なぜ目は"二つ"なのか
最初に言います。この記事は思い付きで書いており、内容は書きながら考えています。脈絡のない文章になっているかと思いますが、軽くこんな考えもあるんだなくらいに見てくれると助かります。
結論から書きますと、目が二つあることにより草食動物は視野をほぼ360度カバーできるからだと思いました。
目の数による違い
一つ目と二つ目の違いは奥行きを感じられるかどうかです。これは有名な話ですが、片目をつぶると奥行きが正しく認識できなくなります。今手元にある塩と味の素を持って片目をつぶってみると確かにどちらが奥行きかわかりません。これを写真で共有できないのはつらいですね。
三つ目になるとどうなるのか、これは正直知りません。三つ目になればさいころの面が同時に4面以上見えるわけですが、どのように見えるのか想像がつく人はいないと思います。いるかも。ワンチャン。
三つ目でなく二つ目なのは、エネルギー的な側面が大きいと思います。視覚の処理は感覚器官の中でもかなりエネルギーを消費しており、目が一つ増えればそれだけ消費エネルギーは大きくなります。
二つ目を搭載している読者諸君ならわかると思いますが、両目でものを見ても物体Aが二つに見えることはありません。すなわち、脳内で二つの視界を統合処理して奥行きを把握しているので、単純に三つ目になったから二つ目の1.5倍のエネルギーになるかと言えば違う気がします。
最低二個あれば配置でカバー可能
もう少しいうと、三つ目で得られる情報による生存的利益はエネルギー増加量にあってないんでしょうね。馬と人間では目の配置が違いますが、これは視界を広げ捕食者の認知しやすくするためです。
一方人間やその他生物の視界はそこまで広くありません。
といいつつ鳥はかなり広いですが。
これを見ると視野範囲と両目の視野はトレードオフの関係にあることが分かります。草食動物は視野が広い一方で物体認識が不得手、肉食動物は視野が狭いが物体認識が得意、といえます。
何はともあれ二つの目があれば、配置によってそれぞれの生物に適した情報が得られるのでそれ以上は必要ないのでしょう。どちらかというと二つ目で視界の360度を把握できるのが大きい、というか直接的な原因なのでしょうか。肉食動物にとって両目視野は重要でしょうが、草食動物の視野角ほど生存に直結していないと思います。草食動物にとって二つ目がお得であり、そこから肉食動物が進化したので、目の数がそのままということもあるかもしれません。
結論
単眼、複眼、カメラ目についても書きたいですが知識が足りませんし何より眠くなってきました。結論は草食動物にとってお得ということにして寝ます。