夢を生きる

舌がん歌手のしんび(清水由利恵)さん

昨日は、舌がん歌手のしんびさんのトーク&ライブのイベントに参加してきました。しんびさんは山梨在住の方。京都の妙さん(私のカウンセラーさんです)のお宅で開くことになった、トーク&ライブのイベントのために、山梨から京都まで来てくださいました。私も企画の段階から、このイベントに関わらせていただいていました。だから、イベントの当日を迎えられたことがとても嬉しかったし、感動しました。

しんびさんにリアルでお会いするのは、今回が初めて。綺麗で、面白くて、チャーミングで優しくて、本当に素敵な方でした。

舌がん歌手。そう、しんびさんは舌がんを患い、舌を半分切除されています。最初は、声を出すことも話すことさえもままならなかったとおっしゃっていました。そんなしんびさんは、「歌手になりたい!」という夢を持ち、リハビリを頑張って、その夢を叶えて、今は歌手と講演活動をされています。

しんびさんのFacebook のプロフィールです

「舌がん歌手、歌う講演家。2019年に舌癌を患い、舌を半分程失う。どんなときでも幸せを選択して生きる!この命を生ききる!を胸に歌い、講演している。本を出版し全国をまわり歌うトークショーをするのが夢」

すごいと思いませんか?

「歌手になりたい!」、「人前で歌いたい!」という思いを持って、頑張って、病気を乗り越えて、しんびさんは夢の一つを叶えられたのです。そして、今も夢に向かって、挑戦され続けておられるのです。それも、「髪を振り乱して、がむしゃらに」って感じではなくて、「しなやかに、柔らかく」。その姿がとても素敵でした。思わず応援したくなってしまいました。

そんな素晴らしいしんびさんとの時間を、大切な仲間たちと共有できたことに感謝です。


いっぱい笑って、深く共感して、いっぱい感動して、おいしく食べて

昨日のトーク&ライブでは、しんびさんだけじゃなく、私の素敵なお友達も歌を歌って下さいました。いろいろな国々で歌っておられる、シンガーソングライターのHiroe Abeさんや、「発達障害で『ぐちゃぐちゃな私』が最高に輝く方法」の著者で、ADHDの当事者でありながらも、プロのナレーターとして活躍されている中村郁さんも歌って下さいました。

妙さんが開かれているZoomのお友達の、ゆきさんは、「ドレミの歌」をハンドサイン付きでみんなで歌うという、とても楽しい企画をしてくださいました。

Hiroeさんの歌も、郁さんの歌も素敵だったし、ゆきさんと一緒にみんなでドレミの歌を歌うのはとても楽しくて…

感動したり、いっぱい笑ったり、深く共感したりと、その場の雰囲気をうまく文章で伝えられないのがもどかしいのですが、とにかく最高の時間をみんなで過ごしました。

親睦会のおやつタイムでは、妙さんが色々とおやつを用意してくださいました。その中の白玉が美味しすぎて、私は、「やめられない、止まらない」状態になってしまいました(笑)。ダイエット中なのを忘れて、食べ過ぎてしまいました。反省です。


Make A Wish Japan

今回のしんびさんのトーク&ライブはチャリティーイベントでもありました。「イベントの収益の一部は、Make A Wish Japanというボランティア団体に寄付することにしたい」というしんびさんの意向にみんなが賛同したのです。

Make A Wish Japanのホームページからです。

「メイク・ア・ウィッシュ」とは英語で『ねがいごとをする』という意味のボランティア団体です。3歳から18歳未満の難病と闘っている子どもたちの夢をかなえ、生きるちからや病気と闘う勇気を持ってもらいたいと願って設立されました。メイク・ア・ウィッシュは独立した非営利のボランティア団体で、宗教的、政治的団体ではありません」

たとえば、難病と闘っている子供が、「USJに行きたい」という夢を持ったらそれをサポートする医師や看護師などが付き添わなければいけない。その資金を集めて、アレンジして、子供たちの夢を叶える。そんな活動をしている団体なのだそうです。

夢を持った子供たちは、その夢を叶えるために、「生きる力」と「勇気」を持つのだそうです。素晴らしいなと思いました。

私も息子が二人いますが、彼らが子供時代に、もし難病を患って、闘病していたとしたら、「なんとかして、生きる力を持ってほしい。病気と闘う勇気を持ってほしい」と強く願ったはずです。だから、Make A Wish Japan
のされている活動は、難病の子供たちの夢をサポートするだけでなく、そのご家族の夢を叶えることをもサポートする活動なのだと思いました。

しんびさんのおかげで、そんな素晴らしい活動についても知ることができました。

HOME | Make-A-Wish Japan (mawj.org)



夢を生きる

しんびさんは、はっきりとおっしゃいました。
「歌手になりたい!人前で歌いたい!その夢があったから、病気と闘うことができた」
と。

「夢」ってそれくらい大切で、力を持ったものなのだと、改めて思いました。

私も、色々な夢があって、自分なりに頑張っています。でも時々、「私の夢に価値があるのかな?」「叶わないんじゃないかな?」と弱気になってしまう事があります。

そんな私に、しんびさんがおっしゃった、「夢を生きる。夢を持って、それに向かって歩んでいく、その過程がワクワクするでしょう?」「チャレンジすることが大切なのですよ」「チャレンジする人を増やしたいし、応援したいのです」という言葉が響きました。

「夢を生きる」。そうなのですよね。夢を持つことができている自分を自分自身が応援団長になって、エールを送ってあげればいいのですよね。

結果ももちろん大事かもしれないけれど、それに向かって歩んでいく過程を楽しめばいい。

チャレンジすることは、本当に素晴らしいし、私はチャレンジする人でありたいのです。

そして、「暮島さんの書く文章を読んだら、なんか元気が出てきた。チャレンジしてみる気になった」と言ってもらえたら、すごく嬉しいです。

あと2日で私のの53歳という齢が終わります。53歳の齢は、すごく素敵な出逢いがいっぱいありました。そして、たくさんチャレンジした齢でもありました。

もうすぐ迎える54歳。

どんな素敵な出逢いがあって、どんな学びと気づきがあるのだろう?なんかワクワクします。

「夢を生きる」
そんな一年にしたいです。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。





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