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第1夜 おしゃべりなビーバー。

とても緑豊かな森で 小さめの丸メガネを掛けた丸々と太ったオスビーバーのシュガーと いつもサンダーソニアの花のイヤリングを付けた とても可愛いメスビーバーのソルトが、一緒に働いていました。

オスのシュガーは、ソルトが大好きでした。

毎朝 シュガーがソルトを呼びに行き二人で毎日、山を越え崖を越え 木を切りに行きました。

シュガーは、女の子のソルトの気を引こうと、一日中 ソルトに向かって おしゃべりをしていました。

「そのイヤリングカワイイね!」

「俺はすごくモテるんだ!」

「誰よりも早く木を切れるぜ!」

「わては、人の気持ちが分かる優しい男ですわ!」

「森のパンケーキの店の秘密を教えてあげようか?」

などなど、女子のソルトの気を引きたい 一心でとにかくしゃべり続けます。

しかし、話せば話すほど、ソルトは とてもつまらない顔をしていました。

そうです、ソルトはシュガーが大嫌いでした。

ソルトがシュガーを嫌いになる理由は、話がつまらないのも もちろんですが、それだけでは ありません。

話が つまらないくらいは 聞き流していれば 済むので 嫌ですが耐えられない程ではありません。

ソルトがシュガーを大嫌いな理由……

それは……

とてつもなく 臭いのです。

シュガーは、口から下水道のような臭いと、体中から お酢のような酸っぱい臭いがしていました。

毎日毎日 同じ話しと 胃の中から何か込み上げてきそうな悪臭……

ソルトは それが嫌で嫌で仕方ありませんでした。

しかし ソルトは、とても優しかったので、ずっとガマンしていました。


いつものように臭いシュガーが 可愛いソルトを呼びに行くと ソルトの姿が見えません。


「あれ?今日は どうしたんだろう?木を切りに 先に行ったのかな?」


先に行くことなど今まで一度もなかったので シュガーは 不審に思いながらも取り敢えず いつも木を切りに行っている山に向かいました。


山に向かう途中の崖のそばで 見覚えのあるイヤリングが落ちているのを見つけました。


「ああっ!これはソルトの片方のイヤリングだ!」


シュガーは 嫌な胸騒ぎがして走って ソルトのことを探し出しました。


走って走って走り回って 崖の下に大きなクマの死体の横にソルトのつけていたもう片方のサンダーソニアの花のイヤリング見つけたところでシュガーは 諦めて寂しそうにトボトボと歩き家に帰りました。


家に帰って シュガーは とても悲しみ毎日毎日泣いていました。


そして、3日目の朝に泣き止み こう呟きました。


「こんなことなら 好きって伝えればよかったよ。」

この話の教訓・・・好きって伝えよう。

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ハチロウとドリル
サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!