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小さな体で大きな力

先日、従兄弟の結婚式があり、約半年ぶりに東京を出て京都へ行ってきました。

やはり旅行って最高。非日常を感じることでこんなにもリフレッシュできるのかと。

今回結婚したのは私よりも一つ上の従兄弟。母方の家系での従兄弟は私の弟含めて全部で8人。6年前から毎年のように一人、また一人と結婚していき、今回の結婚でついに一番下の23歳と私だけ残っている状態です、、、

誰かいい人いないかな、、、
さすがに5歳下には負けたくない!!!笑

我が家の家族関係

少し話は変わりますが、私の家の家族構成は父、母、私、弟の4人。
今回の結婚式で久しぶりに家族4人が揃ったわけですが、実は私の両親はあまり仲がよろしくないのです。

物心ついたときから祖母の家以外で家族旅行には行った記憶は一切ないし、普通の外食でさえ家族そろって行った記憶は数えるほど。家の中でも両親が楽しそうに会話しているのはほとんど見たことがないレベル。私が中学生のころから数えて15年ほど、よく離婚せず一緒に暮らしているよなと思うほどでした。

大学生のころから、娘として私なりに関係性改善の努力はしてきたつもりで、それぞれから愚痴を聞いたり、家族旅行の提案をしたり、誕生日にはプレゼントを買ってお祝いするムードを作ったりと色々やってみました。仲が悪い理由も直接両親に聞いてみたこともありますが、出てくるのは決まってほんの些細な愚痴ばかり。母親曰く、私には到底理解できないほどの小さな積み重ねが現在のこの関係性を招いているとのことで、当時の私は非常に頭を悩ませたのを覚えています、、、

結局両親の関係性を改善することはできないまま、大学を卒業する22歳のときに私は一つの結論に辿り着きました。

両親にはできるだけ仲良くいつまでも一緒にいてほしいが、それはあくまでも私の娘としてのわがままな意見であって、父、母それぞれに自分の人生がある。2人の関係は当人の2人に任せて、離婚することになっても受け入れよう、と。


さて話は今回の結婚式に戻るのですが、冒頭で述べた通り従兄弟の大半は結婚済みで、弟もしっかりと2年前に結婚。2歳になる息子までいるという、姉としてはかなり先を越された気持ちです。。。泣

約1年ぶりに2歳になる弟の息子に会ったのですが、まあ、、、かわいい。

意思の疎通はある程度できて、3単語くらいで話すこともできるキューピーちゃんみたいなイメージ。大好きな車を見つめる純粋な瞳はすごくキラキラしていて、「ああ、子どもって素晴らしい」なと。

それ以上に私が驚いたのは、孫をかわいがっているときの両親の姿。距離感、笑顔、お互いに会話をする姿全てが私が見たこともないもので驚きを隠せず、3度見しました。

私が何年も努力して実現できなかった2人の距離感を、弟の息子(2歳児)は孫というその存在だけで瞬間的に縮めてしまったのです。本当にすごい。

関係をつなぎとめるもの

今回の一件で、学んだのは

ポジティブな共通の話題、存在が生む会話の影響力は大きい

ということ。

今回は孫でしたが、これが犬や猫といったペットでも両親をつなぎとめる存在になるなら飼ってあげようかな~とも。

私が結婚してもう一人の孫をつくるのはかなり先になりそうなので、一旦選択肢からは外しておきました。笑

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