「持つ」と「ある」
昨日はClubhouseのメモ書きのルームで知り合った方が、京都に来られるということで、お会いしてきました。私のカウンセリングの先生でもあり、大切なお友達でもある、妙さんのお宅で、お茶&ランチをしました。彼女とは、お会いするのは、昨日が初めてでした。でも、初めてとは思えないくらい、話が弾みました。すごく楽しくて、濃い時間を過ごすことができました。また絶対にお会いしたいです。
お茶&ランチの後は、妙さんと、妙さんと私が去年からやっている、Crossroadsという会の、今年度の活動についてや諸々、打ち合わせをしました。Crossroadsは、「違いを認め合える会」というのを目指しています。国が違っても、病気があっても無くても、お互いの「違い」を認め合っていけたら、きっと素敵な社会になるはず…そんな思いで、去年立ち上げました。
7つの習慣に、「原則を中心に生きなさい」と書かれています。私の原則は「貢献」。「利他の心」で生きていけたらと思っています。
「7つの習慣」は、とても分厚い本で、内容も盛りだくさんで、濃いのですが、半分くらいは、読み進めることができました。心に触れる言葉がいっぱいです。
第一の習慣、「主体的である」の章にとても興味深いことが書かれていました。関心の輪と、影響の輪についてのところです。
自分が関心のあることを関心の輪に入れます。そして、関心の輪の中で、自分がコントロールでき、影響を与えられるものは関心の輪の中に、小さな円で、影響の輪として、描くことができます。反応的な生き方、つまりネガティブなエネルギーが、影響の輪を小さくします。主体的な生き方、つまりポジティブなエネルギーが、影響の輪を大きくします。
自分の意識が、関心の輪に向かっているか、影響の輪に向かっているかを判断するには、自分に考え方が持つ(have)とある(be)のどちらなのかを考えればいいです。
「家さえ持てれば幸せになった」
「もっと素直な子供を持っていたら」
「学歴さえ持っていれば」
関心の輪は、持つという概念であふれています。
これに対して影響の輪は、あることで満ちています。
「もっと忍耐強くあるぞ」
「もっと賢くある」
「もっと愛情深くある」
影響の輪にフォーカスすることは、人格を磨くことに他なりません。
問題が自分の外にあると考えるなら、その考えこそが問題です。
主体的な人の変化のパラダイム(ものの見方)は、「インサイド・アウト」つまり、自分自身が変わる、自分の内面にあるものを変えることで、外にあるものを良くしていくという考え方です。もっと、才能豊かになれる、もっと勤勉になれる、もっとクリエイティブになれるといった具合にです。
この個所を読んで、私は、過去の自分と、現在の自分の考え方の変化を思いました。過去の私は、「持つ」の概念で生きていました。「もっとお金を持てたら」「もっと優しい夫を持っていたら」と不平不満ばかり口にしていました。今は違います。「ある」にフォーカスしています。「ある」ことに、自分の在り方に、意識を向けています。
こんな風に、変化できたのは、妙さんとの出逢いが大きいです。カウンセリングで、色々な気付きを頂いています。また、私をいい方向へと引っ張ってくれる、友人たちの力も大きいです。
そして、朝に入っている、ゼロ秒思考のメモ書きのルームの影響がとても大きいです。朝7時半からのルームです。自分自身に起きる変化をこれからも楽しみたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。