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スクールを卒業後、フリーランスになった私の体験談
Webデザインのお仕事がしたくて、40代で学び始めました。
スクールで学び、転職活動を経て、現在はフリーランスとしてWebデザインやSNS運用を中心に仕事をしています。
振り返ると、「デザインを学ぶこと」だけではたどり着けなかった今があります。
自分の経験や強み、学んだスキルをどう掛け合わせていくか――それが大きなポイントだったなと日々感じています。
この記事では、私が感じたこと、学びながら見えてきたことを体験談としてお届けします。
同じように挑戦を考えている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
1. 私の紹介
(スクール卒業後のダイジェスト)
まずは私のスペックです。
#40代 #元専業主婦(歴10年) #主婦ママクラス出身 #北千住校サポートスタッフ #元広告営業&制作進行管理 #趣味ハンドメイド
専業主婦として10年(社会人として10年のブランクあり)
スクールのサポートスタッフを経験
転職活動で45社落ちもInstagram運用代行の仕事を得る
Instagram運用→SNSディレクターになる
フリーランスのためのプロジェクトの第1期生に
市の起業セミナーや交流イベントに参加
STUDIOでのHP制作やLP制作、バナーコンペに挑戦
SNSディレクター&Webデザイナーとして活動中
専業主婦として家庭を支える日々を送り、そこから一念発起してWebデザインスクールを受講。卒業後サポスタを経て、SNSディレクターになった経緯は以前、こちらにてお話ししました。今回はその後のお話です。
(ご興味のある方はこちらをクリック↓)
春に卒業してからの7ヶ月間は、新しいことに飛び込む日々でした。
Instagram運用から声をかけていただき、SNSディレクターとして活動を始めたのが最初の一歩。
夏からは半年間のフリーランスプロジェクトに参加することに。 秋には地元の起業セミナー(全4回・1日6時間)にも参加し、同じように頑張る人たちと繋がるきっかけを作りました。
それと並行して、サイト制作やLP制作、バナーコンペにも挑戦しました。迷いもありましたが、「やってみよう」という気持ちだけで、とにかく無我夢中で取り組みました。
そんな毎日の中で、今は人との繋がりに支えられながら、フリーランスとしてSNSディレクションやWebサイト・LP制作、グラフィックデザインなど、少しずつできることが増えてきました。お世話になった方々に感謝しつつ、小さな一歩を積み重ねる日々です。
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2. スクールでの出会いと気づき
初めてスクールの校舎を訪れたとき、20代や30代の方たちが多く、不安と緊張の連続。
トレーナーさんもほとんど年下で、質問するのも、クラスの仲間に馴染むのもドキドキしていました。
でも一歩勇気を出してみると、案外緊張しているのはみんな同じだったりします。
仲間たちと意見を交わしたり、課題に取り組む中で、自分にしかない得意なことも見えてきました。
「ヒアリングが得意かも」「コーディングは苦手」「マーケティングがやりたい」などなど。
そんな気づきが、仕事を得る際のアピールポイントになりました。
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3.伸びしろがないなら手持ちのスキルを活かす
はじめは、「私にはデザインセンスがあるわけじゃないし無理かもしれない」と思っていました。
広告営業時代の経験なんてデザインには関係ないし、と。
でも、ディレクターやフリーランスになってみると、法人向けのメール対応やスケジュール管理、提案資料作成、プレゼン力、即レス対応などなど。
営業力が必要な場面も多いとわかりました。
WEBデザイナーと言っても、デザインだけが仕事ではない。
相手の時間を奪わないとか、すぐ見てもらえる見せ方をするとか。信用してもらうために即レスを心がけるなど。
上司から当たり前と教えられたことが意外とすごく大切なことで。
これまでの経験の価値を知ることができました。
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4. 小さな一歩を積み重ねる
就職活動は悲しいくらい上手くいかず、結果45社応募して惨敗した私。
どうしても年齢で引っかかってしまう現実と10年のブランクの厳しさに直面しました。
その中で最初にいただいたのは、SNS運用の仕事でした。
「デザインじゃないけどやってみたい。」その気持ちだけで始めましたが、その仕事を全力で取り組むうちに、1か月後にはSNSディレクターのお仕事もいただきました。
今はSNS以外のデザイン制作にも声をかけていただけるようになり、少しずつ仕事の幅が広がってきています。
小さな一歩が、次のチャンスを広げてくれるんだ!と実感しました。
職種に囚われすぎないことも大切だと感じています。
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5、フリーランスになって見えた新しい景色
フリーランスとして働く覚悟を決めたことで、たくさんの出会いがありました。
フリーランスのプロジェクトに参加して新たな仲間や先生との出会い。
コンペに挑戦したり、交流イベントに顔を出したり。
仲間のアドバイスで、市主催の起業セミナーにも参加。先生のご紹介で交流イベントにも行ってみました。
その中で感じたのは、「つながり」が仕事の広がりを生むということ。
いろんなところに顔を出してみる、とりあえず「出来ます!」と言ってみる。
一人で完結する仕事はありません。だからこそいろんな繋がりを広げておく。
プロジェクトチーム、スクール時代の仲間とのつながりに支えられている部分はとても大きいです。
フリーランスは自由な働き方ができる反面、責任も伴います。頼れる、相談できる先があるのは安心だし、私も何か返せないかと調べたりします。
何より楽しいし、モチベーションが上がります。みんないつもありがとう!
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6. 自分のペースで進むことの大切さ
40代で新しい挑戦をするのは、勿論苦しい部分もあります。
独身の時はプレーヤーでいられたけれど、年齢を重ねるとサポートしたり、支えとなる立場になったりします。
自分のことに時間の全てを使うことはなかなか難しい。
だからこそ、満点ではなく70点を積み重ねていく。
自分に無理のないペースで、一歩ずつ進んでいくことが大切です。
「始めること」よりも「続けること」が難しい業界だからこそ。
肩の力を抜いて、続けるために楽しまなければ!
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7. 最後に
この記事では、私の体験談をお届けしました。
「こうした方がいい」というアドバイスではなく、「こういう道もあるんだな」と感じてもらえたら嬉しいです。
「やりたい」と思う気持ちは、何より大切な原動力です。
ぜひその気持ちを信じて、一歩ずつ踏み出していってくださいね。
たとえば、普段オンラインだけならスクールの校舎に実際に行ってみる、誰かに声をかけてみる、でもいい。
その一歩が、あなたの未来を変えるきっかけになるかもしれません。