統合失調症でも幸せに生きられるVol40

ACTION READING


「受け身」ではなく、「攻め」の読書スタイルに

今日は、赤羽雄二さんの「ACTION READING」という本を読みました。とてもいい本だったので、この本について、ブログを書くことにしました。

「ACTION READING] のサブタイトルは、「一日30分でも自分を変える『行動読書』」です。自分を変えるために、攻めの読書をする方法が書かれています。

赤羽さんは、「行動するための読書」を習慣化することが大切だと、この本の中で述べられています。読むだけではなく、読んで学んだことを行動に結びつけることが大切なのです。本を読み、その内容を自分のものにして、それを行動に結びつけるための方法が、この本には、具体的に書かれています。

読書のメリット

「読書がいいと言うけれど、読書のメリットって何なのだろう?」と、思われる方もおられるでしょう。赤羽さんは、読書のメリットについても書かれています。まとめてみます。

まず、誰かに会う前にその人の業種や業務などに関連する本を読んでおけば、初対面の人とも話を膨らませることができ、良い人間関係が作れます。

次に、視野が大きく広がります。知識を詰め込むだけではなく、それを幅広い角度から見て、吟味して、理解することができます。視野を幅広く持つ人は、「できる人」になれます。

また、自分の「伸びしろ」を増やせます。赤羽さんは「人はいくつになっても成長します」とおっしゃっています。「自分はもう40歳だから、50歳だからこれ以上は成長しないというのは、ただの逃げではないか?」とおっしゃっています。逃げても、何もいいことはありません。「できる人」になるために、そして「もっとできる人に」なるために、本を読んで知恵を深めていくことが大切なのです。

そして、他人の痛みや気持ちがわかる人になることができます。自分の態度が変わるので、周囲の反応が変わり、好循環が起き始めます。

読書をすると、自分で「考える力」がつきます。読書をすると、想像力が刺激されて、発想が豊かになります。

また、読書をすると先じた手が打てるようになります。読書によって、洞察力や、推察力が強化されるからです。「次はこうなるだろう」「こうなるはず」と今後の展開を考える力がつくのです。

そして、「読書をすると、やる気が出る」と赤羽さんはおっしゃっています。私たちは、感動すると、ごく自然にやる気が出てきます、人間の脳の構造は、知的好奇心を刺激されると、やる気になる気になるようになっているのだそうです。やる気はコントロールできないもんではない、自らで上げることができるのです。

短い時間で、読んだ内容を身につける「集中読書術」

赤羽さんは、「30代までに300冊、それ以降は週に一冊のペースで、年間に50冊くらいを読むといい」とおっしゃっています。そして、読んだ内容を身につけるための読書術についても本の中で書いておられます。以下まとめます。

・本の扉に「日付と評価」を入れる。
・大事だと思ったところには、黄色の蛍光ペンで、線を引きながら読む。
・線を引いたページの右耳を折る
・読んだ直後に、本についてA4 メモ書きをする。
・数ページメモを書いたら、机の上に並べる
・書いたメモは、クリアファイルに入れる
・読むときは、1冊に集中して読む。
・本はなるべく買って読む。
・本を買ったら、なるべく積読せずにすぐ読み始める。
・読みながらノートをとらない。
・わからない部分があっても、戻って読み返さない。
・できるだけネットや電話を切り、集中して読む。
・「なぜこの本を手に取ったのか」を意識すると、頭に入りやすい。
・本棚の整理に時間をとらない。


アウトプットする

本を読むだけではなく、アウトプットすることが大切だと、赤羽さんはおっしゃっています。具体的には、次のようなことです。

・本を1冊読んだら、チャレンジシートを1ページ書く。 
  1.この本を読んだ目的、ねらい
  2.読んでよかったこと、感じたこと
  3.この本を読んで、自分は今から何をするか
  4.3か月後にはなにをするか、どうなっていたいか
※チャレンジシートの書き方についての詳細は、「ACTION READING」を参考にしてください。

・読んだら、ブログに書く。

・読んだら、できるだけ人に話す。

・一緒に読んだ仲間と、あれこれ議論する。※Facebookグループに、「アクションリーディング 行動するための読書」というグループがあり、意見交換できます。

・読んで半年ほどしたら、再読する。


「ACTION READING」を読んで

赤羽雄二さんの本は何冊か読みました。そのどれもが、素晴らしくて、気づきを与えてくださるものでしたが、「ACTION READING」も、たくさんの気づきを得られる素晴らしい内容でした。この本を読むまで、「受け身の読書」と「攻めの読書」というものがあることを知りませんでした。

本を読んだ後のアウトプットの大切さについても知りました。チャレンジシートも書いてみようと思います。たくさんのことを学ぶことができました。

やっぱり、読書っていいな!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


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