<秋の野の花>『お月見泥棒』とお月様へのお供えのお花
こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。
今年も中秋の名月を楽しみました。
月もとても綺麗にはっきり見えて、とても良い月見になりました。
中秋の名月の花
お月見の日には、我が家では昔から野に咲く花を生けてお月様にお供えするという風習というか、習慣があります。
その時の野の花に限るので、毎年少しづつ内容が変わるのです。
今年の中秋の名月は、9月17日とまだまだ暑さが厳しい。
自宅前の野原にはまだ彼岸花も出ていません。
もちろん昨年同様、ススキの穂も見かけません。
そこで今回は、、、
実家に咲いていた終わりかけの白萩、道端に咲く女絵師(オミナエシ)、キバナコスモス、ヘメロカリス、サンカクバアカシア、ススキの葉という、いつもより少し派手なラインナップとなりました。
来年はなんと、10月に入ってからの中秋の名月になるのだそう。
そうなると、白萩と女絵師はもしかしたら終わっているかもしれません。
逆にススキの穂は見つけられるかしら。
年々暑さが長引いているので、野の花たちもさぞ驚いているのではないかと、来年も同じような時期に会えるのか、、、心配しています。
お月見泥棒は来年まで
私が子供の頃から、お月見の夜には集落の子どもたちが各家庭へ行って、お菓子をもらう。という風習があります。
それはそれは毎年、楽しみにしていました。
この「お月見泥棒」の風習は、全国区ではないそうで「ハロウィンの真似をしているんだろ?」と言われたこともあるのですが、そうではないのよ(笑)
息子は現在中学二年生。
今年も約3ヶ月分のお菓子をもらってきていました。
高校生になると流石にお月見泥棒には参加することはなくなるので、来年まででおしまい。
それでも、地域の子どもたちがきっと楽しみにしていると思うから、お菓子の準備は続けていこうと思います。
「おはぎ」は「お萩」
中秋の名月の前に、敬老の日がありました。
その日に、いつも可愛がってもらっているお向かいのおばあちゃん(血縁はありません。)に、息子からちょっとした敬老の日のプレゼントを渡しに行きました。
それは、前日に体育大会のお小遣いをいただいたから、そのご報告も兼ねて。
すると、中秋の名月の日に、そのおばあちゃんから美味しそうなおはぎが届いたのです。
短期間に、とったりやったり(笑)
田舎らしいやりとりです。
とても美味しいこし餡のおはぎ。
このおはぎの「はぎ」は「萩」の名前から来ていると言われています。
ぼたもちとも呼ばれるのは「牡丹餅」そう、花の「牡丹」から来ているのです。
だから、春は「ぼたもち」秋は「おはぎ」と名前が変わるんですよ。
まとめー一生に一度の体験報告
先週は、慌ただしい週末、そして週明けでございました。
息子の体育大会からの敬老の日そして中秋の名月。
この3つ、全て息子がいてこその行事なので(もう私には祖父母がおりません。)ありがたくそれなりに楽しませてもらいました。
それでね、その体育大会でとんでもないことが起こったのです。
なんと、閉会式の中で行われる「万歳三唱」のお役目が当日の1時間半ほど前に、急遽回ってきたのです。
舞台の上に立って、一言申し上げてからの、ばんざーい。と言う人です。
大役です。
一生やることはないと思っていた役目です。
慌ててカンペをいただいて、そのルールやマナーなんかを教えてもらうために。歴代の経験者の方に声をかけました。
こんな事でもなければ、お話をする機会もなかったであろう方たちに、とても親切に教えていただきました。ありがたい( ; ; )
おかげで、無事に大役を務め切りましたが、、、
そんなこんなで私、息子の後半の活躍がうろ覚えでございます。
賑やかに体育大会から中秋の名月までを乗り切り、こんな体験をさせてくれた息子にも感謝して、ご報告を締めくくりたいと思います。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。