新プロジェクト 「ミヤヴラマク」
かねてから構想していた新しいプロジェクトの初の顔合わせをしてきました。シュタイナーの治療教育から生まれた竪琴「ライアー」と中近東の打楽器「ダラブッカ」、そして中央アジア発祥の弦楽器「ウード」による新プロジェクトです。お声がけしたのは同じ地元のマルシェで知り合った、ライアー奏者の浜島史子さん、そして同じ中東音楽仲間でアラブ系の打楽器(ダルブッカ、ドフ)奏者の日馬智恵子さん。智恵子さんとはやはり地元のイベントでご一緒した経験があります(下写真中央)。からりとした性格でとても気持ちのよい方。タイコもとても上手なので、随分前からご一緒したいとずっと思っていたのです。
ちなみにライアー(竪琴を表すドイツ語)ですが、ジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」で木村弓さんが伴奏で弾いているのがきっかけで注目されるようになりました。
曲は、スペインに移住したユダヤ人、いわゆる“セファルディ”の伝統音楽を基本とし、ケルトのトラッド、日本の民謡、僕のオリジナルなども演って行く予定。
「ミヤヴラマク」とは、トルコの言葉で「猫が鳴く」という意味。メンバー全員が猫を飼っている(史子さん宅3匹、智恵子さん宅1匹、ウチ3匹。合計7匹!)ことからつけました。みな動物好きというのも大きなポイントなのです。
まだ先日合わせたばかりですし、アレンジもまったく固まっていない。ライブも決まっていないのですが、ゆるくやっていきたいと思うのです。以前少し焦って進めたことで、空中分解してしまったユニットもありましたので(苦笑)。
演奏会は、いわゆるライブハウスではなく、ブックカフェなどの空間でPA(音響設備)がないところで、生音で地味にできればよいかなと思っています。
ここでどんな音楽が生まれるかが楽しみなのです。
あ、下の写真で持っているのがライアーですが、僕が担当する楽器もちろんウードですので(めっちゃ笑っている:笑)。
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