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ディズニーバケパ問題
どうも皆さんおはにちばんわ。
ディズニー大好きIKEでございます。
最近ディズニーのバケーションパッケージについていろいろ書かれているのよく見かけます。
少し旅行会社目線でそして少しでもこれを読んで納得する人が増えてくれることを祈り書きました。
つたない文章ですが、よろしくお願いします
はじめに
ここ最近、Twitterのタイムラインを眺めていると、こんな文章をよく見かけます。
「今日もフォレストシアターシス調だった。
ワンデーのお金返してほしい。そのために入園したのに」
いや、ディズニーのホームページみろよ。と、僕は思うんですけどなんか波風が立ちそうなのでこの辺の話は少し置いておきます。
今回注目するツイートは、こいつではなくて、、、
「バケーションパッケージで10万円のフォレストシアターを最前列で見れるやつ買ったのに、シス調で見れなかった。
その代わりに、5000円返金された。フォレストシアター最前列の価値は5000円だということなんですね」
個人が特定されないように少し内容変えて書いていますが、概ねこんな感じの内容がよくTLに回ってきます。
某旅行会社勤務の私からしたら、あーなるほどねってなるんですが、旅行にあまり生きなれていない人やこの辺のルールがよくわからない人も多いともいますので、この辺を掘り下げていこうかと思います。
まず、ディズニーから送られてきた内容はこんなメールが送られてきます。
「バケーションパッケージは、標準旅行業約款の募集型企画旅行に属しており、ツアータイトルの中に記載ある事項について旅行開始後に変更が生じた場合、旅行代金の5%を変更補償金としてお支払いすることが規定されています(以下略)」
まぁ、よーわからん人からすればはぁ?ってなると思います。
一つずつ解説していきましょう。
標準旅行業約款とは
まぁ、簡単に言うとルールみたいなもんです。
募集型企画旅行?
ここで問題になってくるのがこのよく聞きなじみのない単語。
「募集型企画旅行」
旅行者をあらかじめ募集して料金をもらって実行される旅行のことを言います。
今回のケースだと、バケーションパッケージというくくりであらかじめ募集をして、料金を支払っていることから募集型企画旅行となります。
まぁ、もっと簡単にいうとパンフレットに書いてあるものは基本的にこの募集型企画旅行と思ってもらっていいと思います。
(多少、例外はありますがそれをいうと限りなく長くなり大変なのでここでは割愛します)
変更補償金とは?
ここが一番難しいし、聞きなじみない人が多いと思います。
旅行を申し込んだときにこういった行程で旅行のチケットとか宿泊施設予約したよって紙を旅行会社からもらうと思います。
その紙の内容と今回の場合で言うと実際に行われた行程が違ったときに支払われるものとなります。
今回当てはまってくるのは2番と9番の内容となります。
内容をよく見ていきましょう。
2番 今回でいうと記載されていたフォレストシアター最前列でみることができるよって内容の旅行となるためこの2番がまず適用となります。
じゃあ、9番は何かというと
このバケーションパッケージのツアータイトルにフォレストシアター最前列鑑賞券付きと記載がありました。
なので、9番も適用となります。
じゃあ、今まで行ってきた旅行でこんなことがツアータイトルと内容が違ってたとかあった人がもしかしたらいると思います。
なので、少し補足しておきましょう。
ツアータイトルに記載した内容であっても上記写真の1~8番までの変更に該当しなければ変更補償金を支払わなくてもいい。
また、天災地変、暴動、戦乱などで変更になってもこのお金は支払われませんし、
極めつけは1000円未満の場合は支払われません。
つまり、最高利率である5.0%の補償金をもらうにしても20000円以上の旅行商品を買う必要があります。
しかも、天災地変の場合はもらえないっていうのはもらえる人が少なさそう。
まぁ、なかなか難しい世界線。。。
と、まぁ少し余談を挟みましたが今回のケースでいうと
10万の旅行商品に5.0%の金額が返ってくる。だから、5000円なんです。
ここまであーだこうだ言ってきましたが例を出しましょう。
「〇〇の中華料理フルコースが食べられるツアー1泊2日」というツアーが10万円であったとしましょう。
これが、店の手違いで〇〇の中華料理フルコースを食べることができませんでした。
ここの中華料理フルコースは普通に食べれば3万円以上でした。
それでも返ってくる金額は5000円となります。
つまりは、このバケーションパッケージもそうだし、今例にだしたケースもそうだし結局は旅行の商品だということなのです
最後に
まぁ、ここまで長々と書いてきましたが確かに本来のオープンから1年近く延期していざ開けてみればシス調の嵐。
なんでやねん。楽しみにしていたのに。見れないのは残念。高額なもの買ったのに、その気持ちも十分わかります。
ただ旅行という商品の特性上しょうがない部分であるのは間違いないです。
そして、間違えてほしくないのは、別にディズニーは最前列の権利を5000円くらいだろと思って5000円という数字を出しているわけではないということです。
たぶん自分が、購入していたら納得いかないと思います。ただ、少しでもそういった人たちの心が落ち着けばいいなと思っております。
つたない文章ですが、最後までありがとうございました。
脚注:標準旅行業約款ー国土交通省 P.11
https://www.mlit.go.jp/common/001339267.pdf
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