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敵を知り味方を知れば前詰危うからず【連続シリーズ】HADO前詰論!

敵を知り味方を知れば前詰危うからず


注意!HADO慣れてきた方向けコンテンツ
※敵味方が後衛同士の時に、相手の5221弾を大体回避できる基礎力を前提としています。
基本の回避をある程度習得してからでないと、あまり機能しませんので、アカデミーで習うか、上手い人から教わっておきましょう!


前章では、前詰の難しい点を挙げていきました。
ただ闇雲に相手の弾幕へ突っ込んでも返り討ちにあってしまいますからね。※まれに弾幕回潜る猛者もいますけど。
しかし、タイトルにある通り、前詰は敵味方のことを分かっているほど、上手くいく可能性が上がります!

今回は
①味方を知る
②敵を知る
の2点を突き詰めていきましょう!

味方を知る

フォーメーション作りで見えてくる味方の強み

前章では、チームと共に前詰しやすい環境を作ることで、前詰が楽になるとお話しましたので、まずは基本的な相談事項の1つ、フォーメーションの話へと話を広げていきましょう!
チームと話し合い、得意不得意に合ったフォーメーションを作って、チームメイトの「得意な部分」が活かせる構成を作りましょう!
※ここで挙げる「ヘイト」は相手から標的にされ狙われている状態を指す。

・基本の陣

定番フォーメーション

一般的な陣形。まずは後衛に3人配置し、ヘイトの集まり具合を見て、ヘイトがあまり向いていない誰か1人または2人が前に出ることが可能。
ヘイトを両サイドで交互に買うことができると、互いに前詰がしやすくなる。バランスよくいくならオススメ。

(Link:参考動画 Arc-A's vs Laugh Monsters)


・シオマネキの陣

(緑楕円:主な回避スペースのイメージ)

片方のアタッカーを中衛より前方に置く陣形。
開幕のヘイトを中衛プレイヤー側に集めることができるので、逆サイドは落ち着いて狙うもよし。途中で思い切り前詰して相手のペースを乱してもよし。
また、1人が中衛に行くことで、中央ポジションのプレイヤーが回避スペースを横に広く使うことも可能。
アクティブ前詰プレイヤーがいるチームはこの構成を好みます。

ちなみに、ネーミングは片腕だけデカいカニの名前から。

(Link:参考動画 UNIcorn vs HIBANA)


・逆三角の陣

(緑楕円:主な回避スペースのイメージ)

アタッカーないしはチャージャーを両サイドの前線あるいは中衛に配置する攻撃的な陣形。
片方だけにヘイトが集中されにくい代わりに、両サイド共に高い回避力が求められる。両サイドは最前線を2分割して、広く回避していく。
また、中央は1135か5221(5311)のことが多い。

対2壁戦でもよく見られる配置。

(Link:参考動画 57☆TOKYO vs Arc-A'S)


その他ヘイト買いのポイント

まず自分に球が集中している間は、回避に専念。
弾幕の雨が止んだら前へ行くというスタンスからまず始めていきましょう。
チーム間で誰が狙われているか共有するのもいいかもしれませんね。

敵を知る


前詰しにくい対面パラメーター

続いては、対面の相手パラメーターにより、前詰の難易度が変わります。
難易度の感じ方は個人差もありますが、相手後衛からの攻撃はスピード4以上、スケール3以上またはその近辺から難易度が上がります。
避けないといけない弾数の多さも難易度に影響します。

下記のランク付けは、相手が後衛から迎撃する場面に限定したランク付けです。至近距離での戦いになると、弾が大きくチャージが多いパラメーターの方が強くなります。

回避難易度S
5311
4411
3421

回避難易度A
3511
2521
4321
1441

回避難易度B
5221

回避難易度C
3241
3331
2251
3151

回避難易度D
1135

・難易度S

特に5311と4411はチャージが少ない分、一発一発の火力が高いです。大きく速く避けていきます。
これらに強いと、対2壁の攻略で有利に運べるようになります。現環境での理想の目標として、訓練できるといいですね。

(画像)4411相手に前詰は鬼難易度

・難易度A

スケールが大きい部類は、接近すると自滅する危険な分類です。スケールの小さいパラメーターを持つ相手と対面する味方に前詰してもらうか、中衛ポジションで様子を伺いながら接近するのがオススメです。

(Link:NG例動画)4321相手に前詰も結構取られやすい!

・難易度B

意外にも、人気パラメーターの5221は速いけど細い球なので、比較的小さな動きでも回避はできます。ただ、クイックに動かないと当たります。

(Link:OK例動画)弾の小ささに救われた

・難易度C

細かく沢山撃てるチャージャーの分類。ただし、相手も無限に撃てるわけではないので、チャージの切れ目を見つけて接近しましょう。

(Link:OK&NG例動画)弾幕かいくぐればチャンス!ただし…

・難易度D

1135の球はどちらかというと、自ら当たりに行ってしまうような形で失点することが多いので、「この位置に今行くと1135球に当たる」という空間イメージを持って、避けるコースを決めていきましょう。

(Link:NG例動画)意外と当たりに行っちゃう


誰の前にポジションを取るか?

上記の回避難易度ランク付けに付随する情報で、「この人相手なら前詰しやすい」と思う相手プレイヤーとそうでないプレイヤーがいると思います。
いわゆる相性の問題。過去の大会動画で対戦相手の傾向や癖を研究し、どんなポジション取った方が前詰をしやすいかを事前にイメージして、チームと共有していきましょう(研究の結果、前詰しない方が効果的という結論が出るならそれもアリ)!

また、プレイヤーによっては対面よりも対角ポジションで苦手な相手がいることもあります。対面と対角どっちが苦手かは、数年やりこんでいるプレイヤーでも判断が狂うことがあります。

(Link:参考動画 JAPAN CUP 2023決勝戦。開始直後のポジション取りに忙しいR1o選手とおっつー選手)


前詰して狙うターゲットは?

味方の陣形も、相手のパラメーターも分かったと過程しましたら、次は前詰をして誰をKOしていくか?というステップになります。
ここを疎かにすると、よほど上手くない限りは中々KOを取れません!
よくあるパターンを出していきますので、作戦づくりのヒントにしていってください!

1. 中央のプレイヤー
左右のポジションにいる相手は片側に人がいないため、比較的回避に使えるスペースが広いです。
中央ポジションの人はやや避けにくい環境なので、相手3人を後ろに引かせられたら、そこから崩すというのも手。

2. メインアタッカー
攻撃力ある相手を1人KOすることができれば、他の味方も前詰しやすくなります。連続してKOができると、ゲームの主導権を握りやすいです。

3. チャージャー
タンクの貼ったシールドを長生きさせるために、チャージ数の多い相手をKOしていくのもいいですね。
タンクのShield Active Time が長ければ、それだけ主導権を取れた証に。


まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は基本的なこととはいえ、考えることが多かったと思います!作戦立案や相手の研究は自分で頭を悩ませるも良し。得意なメンバーに頼むも良し。
また、チーム内でお互いの得意不得意をこの議題を通じて分析するのも面白いですよね。

さて、次回からはいよいよお待ちかねの実践編!
前詰は始めの踏み出し方がまず大事なので、次回にていいスタートを踏み出せるようになりましょう!

それでは、次回もお楽しみに!

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