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ごはんできたよ 鶏の叉焼(チャーシュー)

先日煮干しラーメンを自宅で食った作ったことをかきました。その中で登場する叉焼(チャーシュー)の話です。

叉焼には実は2タイプあります。本家中国の叉焼。これは焼豚と書いて名の通り、焼いて作ります。色も赤っぽい色をしています。対しておなじみ日本のラーメンに乗っているあの叉焼は、焼いて作るのではなく、煮て作るいわば「煮豚」。味わいや食感にも大きく差があり、中華の叉焼は甘辛くスパイシーでしかも焼いているので、比較的硬い。対して日本の叉焼は煮て作るため柔らかいのが特徴です。

通常叉焼は豚肉の三枚肉などで作るのですが、だいたい100gあたり200円程度するので、原価でも1本で1000円はしてしまう。ちょっと勇気のいる値段ではあります。しかも時間かけて作ったわりには、ぺろっとあっという間に食べてしまう。

そこでもっと安価にカジュアルにできないかと考えたのが、鶏の胸肉を使った叉焼なのです。最近コンビニではサラダチキンという、胸肉をスパイスで蒸してつくるものがよく売られていますね。あれのもっと醤油っぽいものを作ろうというわけ。胸肉なら100gで100円もしないので、かなり安くできます。

というわけで、作り方です。

●材料
・胸肉1枚
・醤油、酒、水 1対1対0.5
・ネギ(青い部分)10cmほど
・生姜1かけ
・胡椒少々
・八角 1かけ
・砂糖 小さじ1
 その他タコ糸
●作り方
タコ糸で胸肉をしばる。適当でOK 。
フライパンを熱して、皮目から焼く。この時、皮をパリッとなるまでしっかり焼いておくと香ばしくなります。
全面に焼色がつけばOKです。

胸肉以外の材料を小鍋に入れて沸騰させます。
その中に焼き目を入れた胸肉を投入し、弱火で30分ほど煮ます。
火を止めて、容器に入れて粗熱が取れたら冷蔵庫に。
これだけ。半日もすれば味が染みた美味しい鶏の叉焼ができあがります。
スライスしてラーメンに乗せるもよし、中華風サラダなど他の料理に使うもよし。

今回は安い鶏の胸肉ですが、もちろん豚肉でもOK。コツは皮目をこげる程度焼くことで、香ばしさが出ます。

■肝心の味は?

黙って人に食べさせると鶏であることに気が付きません。やったね。これなら安いし、気兼ねなく食べられるし料理にも使えます。

ちなみに、煮汁は沸騰させておけば、次に作る際に継ぎ足して使えます。また、チャーハンを作る際の味付け、ラーメンの割り下などにも使えて便利ですよ。

お試しあれ。

おうちごはん。





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