統合失調の私が伝えたい5つの事Vol65
5つ目は、「オープン就労を目指そう!」ということだ。「働きたい」と思っている精神障害者の人はたくさんいると思う。それと同時に、「働けるだろうか?」と不安に思っている人も多いと思う。そんな人をしたい。たちに、私なりの就労に向けてのアドバイスをしたい。
障害者の働き方にはオープン就労と、クローズ就労があります。オープン就労は、障害をオープンにして働くことであり、クローズ就労は、障害を隠して働くことだ。
私自身の経験から、オープン就労をお勧めする。クローズで働くと、「病気がばれたらどうしよう」と、びくびくしなければならないからです。私は以前、レストランのホールの仕事を病気を隠してしたことがある。病気が、オーナーにばれて、お客さんや、他の従業員の前で、罵声を浴びせられるという、とても辛い思いをしたことがある、悔しかったし、悲しかった。そんな状況を避けるためにも、オープン就労をお勧めする。
また、オープン就労で働いていると、体調が悪い時にも配慮してもらいやすいです。病気を隠して働いているより、色々なことにも相談にのってもらいやすい。
さらに、雇っておられる側も、障害者に門戸を開き、チャンスを与えるという、社会的な意義がある。
私は、現在、オープン就労で、週に2回、介護施設で働いている。週3回にできるか、主治医に相談してみようと思っている。もちろん仕事だから、大変な時もある。でも、仕事を終えた後の爽快感と達成感は、本当に心地いい。自分も社会の一員なのだという満足感も得られる。利用者さんやスタッフとの会話も楽しい。そしてお金も得られる。この仕事ができて、とても幸せだ。
私は、このれらの5つの事をお伝えして、病気を持っていたとしても、社会と繋がっていたい、誰かの役に立っていたい、喜んでもらいたいと思う人が増えるといいなと思っている。そして、自分のできることを積み重ねていって、人に喜んでもらいたいし、自分自身が充実感を感じて生きていきたいと思っている。
発病したときは、頭の中が、まるで炭酸水が噴き出すみたいに、真っ白になった。。脳が、オーバーヒートしたのだ。心が壊れた瞬間だった。それから、離婚して、息子たちに会えない淋しさから、自殺未遂も経験した。本当に、どん底を味わった。辛かった。苦しかった。
本には、私のうよう曲折を事細か書いている。その事が、病気があっても無くても、思い悩み、生きづらさを抱えている人に勇気を与えて、一歩踏み出すきっかけになれば、とても嬉しい。私自身も、出版のチャンスをつかみ、夢を実現させたい。そのために、自分にできることを日々やっていきたい。
もちろん、色々なことをしていると、しんどい事や辛いことがあると思います。そんな時は、少しの間、そこを離れたり、逃げたりしてもいいと思います。働いて、その仕事が辛かったり、人間関係が辛かったりして、再び心が折れそうになったら、休んだり、辞めたりしてもいいと思う。心が壊れるほど、頑張らなくていいのだ。逃げるというこてゃ、けっしてわるいkとではないのだ。
統合失調症があっても、なくても、心の病気があっても、なくても、周りのサポートがあれば、楽しく働くことはできるのだ。支援してくれる人は、たくさんいるのだ。利用できる社会資源は、たくさんあるのだ。あきらめないで!
最後まで、読んで下さって、ありがとうございます。「統合失調症の私が伝えたい5つの事」はここで終わりにします。
明日以降は、別のタイトルで、ブログを書いていきます。これからもよろしくお願いします。