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【映画】ある閉ざされた雪の山荘でを見ての感想。

Amazonプライムで見られるこの作品、面白かったので感想をまとめたいと思います。
以下ネタバレを含みます。

①原作は東野圭吾のミステリー小説
原作が東野圭吾というだけで見たのですが、期待通りのミステリー感だったと思います。

②序盤〜中盤に漂う違和感
新作舞台のオーディション選考で劇団員7人はロッジで四日間の合宿生活をおくる事になります。
そこで舞台の選考に見せかけて本当の殺人が起きてしまうのですが、なんとなく違和感があります。
本当の殺人かと思ったら選考を中止し、ロッジを出ればいいと思うのですが、劇団員は四日間の選考を続けます。
なんとなく話ができ過ぎている感があるなーと思いました。その違和感の正体はラストまで見ると分かります。

③ラストシーン、3重のトリック
終盤のトリックネタばらしのシーンで、このロッジで起きた殺人事件は元劇団員とオーディション参加者の仕掛けたものだと分かります。
元劇団員は役に選ばれず、役者の道を断念。田舎に帰る事にしたが、そこで事故に遭い歩けない身体になってしまい、劇団員を恨んでいました。
そこで元恋人のオーディション参加の劇団員と手を組んで殺人計画を企てます。
しかし、元恋人も犯罪者にはなりたくありません。そこで殺人に見せかけた演技をする事にしたのです。
オーディションと見せかけて、殺人計画、しかしその殺人も演技だった。ここまで3重のトリックです。
序盤〜中盤にあった違和感の謎がとけた気がしました。

④4重のトリック?
3重のトリックで殺人は実際には起きていなかった。これで話しは終わりかと思いきや、最後、オーディション参加の劇団員が舞台で演じるシーンに切り替わります。
実はすべて劇中のお話でしたというオチ?。
どこまでが現実でどこまでが劇の話かは分かりませんが視聴者の感想に任せるという感じでしょうか。

・まとめ
Amazonのプレビューの評価は低いみたいですが、私しては高評価をつけたいですね。久々に見応えのあるミステリー映画が見れたと思います。

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