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俺がうんこ漏らしたっていつから気づいてた?
ハチロウです。
僕はうんこを漏らしました。
幸いビチグソでしたから、すぐに開き直れました。
吹っ切れた人間は強いものです。
駅のトイレに行きパンツを捨てて、Tマネージャーに電話しました。
「Tさん、申し訳ありません。ちょっと高熱を出してしまいまして、今日は休ませてください」
「いいよ、いいよ。無理しないで。ゆっくり休んでね」
これでもう休みか~。買い物でもして帰ろうかな~と思ったのですが、ノーパンだったのを思い出して家に帰りました。
さっさとスーツを捨てて、三国無双しながらゴロゴロしたあと、もう一回うんこしてたら、母が帰ってきました。
「あんた、どうしたん。今日、もう帰ってきたん?」
「うん。今日、直行直帰やったから取引先だけ行って帰ってきてん」
直行直帰したのはうんこだけだったのですが、そんなことは母も知らない方が幸せです。僕なりの思いやりです。
そして、礼儀正しい僕は次の日会社に行って、早速Tマネージャーにあいさつしました。
「Tさん。昨日は突然休んで、すみませんでした」
「いいよ、いいよ。ハチロウ君。
そんなことより、お腹痛いの大丈夫やった?」
礼儀正しいはずの僕が、返事すらしませんでした。
Tマネージャー。
いや、Tよ。
もう上司ではないのだから、はっきりと言わせてもらおう。
「キサマッ!!!!!
いつから気づいていた!!!!
いや、いつから見ていたんだ!!!!!」
Tマネージャー。
あのときは大変申し訳ありませんでした。
僕は会社を辞めて独立しましたが、いまの仕事ではまだ一度も漏らしていません。
いまの僕が漏らさずに働くことができているのは、すべてTマネージャーが温かく見守ってくれたおかげです。
この話の本当度。100%。
あ~あ。絶対書きたくない話を書いてしまった。墓場まで持って行こうと思っていたのに。なにがぎりぎり嘘じゃない話だよ。本当の話ばっかりじゃねーか。やってみてわかったけど、嘘書くほうが難しいツーの!!
他のnoteを書いているみなさん。
僕の創作のマストアイテムは、ネタ帳です。
ネタ帳は何よりも大事です。
ちゃんとネタをメモっておかないと、僕みたいにうんこ漏らした話を書かざるを得なくなります。気をつけましょう。
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