統合失調症でも幸せに生きられるVol10
ゼロ秒思考のメモ書きとアクティブリスニング
昨日(金曜)は、Clubhouseのアクティブリスニングのルームに、昼と夜に入りました。Kyoko Iwataさんが開いておられるルームです。
シモトリマコトさんが開いておられる「ゼロ秒思考のメモ書き」のルームで、Kyoko Iwataさんのアクティブリスニングのルームの事を知りました。そして、入るようになりました。
「ゼロ秒思考」も「アクティブリスニング」も、元マッキンゼーで、多数のプロジェクトをリードされていた、赤羽雄二さんが提唱されているメソッドです。この二つのメソッドを知って、学び、実践するようになって、私は変わりました。人間関係もとてもよくなりました。
「ゼロ秒思考のメモ書き」で、私は、考えがまとまるようになりました。私の病気は、統合失調症です。考えが統合できない病気です。それが、メモ書きをすることで、まとまるようになりました。アップダウンが激しかった気分の波も、落ち着きました。その効果に、私自身が驚いています。
精神疾患の診療の現場に、「ゼロ秒思考のメモ書き」のメソッドが取り入れられることを私は本気で望んでいます。薬だけでは、精神疾患を根本的に治療することはできないからです。メモ書きは、自分の思考との対話です。心との対話です。それを書き出すことで、思考が確実にクリアになります。
また、アクティブリスニングを学び、実践することで、私は人と、特に家族と、とても良好な関係を築くことができています。
一昨日、昨日と、次男が、私の家に来ました。次男は僧侶になるための修行をしています。次男とこんな会話をしました。
「修行、本当に頑張っているね」(私)
「そんなに、頑張っていないよ」(次男)
「頑張っていないと思うの?お母さんは、すごく頑張っていると思うよ」(私)
「そうかなあ?」(次男)
「うん。頑張っていると思うよ」(私)
次男は、嬉しそうな笑顔を私に向けてくれました。
以前の私なら、「修行、頑張りや」と上から目線の言葉をかけていました。アクティブリスニングを学んで、私は変わりました。そして、私が変わることによって、私と関わる人も変わりました。
著書「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術」の中で、赤羽さんは、アクティブリスニングについて、こう書かれています。
「アクティブリスニングとは『真剣に、徹底的に相手の話を聞き、質問もしながら深めること』です。相づちを打ちながら、相手の目を見ながら、心から関心を持って、真剣に、徹底的に話を聞きます」
簡単なようで、やってみると、なかなか難しいです。私にとって、特に難しい時は、相手が沈黙したときです。その時に、どうしても質問したくなってしまいます。そうではなくて、再び相手が言葉を発するまで待つこと。それが大切だそうです。
「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術」での学びをベースにして、さらにKyoko Iwataさんのルームで、学ばせていただいています。その学びが、人間関係において、好循環を生み出してくれています。さらにアクティブリスニングができるようにと、自分なりに取り組んでいきたいです。
「ゼロ秒思考のメモ書き」も「アクティブリスニング」も、始めるのに費用はかかりません。メモ書きでは、書きやすいペンとA4用紙が必要ですが、高価なものではありません。赤羽さんの本を買ったとしても、高価な投資ではありません。
「ゼロ秒思考のメモ書き」と「アクティブリスニング」が、さらに広まればいいなあと思っています。それらは、私を良い方向へと変えてくれたから。そして、さらに好循環を生み出していくために、わたしはこれらの二つのメソッドをこれからも実践していきます。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。