生きづらさを抱えている人たちにVol26
抗精神病の副作用
私は、統合失調症です。18年前、34歳の時に発病しました。以来、抗精神病薬をずっと飲んでいます。途中で何度か勝手に断薬して、その度に入院になったので、今は忘れずに飲んでいます。
どの薬にも副作用がありますが、抗精神病薬にも副作用があります。
まず、体重の増加です。私は、薬を服用するようになってから、体重が30キロ増えました。努力して、10キロは落としましたが、それ以上はなかなか減らせません。
そして、便秘です。今は、漢方薬の下剤を処方してもらっています。
そして、のどの渇きです。すごくのどが渇くのです。私は、オープン就労しています。職場にも、副作用でのどが渇くということを伝えています。そして、勤務中に水分を摂らせてもらっています。
こんなに副作用がたくさんある、抗精神病薬。できる事なら、飲みたくないです。止めたいです。
でも、お守りだと思って飲んでいます。入院しなくていいためのお守りです。入院は本当に嫌です。私は、計5回入院をしたのですが、本当にもう二度と、精神科には入院したくないです。
お薬をきちんと服用して、睡眠と休息をきちんと取れば、入院には至らずにすみます。就労することだってできます。
お薬は、お守りだと思います。薬に対して、疑問に思うことなどがあれば、主治医にしっかり質問してください。主治医はきちんと答えてくれるはずです。自分の体に入れるものですから、しっかりと理解しておいた方がいいと思います。
私のブログで、何度も書いていますが、確かに抗精神病は効くかも知れませんが、薬だけでは、精神病、心の病気は治らないと思います。少なくとも私は、そう思います。
親からの虐待だったり、過干渉だったり、学校や職場でのいじめだったり・・・心の病を抱えている人は、傷を持っています。その傷をきちんと癒さないと、根本的な治療はできないと思います。
私は、クリニックのスタッフさんとの面談以外に、カウンセリングを受けています。そのカウンセリングで、私の根本的な傷は、ずいぶん癒されました。自分の心と向き合う時間が持てたのも良かったと思います。
傷をいやせた私は、働くことができるようにまでなりました。その変化に、自分自身驚いています。カウンセラーの先生に出逢えて、本当にラッキーだったと思っています。
薬&クリニックのスタッフさんの面談&カウンセリング。それらで、私は
、社会復帰するまでに治癒しました。もう一つ、というか二つ、私の状態を良くしたのが、ゼロ秒思考のメモ書きと、アクティブリスニングです。その二つについては、明日のブログで書きたいと思います。
大丈夫。あなたもきっとよくなります。自分を信じてください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。