見方、考え方を切り替える
「言葉にすれば『悩み』は消える 言語化の魔力」樺沢紫苑先生著
野口塾とAtlier cotocotoさんのポップアップショップ
昨日は午前中は、ピアサンクスの設立メンバーの桐山愛唯さんの紹介で、野口塾にオンラインで参加しました。初めての参加でした。
1 自分のワクワク度。何をしている時にワクワクするか?
2 「視点」を変えよう。困ったときなどの自分の打開策は?
ということについて、参加者でシェアし合い、フィードバックをし合いました。面白かった!皆さん、意識がとても高い!参加者に質問したり、フィードバックしたり、フィードバックをもらったりするのがとても楽しかったです。
野口塾の後は、家でお昼ご飯を食べてから、高島屋まで歩いて行ってきました。中学・高校の時の先輩、あわづゆきこさんの主宰するAtlier cotocotoのポップアップショップを見に行くためです。あわづ先輩は、コサージュやクリスマスリースやツリーなどの作品を展示販売されています。淡い色合いで、とても素敵な作品ばかりでした。
ポップアップショップを手伝っている、親友さくらと少しおしゃべりすることもできました。さくらは、いつも私に元気をくれます。
伯母の事
私には、90歳の伯母がいます。離婚して京都に帰って来てから、10年間伯母と一緒に暮らしました。恩を感じています。伯母は高島屋が大好きなので、「あわづ先輩のポップアップショップに一緒に行かないかな?」と思って、誘いの電話を入れてみました。
そうしたら、
「そんなん行かれへん。それより、あんたが勝手に持って帰った、伯母ちゃんのオルゴールとブローチと文鎮を返して!」
と言うのです。
オルゴール?
ブローチ?
文鎮?
私は、そんなものを持って帰った覚えがありません。
「持って帰っていない」
と言っても、
「嘘をつかんとき」
と…悲しかったです。どう関わっていけばいいのかな?伯母に…
視座の転換
伯母の事は、私の悩みの一つです。どう対応していけばいいのかは今は、わかりません。悩んで凝り固まってしまった時は見方、考え方を切り替える=視座転換すればいいと樺沢先生は書いておられます。まとめてみたいです。
視座とは、「物事をどの位置からとらえるのか」「物事を見るうえでの視点、立場」を指します。
1 視座を変えると、景色が変わる
自分の目の前に巨大な石があったとします。それを動かすことができるでしょうか?「できない」と答えるでしょう。でも何も自分の力だけで動かさなくてもいいのです。
目的を実現させるために必要なら、他人の力を借りてもいいのです。これも「視座の転換」の一つです。巨大な石を動かすために、機械を使ってもいいのです。
目の前に10メートルの壁があったとします。それを乗り越えるのは、一見不可能に思えます。でも、離れてみてみると、壁に穴が開いているのを見つけました。また、誰かに相談したら、「ハシゴがあるから使えばいいよ」と言ってくれました。
このように「自分には無理」「自分にはできない」と思っても、それから離れてみたり、他人の視座を使ったりすれば、一瞬で対処法が見つかることもあります。視座を変える、高めることで、今の状況はそれほど深刻ではないことに気付けるのです。
2 意識すべき3種類の視座
① ニュートラルで見る
例えば、コップに水が半分入っているとします。
半分しか水が入っていない (ネガティブ思考)
半分も水が入っている (ポジティブ思考)
ポジティブ思考がいいと私たちは考えています。でも、無理してポジティブ思考になるのではなく、
「コップに半分、水が入っている」と、事実を中立的に、ニュートラルにとらえることが大切だと、樺沢さんは書いておられます。
「半分しか」「半分も」と主観的にとらえるのではなく、「半分入っている」と、「事実と感情を分けて考える」と言うのは重要なニュートラルな視座といえます。過剰なネガティブではなく、過剰なポジティブではなく、ニュートラルに見ることで、人生はうまくいきます。
② ロングショットで見る
「近視眼的」に見ること。「目先のことばかりにとらわれて、将来や対局を洞察する能力が欠けている」。つまり、「部分しか見ない」「全体を見ない」のは良くないものの見方です。
全体を俯瞰し、見通して判断すれば、より正しい判断ができるし、絶好のチャンスを見逃さない。これが、「離れてみる」「ロングショットで見る」ということで、とても大切です。
ただ、カメラのズームを切り換えるように。「クローズアップ」、「ロングショット」で見ることを組み合わせることが必要です。
③ 極端な考え方を手放す
「ニュートラルに考えられない」というのは、「考え方が極端」とも言えます。「0か100か」「YesかNoか」「やるかやらないか」「白か黒か」「善か悪か」の二択のみの思考です。中間がない、極端な考え方です。
「二分思考」の「二者択一」で物事を考えてしまうと、選択肢が、「極端な2つ」しかないので、結果として「コントロールできない感」が強まります。そしてストレスを多く抱えやすくなります
3 「普通」を入れると楽になる
「良いか悪いか」ではなく、「良い」「普通」「悪い」で考える。
「好きか嫌いか」ではなく、「好き」「普通」「嫌い」で考える。
「0か100か」ではなく、「65」や「70」もありと考える。
二者択一ではなく、選択肢に「普通」「まあまあ」「ぼちぼち」を入れた三者択一で考えると、気分が楽になります。それによって、「つらい」「苦しい」と言う思いを減らすことができます。
視座を変えることを学んで
ブログの最初で伯母の事を書きました。伯母は、ものごとを近視眼的に見る人で、「善か悪か」と二者択一で見る人です。それで、「つらい」「苦しい」ということをよく言っています。それを聞く私もかなりしんどくなります。
「過去と他人は変えられない。変えられるのは、自分と未来」という言葉の通り、伯母を変えることはできないので、私なりにうまく距離をとって、伯母と関わっていければと、思います。
今日は、仙台から京都に来ているClubhouseのお友だちに会います。良い休日になりそうです!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!