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世界の里山⑤ヨークシャーデールズ、ペニゲント山

久しぶりに、いい里山に登ったので、紹介します。今回はイギリスのヨークシャーデールズ国立公園にあるペニゲント山です。ヨークシャデールズ国立公園はマンチェスターの北にある公園で、果てしなく広がる草原と、山と呼べるくらいの起伏があり、なかなか風光明媚な公園です。今回、ヨークシャーデールズを訪れた目的はロッククライミングだったのですが、あいにくの雨天だったため、クライミングを諦め、ハイキングを楽しんできました。

滞在したのはセトルという小さな街の外れにあるその名も「ヨークシャー地下協会(Yorkshire Subterrenean Society)」という洞窟探検倶楽部が管理する小屋でした。ヨークシャーデールズはイギリスでも屈しの洞窟地帯なのです。

ペニゲント山はヨークシャデールズでも人気の山で、登山道もよく整備されており、雨天にもかかわらず、結構な賑わいでした。Googleマップにも登山道がキチンと表示されます。

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小屋を出るとすぐに登山道が始まります。両方を石塀で囲まれた農業用の道ですね。遠くにペニゲント山が見えます。

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登山道の両側に広大な牧草地が広がっています。絵に描いたようなイギリスの田舎の風景です。

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長い、まっすぐな道を進みます。だんだんペニゲント山が近づいてきます。

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イギリスの山でよく感じるのは「大きさを感じにくい」ということです。大きさの目安となる木などが無いため、一見するととんでもなく大きく見える山でも、近づくとそれほど大きくない!ということがよくあります。ペニゲント山も例外ではなく、この辺から見ると、「でかい!」と感じますが実際の高低差は100mあるかないかくらいだと思います。ペニゲント山の面白いところは、ご覧のように2層の岩の層からなるんですが、下の層が石灰岩、上の層が砂岩と、岩質が全く異なるという点です。地質には詳しくないので、どのように成層されたのかはわかりませんが・・・ 

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山の上は台地になっていて、天気が良ければ絶景が楽しめるんでしょうが、今回はあいにく雲の中です。

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頂上に向かう登山道にも綺麗な石畳が敷かれていて、快適です。

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下山道

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下山する頃にはやっと雨も上がり、青空が出始めました。

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下山道の最後で羊の群れに出会いました。いつ見ても、牧畜犬は賢いですね。

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というわけで、大した説明もなく、写真の羅列で終わってしまいましたが、ヨークシャーデールズのスケールと美しさが少しでも伝わればと思います。

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