沈黙に耐える
「聞き方の一流、二流、三流」松橋良紀さん著
「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術 赤羽雄二さん著
褒めてもらった
昨日は仕事でした。私は介護施設で介護補助の仕事をしています。統合失調症の事をオープンにした、オープン就労です。
昨日、整容の仕事を終えて、着脱室の掃除をしていたら、私がとても信頼しているベテランの看護師さんが、
「暮島さん、本当に頑張るね。みんな助かっているよ」
と褒めてくださいました。
「仕事に手を抜かないし、すごいよ」
と言って下さいました。少し照れ臭くなった私は、
「見えないところで手を抜いていますよ」
と答えました。
「そんなことないよ。本当にありがとう」
と看護師さん。嬉しかったです。
家に帰ってご飯を食べてからは、ZoomでClubhouseのお友だちと、私のカウンセラーの妙さんと、3人で話しました。妙さんをClubhouseのお友だちに紹介するためです。3人で、和やかに、楽しく話せて良かったです。
ここでも、Clubhouseの友達、そして妙さんに褒めてもらいました。私は人と仲良くなるのが上手だと言って下さいました。嬉しかったです。すごく素敵なご縁が、Clubhouseのお友だちと出来ました。
こんな風に、素でいながら、無理もしていない、ありのままの私を認めて褒めてくだる日が来るなんて、どん底の人生を生きていた頃は、想像することすらできませんでした。自分が大嫌いだった当時の私です。
でも今、私は自分が大好きです。ポッコリお腹とか、改善点は多々あるのですが、それも毎日ダンスをしたりして、前向きに努力中です。「鋼の自己肯定感」で宮崎直子さんがおっしゃっているように、自分自身の大親友になって、自分を応援して、自分にエールを送っています。
今日も「聞き方の一流、二流、三流」松橋良紀さん著
「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術 赤羽雄二さん著
で、学びました。
沈黙に耐える
「会話の最中、相手が急に黙り込んでしまったり、不意に沈黙がおとずれた際、あなたはどうしますか?
聞くスキルが足りない人は、会話の中の沈黙をとても嫌がります。沈黙に耐えられず、ぺらぺらと話し出す人が多いです。」
「沈黙があると、とても気まずいと感じるとしたら、「沈黙=悪」と決めつけているからです」
「しかし、会話の中での沈黙には、おもに次のような意味があります。
1.自分の考えをまとめている
2.悩みや問題が深い
3.大事な話や決定的な話をしようとしている
このように、沈黙は大きな意味を持ちます。それなのに沈黙を嫌って、 相手がしゃべりだす前に話してしまうことは、考える時間を奪う事であり、相手の中躊躇する気持ちを無視した行動と言えます。相手の本心や本音を聞き出せるチャンスをみすみす返してしまった、という事になるのです」
「一流は、沈黙の時間をとても大切にします。相手が黙り込んでしまっても、焦らず、ソワソワすることなく、じっと相手の答えを待ちます。それは深く考えることで、新しい気付きが埋めれて、人生を深めるチャンスだととらえているからです。沈黙が、上級者への一歩です」
「一流は、沈黙を人生を深めるチャンスと捉える」
「沈黙が怖くて、ほんの数秒の間さえも我慢できずに、べらべら喋ってしまう人を「沈黙恐怖症」と名付けました。正式な病名ではありませんが、沈黙への恐怖から、相手の決断のチャンスを奪ってしまう人も多いです」
「相手の反論にいちいち反応しないで沈黙することで、こちらの自信が伝わります。そしてお客様自身があれこれ言い訳するのはやめようと感じるのです」
「一流は、沈黙を、本気の決断の機会として使うのです」
「一流は、本気の決断を促すために沈黙を使いこなす」
待つ。そしてひたすら聞く
赤羽雄二さんも相手が沈黙した時は待つことが大切だとおっしゃっています。待つ。そして、ひたすら聞くのです。「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術」にこう書いておられます。
「すべての言葉に集中し、できる限りそのまま理解します。『うわの空』ではなく、一言一句理解していきます。余計なことを考えず、相手の言葉そのものの理解に努めます」
「文字通りの『拝聴』が必要です。全身全霊を傾け、話を聞く、相手の真意を理解しようと努めることです。きちんと全部説明してくれるわけではありませんし、言いたくないこともあるでしょう。
・何を考えていて、何を話してくれているのか
・何は注意深く避けているのか
・何は不注意で説明不足なのか
そういうことを必死に考え続けます。
これは決して容易なことではありません。
背景知識、人生経験、言葉への感度と理解力、深い洞察力、考察力などを総動員する必要があります」
沈黙が苦手の私
いやあ、今日のところは、すごく気付きになり、学びになりました。私はとてもせっかちな性格です。会話している時に沈黙になると、「それで?」「○○さんはどう思いますか?」と質問したり、沈黙を破るために、しゃべり始めてしまいます。赤羽さんや松橋さんがおっしゃるように「沈黙」の間を待つことが、とても苦手なのです。
待つ。それはとても大切なことなのですね。気をつけたいと思います。
また、赤羽さんがおっしゃるように、「ひたすら聞く」という事もなかなかできていないです。相手の人と話していても、違うことを考えていたり、次の話題に移してしまったりすることが多々あります。反省です。
こうして、「聞く」という事を意識して、学んでいくことは、私にとって、とてもプラスになると感じています。赤羽さんのおっしゃるように「人間力」をあげていけると思うからです。
変わろうと思っている私。
学び、成長したいと思っている私。
その気持ちを大切にしたいです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。