右ページに、その日嬉しかったこと、楽しかったこと、良かったことを5つ書いています。これがなかなかいいです。やること6つ書くと、その日の段取りがうまくいって、。その時間に、本を読んだり、英語の勉強をしたりしています。

嬉しかったこと5つを書くと、「あー今日もいい一日だったなあ」と思って一日を終えることができます。おススメです。「嬉しかったことも、楽しかったことも5つもないよ」と、思うかも知れませんが、探せば、意外にあるものです。「空がきれいだった」「目玉焼きがうまく焼けた」「本を読んでいたら、素敵な言葉に出逢った」本当に些細なことでもいいのです。朝のClubhouseの0秒思考のルームで、何人もの方が、嬉しかったことを3つや5つ書き出しておられるみたいで、とても嬉しくなりました。仲間がいるのは、いいものです。

今日は、教会の会計当番なので、午前中は教会に行ってきます。なんちゃってクリスチャンの私。深い信仰心があるかと問われれば、答えられないのですが、祈りの時間を持つことは、自分にとっては必要なのではないかと思っています。私が学んだ同志社の根底に流れている、キリスト教精神。それに触れて、自分というものを知るためにも、できるだけ、礼拝を守りたいです。

夕方は、西院の友達のカフェ、LAUNNDRY CAFEである、英語のイベントに久しぶりに参加してみようと思っています。最近、また英語の勉強を始めた私。テキストとCD で学び始めたり、洋画を見たりしているのですが、やっぱりアウトプットもしたいなあと思いました。カウンセリングの先生の妙さんとやっているCrossroadsの活動(しばらく休憩していました)にも生かしたいと思っています。できれば、投票活動も。

学びたいことが、たくさんある私です。今一番学びたいのは、コミュニケーション能力をアップさせること。特に聞く力をアップさせることです。本で読んで学んだり、Clubhouse で学んだり、実際の会話で、聞くことに集中するようにトライしてみたり、自分なりに学んでいます。

「嫌われる勇気」という本の中に、アドラーが「すべての悩みは、対人関係の悩みである」と、言ったということが書かれていますが、対人関係を良くしていくのは、「話す力」と「聞く力」をアップさせていくことにかかっていると思います。

「人は話し方が9割」の中で、永松茂久さんは「話し方において一番大切なことは、聞くことである」と書いておられます。「相手の自己重要感を高めるために最も有効なのが、聞き方をマスターすること」とも書いておられます。

そして、「0秒思考」の著者、赤羽雄二さんは、アクティブリスニングの大切さを説かれています。アクティブリスニングとは、「真剣に、徹底的に相手の話を聞き、質問もしながら理解を深めること」です。「アクティブリスニングをして、相手を否定しないことが伝わると、こちらの聞く姿勢が伝わり、相手を否定しようとしていないことが伝わると、安心してくれます。そうすると、嫌な面ではなく、よい面が出てくるようになります」と、赤羽さんは書かれています。

私は統合失調症です。過労と睡眠不足と、実家の家族についての悩み事から、私は病気を発症しました。今も通院して、週に一度、デイケアに通っています。デイケアで会って話す人の多くが、対人関係の悩みを抱えています。親との問題が一番多くて、後は学校や職場でのいじめなどです。

私も服薬していて、薬を否定するつもりはありませんが、「対人関係の悩みが、薬で解決するの?」と、正直言って疑問に思います。薬だけでは、解決しないのではないかなと思います。

私も含め、統合失調症の当事者や家族は、病気に対する偏見や差別をおそれて、なかなか自己開示できずにいます。でも、私は、声を上げることが大切なのではないかと思いました。声をあげれば理解してもらえるのではないかと思いました。

私は、統合失調症ですが、介護職員として働いています。今の仕事ができるまでになったのは、社会の皆さんと繋がって、サポートをしてもらいながら、自分自身も努力したからです。その過程を本にして出版し、病気の当事者の方には、励みとなるメッセージをお伝えし、周囲の方には、統合失調症に対する理解をより深めてもらうという活動をしています。

その一環として、第2回全国出版オーディションにエントリーしました。投票は、一人い10票です。投票期間は4月30日までです。応援してくださると、すごく嬉しいです。よろしくお願いします。









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