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隙間

今回は私、鈴木葉大が、記事を書いていきます。

変化する「場」

私の趣味として、探索があります。建築だけでなく、庭園やみんながわいわいがやがやしてる場も含めて、いろいろな空間を体験するのは好きです。変わらないと言われる建物も、使われ方や時間帯、季節などによって緩やかに微細に変化することを感じるたびに、人間しているなぁと感じられます。だからこそ、何度同じ場所に行っても違う発見があったりなかったり、します。

文芸大を散策して

1月の最終日、1月31日に文芸大を散策しました。

頑張っているデザインの人達

僕も建築学科で模型を作る大変さはしみじみわかっています。去年も卒業設計で
5メートルぐらいの模型を作っていまして、頑張っている人を文芸大で見て、なんとなく元気になりました。頑張ってくれ!

隙間の発見

何度も散策がわからないぐらい散策していますが、今回も新しい空間がありました。それは、文芸大の最上階である12階の細長い窓です。こんな感じ(↓)

意味不明なところにある窓

この窓はどんなところにあるねんと思うようなところにあり、建物の端に出窓のようにあり、なんのためにあるのだろうと思ったのですが、この季節のこの時間のためにあったのかなと思いました。


窓から見える景色

やや南側に落ちる太陽によって、西南西から西日が差し込み、その西日に誘われるように窓を覗き込むと、アクトシティの曲面が滑らかに西日が入り込み、夕方が夜へと変わっていく。

冬の黄昏時に生まれる誘いの窓。なんでなんだろうと思うような場所も時間や季節が合うと豊かな景色を作ると思います。「静岡はなんもないよね~」とか言われますが、そんなことはなくて、僕らが見つけられてないのかなと思うと、なんだが僕らが生きている世界に対してワクワクが止まらなくなってきますね。みんなの知らない、あなただけの知っている浜松があったら、是非みんなでシェアしてみてください。きっと面白い話になると思います。

次回もお楽しみに!

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