銭湯日記 24
最寄り駅の商店街のはずれに、その銭湯はある。
先週であったか、銭湯を訪れる前に、また近くの駅ビル内の中華料理店に立ち寄った。
皮から手作りの餃子というのが、気になった。二個から注文できるという。
お腹もすいていたので、餃子5個と、単品のライスを注文した。焼きたて熱々で、予想以上においしかった。また予想以上に大きく、5個目を食べている途中で苦しくなったほどだ。
帰りに会計を済ませると、ほぼ同じ値段で餃子4つにスープと杏仁豆腐付きの定食にできると店員が教えてくれた。メニューには書かれていない情報だ。できれば先に知りたかったが。
また行こうと思う。
銭湯では、いつものように低温サウナで汗を流した。最近は、1セットにつき8分が目標で、水風呂をはさんで3セットくらいがちょうどいいようだ。
サウナは、裸で自分に向き合い、自分の限界を肌で感じることができる場だ。
その限界が、たとえしょぼかったとしても、それは仕方のないことだ。
大切なのは、自分のしょぼさに向き合い、きちんと認識することではないかと思う。
そして、しょぼい自分を卑下することもなく、かといってしょぼさに甘んずることもなく、自分なりの目標を持てたらいい。
そんなことを思った。