植物の不思議ーワイヤープランツの実と観葉植物の「お育ち」の話
こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。
忙しさにかまけて、noteの更新が滞っておりました。
忙し過ぎて、更新が滞っていた期間のことを思い返しても走馬灯のように・・・とはいかず「あれ?何してたっけ?」というほどでした。
とても充実はしていたので、心は失くしていません(笑)
さて、今日は珍しい植物の様子のご紹介と、観葉植物の「お育ち」について書いてみようと思います。
ワイヤープランツとは
ガーデニング好きの方なら、寄せ植えにしたりグランドカバーとしてお庭に植えたりしたことがあるでしょう。
ワイヤーのような茎に、小さな丸い葉っぱがつきます。
比較的日照や土質も選ばず、環境に適応してしまうと繁殖力も旺盛。あっという間に蔓性の茎を伸ばしていきます。
育てるときの注意点は、蒸れないように風通しの良い場所に植えること。
鉢に植えている状態で葉を落とす場合には、根詰まりしていないか・肥料切れを起こしていないか確認しましょう。(何せ生命力があるということはそれだけ根っこもよく伸びるし、栄養もたくさん欲しがるということ。)
不思議なプニプニを発見!
元々、ワイヤープランツは「観葉植物」の分類なので、温度変化のある屋外よりも比較的温度・湿度の安定した温室を好みます。
そんな、温室育ちのワイヤープランツに不思議なプニプニを発見!
「あれ!?何だこれ」
よくみると、ワイヤープランツにいくつものプニプニがついています。
触ってもとても柔らかくてグミみたい。
これ、実はワイヤープランツの実。
チューリップの形に似たグミのような部分が、果実部分。
中心の黒いゴマのような部分が、種。
ということは、ワイヤープランツには花が咲くのです。
花は薄い黄色で、これまた小さな小さな花を咲かせます。
これだけ無数の実がなっているということは、そこそこ盛大に花も咲いたのでしょうね。
大きな株なので、実も発見しやすかったのですが、一般的に販売されている小さなポット株だと、見逃してしまうかもしれません。
この、湿度の高めの暑い時期から秋頃まで見かけることがあるかもしれません。
皆さんのワイヤープランツもチェックしてみてくださいね。
「お育ち」が良いとは?
ワイヤープランツのお話から、なぜ観葉植物の「お育ち」の話になったかというと、、
このワイヤープランツを育てていらっしゃった生産者さんの育て方を聞いていて、それならここの子(観葉植物)はどこへ行っても大丈夫!と思ったから。
産地▶︎市場▶︎販売店▶︎ご自宅と、何度か生育環境が変化することを想定して、厳しい環境にもある程度耐えられるように育てられているので、自宅に着いてからもトラブルが少ないな。と感じました。
「お育ち」も確認してね
観葉植物を購入して家に迎えたのに、どうも上手く育たない。
家に連れ帰って間も無くから、調子が悪そう。
そんな時はぜひ、自宅に招き入れた観葉植物が、購入した状態ではどんな土に植わっていて、どんな根っこの状態なのか。を確認してほしいのです。
そうすると、この子が家にやってくるまでにどんな育てられ方をしていたかを、ざっくり知ることができます。
植え替えしてみると、全然根っこが出ていないものにも出会ったことがありますし、土の半分が土ではないもの(具体的には避けます。)に植わっていたものもあります。
どういった生育環境で育っていたかは、ある程度は想像するしかありませんがその時と同じような状態で育ててみる。そうやって様子を見てみることも大事です。
花の苗でも同じこと。
どこの生産者さんのものなのか。もしもそれが分かるならそれも苗選びの選択肢の一つになりますよ。
なかなか、確認は難しいかもしれませんが頭の片隅にでも置いておいてください。
まとめー自信を持って勧められるもの
私の中に、特に植物に関しては、これはこの人のコレ。あれはこの人のコレ。とオススメを決めているものがあります。
切り花を扱われる花屋さんでも、その花の産地をよく知っている方が多いのは「お育ち」も関係しているでしょう。
自分が自信を持って勧められるものがある。ってとてつもない安心感に繋がりますよね。
さて、雨ばっかりで本当に雨ばっかりで(しかもかなり豪雨で)久しぶりに今日晴れた空を見ることができました。
空にはすっかり夏の雲。
夏休みももうすぐです。
お父さんお母さん、がんばりましょう(笑)
今日はここまで。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
ワイヤープランツの実を見つけたときの様子を、私のInstagramでもご紹介しています。もしよかったら、覗いてもらって気になったらフォローしてくださいませ☆
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