生きづらさを抱える人たちにVol39
働くということ
今日は、働くということについて書きます。
私は、週に二回、介護施設で、ヘルパーとして働いています。私はこの仕事が大好きです。利用者さんが、喜んでくださるし、職場の上司も、同僚も皆さん、とっても優しくて働きやすいです。
働きやすいのは、オープン就労で働いているからというのもあります。精神障碍者が働くには、障害を隠して働く、クローズ就労と、障害をオープンにして働く、オープン就労があります。私は障害をオープンにして、介護施設で働いています。
なぜ、オープン就労がいいのでしょう?
まず、勤務時間や日数や、体調などに配慮してもらいやすいです。私は、以前、ホテルで受付として働いたことがあります。その時は、勤務時間が、夜9時まででした。家に帰ると、夜の10時を過ぎてしまいます。睡眠のrズムが狂ってしまい、大変でした。
また、「ばれたらどうしよう?」とびくびくせずにすみます。これは大きいです。以前、レストランのホールで働いていたことがあるのですが、その時は、障害を隠して、働いていました。どうしてだかわからないのですが、オーナーに病気の事がばれてしましました。そして、従業員や、お客さんのいる前で、「なんで嘘つくねん!」「なんで病気のこと言わへんねん!」と、大声で、罵倒されました。悔しかったし、悲しかったです。クローズで就労すると、病気が、雇い主にばれたら、という問題が有ります。
そんな私自身の経験から、やはり、オープン就労をお勧めします。
「オープン就労がいいと言うけど、どうやって仕事を探せばいいの?」
と思う方もいるでしょう。ハローワークに、障害者雇用の窓口がありますし、専門のスタッフさんもおられます。相談してみてください。ハローワークでは、まず、障害者登録というのをする必要があります。その際は、主治医の意見書が必要です。主治医に相談してみてください。
スーパーの品出し、コンビニの店員、ホテルの受付、レストランホール、そして介護の仕事・・・病気になってからも、私はいろいろな仕事をしてきました。なぜ、私は働きたいのでしょう?
もちろんお金のためというのもあります。お給料頂けるのは嬉しいし、励みになります。でも、それだけではなく、自分が誰かに必要のは嬉しいし、励みになります。でも、それだけではなく、自分が誰かに必要とされている、誰かの役に立っているという気持ちを得たいという思いがあります。自分が、社会の一員であるという気持ちを得たいと言う思いがあります。
もちろん働いていると、しんどい事や、辛いこともあります。そんな時は、とにかく誰かに、話を聞いてもらいましょう。話を聞いてもらったら、ラクになるし、スッキリします。
就労への一歩。それを踏み出すのには、勇気がいります。でも、怖さを乗り越えて、一歩踏み出してください。思っている以上にたくさんの人たちが、あなたを助けてくれます。利用できる社会資源はたくさんあります。
働くこと。それは必ず、あなたの自己肯定感を高めてくれます。そして、あなたを成長させてくれます。
さあ、勇気を出して、一歩踏み出してみましょう!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。