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『ネクタイ地獄2』日記02

この日記100回目にソロアルバム『ネクタイ地獄2』を完成させるというチャレンジをしてみようという企画。
1回目の記事はこちら。

じつは自分にとってこういうソロ企画は、
曲を作る以前に、コンセプトや内容が一番大切なところ。

つまり、

「自分が伝えたいこと」

これに尽きるわけです。

アート(芸術)と捉えれば当然のことなんですが、
ギターだけ弾いて作業していると没頭して忘れてしまうことでもあるんですね。

一人でジャムってて
「なんかこのリフいいね!」なんて感じのもの。

もちろん、こういうフィーリングものも大切な要素だし、
なんか新しいことっていうのも、技術主義のギタリスト感覚としては、
自分を進化させたい大切なモチベーションなのですが、
単純にそこを押し広げて曲を作っても、技術力を伝えたいだけのものに仕上がってしまい、ギターをやらない人には分かりづらい音楽になっちゃう。
その結果、自分としてはアートじゃなくなっちゃうなと。

だから自分は「なんかこのリフいいね!」っていうものは、
iPhoneのボイスメモにネタとして録音しておくだけです。
「いつか日の目を見てね!」という思いで録音してます。

いわゆるネタ帳みたいなものです。

〜中略〜

私が目指しているソロの作曲は、

・伝えたい内容コンセプトで全体像をイメージ
・イントロからエンディングまでコード進行を作る
・トラックメイキングする ←ポイント1
・ギターフレーズを考える ←ポイント2

このポイント1〜2でネタ帳が役に立つのです。

こうすることで、コンセプトに沿った感情重視な作曲をしながらも、
ギタリストらしい新しいことへのアイデアを散りばめることができるのです。

細かい作曲作業に関しては過去のnoteを↓


今回はどんなコンセプトをテーマにしようか?

じつは、2年前の2020年に北京滞在しているときに書き残したソロアルバムに関したメモがありまして、それを数ヶ月前に発見しました。

そこには、ソロアルバの全体コンセプト全12曲の各曲のテーマが事細かに書かれていたのです。
自分では完全に忘れていましたが(笑)

そこに書かれていたコンセプトが

「感謝」


なんです。

新型コロナウイルスで世界がパンデミックに突入した2020年、
約半年の一人北京滞在で、だいぶ孤独を味わったのもあったのですが、
世界中のたくさんの人が、コロナ禍で、立ち止まり、
人生を再設定しましたよね。

忙しい毎日を過ごしていたときには気付かなかったことなど、
価値観が変わった瞬間だったのではないでしょうか。

そこで、今の自分があるのは、いろんな方々の支援があってこそ成り立っているので、その感謝をテーマにアルバムを作りたいと思った次第です。

機材をお借りしているメーカーさんもそうですし、
もちろんファンの皆さんもそうです。

感謝するテーマを絞り、それにフィーチャーするものを合わせ、
作曲しようと考えています。
前述した通り、全12曲分、テーマはもう書き上げているのですがね(笑)
それも今後、1曲ずつ紹介していこうと思います。

あと98回ね(笑)


よろしければ、
このアルバム制作など創作活動も観れる下記「小林信一3.0の会」への
ご参加お待ちしております。

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