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あなたがいないとこの宇宙は「マジで」成り立たない(統合失調症の私のNPO法人設立奮闘記Vol121)

「瞬時に動く技術」 赤羽雄二さん著

「神様とのおしゃべり」 さとうみつろうさん著

自己犠牲にならないGiive, give, give and give

先週の土日は、すごく充実した週末でした。

土曜日の朝は、Clubhouseの「なんでも相談カフェ」のルームに入って、赤羽雄二さんとお話ししました。私が主宰する「心の安全基地づくり」の会のSafe Space ほっこりのことや、私がアクティブリスニングができるようになったことなどを話しました。

そして、赤羽さんの最新刊の「瞬時に動く技術」についての質問を赤羽さんにしました。

赤羽さんは本の中で「Give and take」ではなく、「Give, give, give, and giveというくらいgive しよう」と書いておられます。私は、「それは自己犠牲にならないですか?」と質問しました。

結婚していた頃、児童英会話教室を開いて、子供に英語を教えていた私。「生徒のために」とgiveしすぎて、(他の要因も重なってですが)、統合失調症という病気を発症してしまいました。

「自己犠牲にならずにgiveするってどうすればいいのだろう?」
そんな疑問がわいてきたのです。

赤羽さんの答えは明確でした。

・好きか嫌いか、自分の本当の気持ちが言える状況で
・自分を保っていられる勇気が持てる状況で
・精神安定していられる状態で

自分にポジティブに接してくれる人に
giveすれば自己犠牲にはならないそうです。なるほど~。深いです。

赤羽さんと話すといつも私の脳内は整理されて、心の安定を保つことができます。赤羽さんに心から感謝です。


月と地球

毎日のルーティーンのウォーキングと、下御霊神社の参拝をしてからは、「月と地球」という横道誠さんが主宰されている、発達障害の自助会に参加するために、ひとまち交流館に行ってきました。

会が始まるまでに、Safe Space ほっこりのイベントのチラシをコピーして、市民活動総合センターとボランティアセンターに置かせてもらったりもししました。ボランティアセンターでは、提出書類を出したり、色々と相談もさせてもらいました。横道さんの許可を得て、「月と地球の参加者の方にチラシを渡したりもしました。けっこう頑張りました。

「月と地球」は、横道さんのゆるくてユーモアあふれるファシリテーションが、すごく面白いのです。この日もとても楽しかったです。

参加者の方はADHD だったり、ASDだったり、その二次障害で鬱になっていたりと、生きづらさを抱えておられます。ADHDやASDの子供さんがる保護者の方も参加されていました。

そんな方たちが、今抱えているもやもやをシェアして、どうすればそのもやもやを解決できるのか、みんなで考えました。私は「金銭管理」についてのもやもやを話しました。お金の管理、すごく苦手なのです。

他の方の悩みをお聴きしたり、横道さんのコメントやお話をお聴きして、すごく学びになったし、充実した時間になりました。来月も参加しようと思っています。

家に帰ってからは、Safe Space ほっこりのイベントを市民活動総合センターとボランティアセンターのイベント案内ページに載せてもらうための原稿を書きました。なんかすごく頑張った一日でした。


新たなご縁

日曜日は、ご自宅を改装して、フリースペースを作られた方のお宅を訪ねししに、大津まで行ってきました。

理事のやまさこさんと、シンガーソングライターで私の大切なお友達でもある阿部ひろ江さんと一緒に行ってきました。

オーナーの上田さん、すごく素敵な方!空間もとても気持ち良くて、リラックスできました。

上田さんがお茶やコーヒーやお菓子を用意して下さっていて、それを頂きながら、みんなでおしゃべり。すごく楽しくて、みんなでいっぱい笑いました。

「この空間で、どんな素敵なイベントができるだろう?」と一緒に行った理事のやまさこさんとワクワク。新たなご縁に感謝です。

夜ご飯も大津駅前でみんなで食べました。大津駅前で近江ちゃんぽんを。おいしかったです。


あなたがいないと、この宇宙は「マジで」成り立たない

赤羽さんの「瞬時に動く技術」も素晴らしい本でしたが、また素敵な本との出合いがありました。さとうみつろうさん著の「神様とのおしゃべり」がその本です。理事の仲間の圭子さんが勧めてくれた本なのですが、すごくいい!すごく面白い!そして、すごく深い!なんか感動すら覚えました。

図書館で借りた本だったので、心に響いた言葉をノートに書き写しました。いくつか紹介します。

「『自分でどうにかしよう』という気持ちが消えれば苦しみは消える」

「夢は他人に語ると叶う
悩みは他人に言うと消える」

「存在しているだけですでに完全な役割をこなしながら、認められている。『あなた』という役割があるからこそ、そこに存在できている」

「宇宙にとって、あなたは文字通り『かけがえのない』存在」

あなたがいないと、この宇宙は『マジで』成り立たない」

なんかすごくいい言葉だと思いませんか?一つひとつの言葉が私は心に響きました。

この他にもすごく素敵な言葉が綴られていたので、またブログに書きたいと思っています。


かけがえのないあなた、かけがえのない私

「神様とのおしゃべり」は、どの言葉も心に響いて、感動的いや衝撃的な本でした、私にとっては。 

なかでも、
「存在しているだけですでに完全な役割をこなしながら、認められている。『あなた』という役割があるからこそ、そこに存在できている」
という言葉と、

「宇宙にとって、あなたは文字通り『かけがえのない』存在」

「あなたがいないと、この宇宙は『マジで』成り立たない」

は特に心に響きました。私の中で何かの変化が起きました。

私は統合失調症です。息子たちと離れて暮らさざるを得なくなって、のたうちまわるような、辛い思いも経験しました。

仕事がなかなか見つからなかった頃は不安で不安で「これからどうやって生きていけばいいのだろう?」と、絶望的な思いもしました。

「月と地球」に参加されていた方も「生きづらさ」を口にされていましたが、私もそんな思いを抱えて、苦しんでいた頃もありました。

「頑張らなきゃ。もっと頑張らなきゃ」
と自分を追い込んでいました。

でも「神様とのおしゃべり」に書かれている通り、私たちは一人ひとり、生きているだけで、そこに存在しているだけで素晴らしいのですよね?

私たちはそれぞれがパズルの1ピースのようなもの。その1ピースがなければパズルが完成しないように、宇宙も私たち一人ひとりの存在がないと「マジで」成り立たないのです。

障害があろうがなかろうが、
毒親に苦しんだことがあろうがなかろうが、
パワハラにあって苦しんでいようがなかろうが、
お金があろうがなかろうが、
生きづらさを抱えていようがなかろうが、

とにかく今・ここに存在しているだけで、それこそが意味のあることだし、価値のあることなのだと思います。

私が統合失調症という病気を発症したことも、きっと何かの意味があることなのだと思います。その意味を探し続けていきます。

あなたという存在は「マジで」素晴らしい!
私という存在は「マジで」素晴らしい!

最後まで読んで下さって、ありがとうございました



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