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魂の望み(統合失調症の私のNPO 法人設立奮闘記Vol86)

『深い河』 遠藤周作さん著

『魂の望みを引き寄せる』 奥平亜美衣さん著

『深い河』を読み終えて

大好きな彼女さんから借りていた遠藤周作さんの『深い河』を昨日読み終えました。

ほぼほぼ読み終えた金曜日に、『深い河』についてブログを書きました。
今・ここを大切に(統合失調症の私のNPO法人設立奮闘記Vol 85)|暮島葉月
そして彼女さんに、
「この本、すごく面白いね」
とLINEを送りました。

ブログを読んでくれた彼女から電話をもらって、本の事など色々話しました。いつもは私から電話をかけるので、彼女からかかってきたのは、すごく嬉しかったです。

ほぼ小説は読まない私。でも、『深い河』にはハマりました。読んだ後、胸にズシンと何かが残る、そんな本でした。

自分で選んだのではなく、人が選んだ、その人のおすすめの本を読むのって、すごくいいなと思いました。パラダイムシフトが起こるというか、視野が広がるというか、視座が高まるというか。彼女さんの内面を理解することもできました。なんだか楽しい経験でした。

また彼女さんや、仲の良いお友達のおすすめの本を読んでみたいと思いまし。


カードリーディング

昨日(土曜日)は、Safe Space ほっこりの集まりの日でした。毎月一度、一乗寺の珈琲焙煎処桃栗さんで、集まりを開催しています。

今月は、理事のやまさこさんのカードリーディング。タロットカードをツールにして、自分の心の声を聞くという企画でした。

タロットカードというと「占い」というイメージがあるのですが、やまさこさんのカードリーディングは、占いではなくて、自分自身の心の声を聞くというもの。答えはあくまでも私たち自身の中にあって、タロットカードというツールを使って、その自分自身の中にある答えを見つけて、心を見つめて、心の声を聞くというものでした。

参加者は2名と、今回は少なかったのですが、みんな桃栗さんのコーヒーを飲んで、いろいろとお話をして、とても楽しい時間を過ごすことができました。

私も、カードリーディングをしてもらいました。
「彼女さんとの関係がこれからも、今のように素適なものになるにはどうすればいいのか?」
ということについて聞きました。

・今までにはなかった、パラダイムシフトが起きている。
・それは今までの人生で初めて経験するものかもしれない。
・彼女を情熱を持って愛しているのはいい事。
・でも急ぎ過ぎない。
・慌てすぎない。
・求めすぎない。
・女王様のように、ゆったりと、ゆっくりと、じっくりと愛を育んでいけばいい。

やまさこさんの私へのカードリーディングのフィードバックは、こんな感じでした。

タロットカードって不思議で、面白いですね。なんか思い当たるところがいっぱいありました。

私、急ぎ過ぎるし、求めすぎてしまうのです。昨日やまさこさんに言ってもらったことを意識したいと思いました。

次回のSafe Space ほっこりの集まりは12月14日(土)に、ポットラックパーティーをする予定です。お菓子でもお料理でも、なんでも一品持ち寄って、安心安全な場でみんなで楽しく語らって、素敵な時間を過ごせたらと思っています。

今年は毎月第2土曜日に開催していましたが、来年からは毎月第2日曜の4pm~6pmに開催する予定です。場所は一乗寺の珈琲焙煎処桃栗さんで。桃栗さん以外の場所でも、春には植物園でのお花見などを計画しています。その他にも、「心の安全基地づくり」の集まりを企画しています。おもに京都市内で活動しています。お近くの方で興味を持って下さった方は、ぜひ参加してみてください。

Instagramに情報をアップしています。


引き寄せと奥平亜美衣さん

最近私は「引き寄せ」にとても興味があります。

・Safe Space ほっこりの理事の仲間。
・Safe Space ほっこりに来てくださった方達。
・桃栗さんで素敵な音楽を聞かせて下さった方達。
・中村郁さんやフランチスカさんなど、講演をして下さった方やパフォーマンスをして下さった方達。。
・同じマンションの3階に引っ越してきてくれた友達ご夫婦。
・ブログを読んでフォーローして下さっている方達。
・発達障害の自助会の「月と地球」の横道誠さんと参加者のみなさん。
・そして彼女さん。

この一年、すごくたくさんの良き出逢いに恵まれました。

長男も10月には5泊も私の家に泊まってくれたし、次男とも今年も楽しい時を過ごしました。

心を揺さぶり、何かを残す映画や本との出逢いもありました。

「これらの出逢いや縁、共に過ごせた時間は偶然ではなくて、私自身が引き寄せたものなのではないかな?」
と、ふと思いました。

「引き寄せってあるのかな?」
「引き寄せって何なのだろう?」

そんな思いを抱いた私は、奥平亜美衣さんを知り、図書館でその著書を何冊か借りて読みました。今読んでいる「『魂の望み』を引き寄せる」もそんな本の中の1つです。奥平さんの本、とても読みやすいのです。


魂の望み

この本、
「引き寄せについて知りたい!」
と思っていた私の心の琴線に触れる、とても良い本で、わかりやすい本です。印象に残ったところを書き出して、少しまとめたいと思います。

「思考で作られた望みと、魂の望みは違います。
前者は、まわりから影響を受けたもの、
後者はあなたから湧き出るものです」

「魂の望みとは、魂にそもそも設定された『こうなるべき自分』とも言えるもの。もう一つの方は、いわゆる『なりたい自分』であり、私たちが普段『願望』と呼んでいるもの」

「あなたの願望と魂の望みが重なる時、あなたは見えない力の後押しを受けて、必要なものを全て引き寄せ、その願いを叶え、あなた本来の自分で生きていくことができます」

「そして、魂の望みに気づいてそれを人生で実現していくことが、あなたが生まれてきた目的であり、心から幸せを感じられることです」

「どれだけお金持ちになろうと、世間からどれだけ認められようと、どれほど理想的なパートナーや家族がいようと、魂の望みに沿った人生を生きていなければ、心は満たされないのです」

この、
「魂の望みに沿った人生を生きていなければ、心は満たされないのです」という言葉は心に刺さりました。

結婚していた頃、私は経済的にも恵まれて、優しい夫がいて、可愛い息子たちがいて、やりがいのある仕事があってと、傍目にはとても幸せで満たされた暮らしをしていました。

でも自分自身の心の中では、いつも何かを求めていました。
「ここは私のいる場所ではないのではないか?」
「あるべき自分でいられる場所は、もっと違うところにあるのではないか?」
と、いう風に、欠乏感を抱えていました。

その後統合失調症を発症して、色々なものを失ってみて、結婚していた頃に、自分がとてもたくさんのものを与えられていたことに気づきました。満たされていたことに気が付きました。

たくさんの辛さや悲しみをそれからくぐり抜けて、今私は、少しずつではありますが、「こうなるべき自分」が分かりつつあります。大切にしたいものが分かりつつあります。「魂の望み」に耳を傾けられるようになってきたのです。

昨日のカードリーディングでも、自分の心の声を聞くことができました。

怖がらずに、
ごまかさずに、
自分の心に正直になって、
「魂の望み」を叶えていきたいです!

そのために、学び、人の話をしっかりと聞いていきたいです。いや聞いていきます!

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。



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