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やりたかったことはやればいい!(統合失調症の私のNPO法人設立奮闘記Vol52)
さとうみつろうさん 「0 Lei 下」
心が整う時間
みなさんお元気ですか?私は今朝も鴨川をウォーキングしました。とてもさわやかな気持ちで一日のスタートを切っています。
ウォーキングの後は梨の木神社⛩️に、御神水を汲みに行ってきました。
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昨日はクリニックの夏のイベントに参加してきました。いろいろなゲームなどがありましたが、それには参加せず、個別ブースで、さとうみつろうさんの「0 Lei下」を読んで過ごしました。
さとうみつろうさんの「0 Lei下」もすごく面白い!引きこまれて読み進めました。
お昼ご飯にハンバーグを頂いてからは、スタッフさんと面談しました。8月10日のSafe Space ほっこりのにしぐりさんのイベントが大成功だったことや、近況や、今月の私の予定などを話しました。スタッフさんは、優しく、柔らかく聞いて下さいました。「イベント成功よかったですね」とも言ってくださいました。
週に一度、スタッフさんとの面談をしている私。この時間は、私の心が整う、大切な時間です。水や空気と同じように欠かせないものと言ってもいいかもしれません。スタッフさんと出逢えて、本当にラッキーでした。
私と同じように統合失調症や、その他の心の病を抱えておられる方や、病気とは診断されていないけれど、生きづらさを抱えておられる方が、私のように、「話を聞いてくれる人」「信頼できる人」と出逢って、胸の内を語り尽くすことができればいいなと思います。悩みを一人で抱え込むのは、とてもしんどい事だから。
Safe Space ほっこりのイベントの打ち合わせ
今日は、Safe Space ほっこりの理事のやまさこさんと、今後のイベントの流れやタイムテーブルや、用意するものなどを電話で打ち合わせしました。
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二人で意見を出し合って、「それいいやん!」と言いながら、サクサク打ち合わせが進みました。やまさこさんが、打ち合わせの内容をPDFにしてくれて、Safe Space ほっこりのグループラインに載せてくれました。みんなの意見も聞いて、最終的な流れなどを決めようと思います。
私は、学生結婚したので、会社で働いたことがありません。結婚していた頃にやっていた児童英会話講師の仕事も、一人でやっていたので、チームで働いたという経験がありません。
だから、みんなの意見を聞きながら、チームでイベント内容を完成させていく作業は、とても楽しいし、勉強になります。やまさこさんをはじめ、理事のみんなには、すごく助けられています。感謝です。
なぜ他人に「正しさ」を押し付けるのだろう?
打ち合わせの後は、今日も「0Lei下」を読みました。4分の3くらい読み終わりました。
いや~この本、本当に面白いです。そして深いです。
印象に残ったところを書き出して、まとめてみたいと思います。
「違反しているヤツが許せない理由は、自分が禁止されて我慢したから」
「『過去の自分を救出するため』に他人に感情をぶつけているのです」
「怒っている理由は、『俺だってルールを破りたかったのに、我慢したんだぞ!」です。『俺は守ったのに、お前だけが許されるとは思うなよ』です。」
「他人を強く叱責することで、過去の『我慢してきた自分』を慰めているのです」
「過去に、自分自身が『正しさ』を誰かに押しつけられたからです。自分は我慢したのに、目の前でそれを平然と誰かがやっているのが許せないのです」
「やりたかったこと」は「やれば」いい
「正しさ」を振りかざして、他人に「正しさ」を押し付けたことはないですか?私はあります。特に元夫に対してそうでした。そのことを深く反省しています。
「0Lei 下」にはこう書かれています。
「『お前がやりたいこと』を禁止したのは悪かった。でもな、他のヤツらも絶対にやらせないからな!と外の世界をパトロールするより、
『他のヤツらもやっているから、お前もやっちゃえよ』と自分自身に許可を出すのです。」
「例外なくすべてのケースにおいて、人間が『イラつく』のは過去に自身へインプットした『我慢データ』のせいです。」
「過去に自分が『やりたかった』のに『抑圧した』から、イラつくのです。なので、解決方法は簡単です。『やりたかったこと』なのですから、『やれば』いいのです」
「やりたかったこと」は「やれば」いい
この「0 Lei」の言葉に、私はとても勇気づけられました。「0rei」上で書かれていたように、私たちは、『脳の傷プログラム』を抱えています。親からの言葉がけや、学校や社会との関りの中で、『脳の傷プログラム』を抱えるようになってしまっています。
私自身は、私が生まれてすぐに生母が精神科に入院したために、親戚の家を転々と預けられて育ったという生育歴があります。そのせいか、人の顔色を必要以上に窺ってしまうという『脳の傷プログラム』があります。見捨てられるのが怖いのです。
でも、必要以上に恐れたり、心配したりせずに、他人の目を気にしたりせずに、「0Lei」の言う通り、「やりたかったこと」は、「やれば」いいのだと思いました。
もちろん、
「飲酒運転が、本当はやりたかったんだよね~」なんて言って、お酒を飲んで運転するなんていうのは論外ですが(笑)
やってみて、失敗だったらスタート地点に戻ればいい。そう、「0」の位置にもどればいいのです。
人生は長いようで短い。時の流れは、あっという間です。それをだれも止めることはできません。
その流れていく時間の中で、
「自分のやりたかったことは何だろう?」
と、少し立ち止まって考える時間を持つのも大切なことではないでしょうか?
「やりたかったこと」を「やる」ということは、簡単なようで難しいです。でも、難しいようで簡単なのかもしれません。
自分の心の声を聞けばいいのだから。
私は、これからも、「やりたかったこと」をやって生きていきたいです。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました