統合失調症でも幸せに生きられるVol24

『科学的に幸せになれる悩磨き』 岩崎一郎著

「利他の心」で生きる

「利他の心を持つ」ということ

利他の心を持つということは、どういうことでしょう?

「まずは自分」と考えるのではなく、まずは他者の事を考えることです。人の役に立てるのではないか?、人を喜ばせることはできないか?と考えることが、「利他の心を持つこと」です。

利他の心を持つコツは、脳を磨くことに繋がります、脳内のエゴを取り除き、脳がセルフレスな状態へと近づくのです。脳がセルフレスな状態になると、脳はバランスよく活性化します。

前のブログで、「他者と心を一つにできるような関係を持つ]ko尾の大切さについて書きましたが、利他の心を持っている人は、この関係が築きやすくなります。

利他の心で生きると、巡り巡って、自分に利益がやってきます。


共感に基づく利他行動

利他の心は、共感に基づくものと、そうでないものに分かれます。共感に基づく利他の行動とは、純粋に相手を思いやって行うものです。

たとえば、友人が困り悲しんでいたら、その気持ちに共感し、友人の力になれることはないか、宅に建てる事はないかと考えて行動するというようなことです。

共感を共にしない利他の行動とは、何かをしてくれた「お礼」として何かをしてあげることや「見返り」を期待して、何かをしてあげることなどです。

幸せに生きることに繋がるのは、共感に基づいた利他の行動です。

共感に基づいた利他の行動をすると、王が活性化されて、快感をもたらすドーパミンの分泌を増やします。

利他の心を持ち、利他の行動をすることで、人は前向きになり、視野が広がります。


人に何かをしてあげることは、自分の幸福感を長続きさせる

相手を思いやり、その人に何かをしてあげたり、市の人の幸せを思いやると、自分の幸福感を長続きさせることが分かってきました。

「相手を思いやる→幸福感を得られる→脳のアクセルが活性化する→7脳機能が高まる」という好循環が起こります。

普段から感謝や前向きになる悩の回路を鍛えていると、大変な時でも「感謝の気持ち」が持てたり、「気持ちを前向きに」できたりするようになります。利他の心を持つというのも、普段から利他の脳回路を使って鍛えることで、自分が大変な時でも、誰かのためになることができるようになります。


「一日一善」を心がける

「一日一善」という言葉があります。「一日一善」は、脳をうまく活用する秘訣であることが、科学的な研究で明らかになってきました。

利他の心を持つことは、そう難しい事ではありません、脳は、もともと利他的にできているのです。

「一日一善」を心がけて、利他の脳回路を鍛えることが大切です、それによって、利他の行動がとりやすくなります。

まずは、周囲に感謝することから始めてみましょう。周囲に十分な感謝の気持ちが持てるようになると、自然と、「次は自分が、誰かのために何かをしよう。何かをしたい」という気持ちがわいてくるはずです。

感謝槍田の脳回路を須戸ずつ鍛えておくことが、長い人生に大きな変化を起こしていくのです。


稲森和夫著 『生き方』

『科学的に幸せになれる悩磨き』の著者の岩崎一郎氏は、人生が変わった本と出逢ったと記しています。それが。京セラの創業者の稲森和夫氏の『生き方』です。岩崎一郎氏は、泣きながら読んだそうです。

私も、この本を読みました、そして、感動しました。

稲森和夫氏は生き方の中で、こう書いています。

「想いという絵の具によって、人生のキャンバスにはその人だけの絵が描かれる。だからこそ、あなたの心の様相次第で、人生の色彩はいかほどにも変わっていくのです」

「私たちはいくつになっても夢を語り、明るい未来の姿を描ける人間でありたいものです。夢を描けない人には想像や性向がもたらされることはありませんし、人間的な成長もありません。

なぜなら、夢を描き、創意工夫を重ね、ひたむきに努力を重ねていくことを通じて、人格は磨かれていくからです。

そう言う意味で、夢や思いというのは人生のジャンプ台である。そのことを強調しておきたいと思います。


私は、利他の心で生きられているか?

このブログを書くために、『科学的に幸せになれる悩磨き』の本を読み直してみているのですが、本当に素晴らしい本です。

「感謝」「前向きな気持ち」、そして「利他の心」。岩崎氏が本の中で大切だと言っていることは、色々な自己啓発本に書かれてあることで、目新しいものではありません。

でも、それらが脳にどのような影響を与えるかということを農家が君視点から述べられている点は、とても興味深いです。

自分自身が、「利他の心」で生きられているかと問われると、自信がありません。「見返り」を求めて行動していることが多いからです。

岩佐一郎氏が、「人生を変えた本」と言われている、稲森和夫氏の『生き方』は、本当に素晴らしい本です。稲森和夫氏や岩崎一郎氏のような偉業を果たすことはできないかもしれないけれど、『科学的に幸せになれる悩磨き』や、『生き方』の中に書かれていることを実践していきたいと思います

人はいくつになっても成長できるはずなのですから!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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