フェイント。
ドリルです。
僕が 20歳そこそこの時 ヤマンや地元の友達とフットサルチームを作ろうといって何人か集まり 公園で練習するようになりました。
僕は サッカーなんて人気スポーツをした事なかったですが キャプテン翼は 全巻持ってたので もうやってるのと一緒だということで やってみることにしました。
キャプテン翼を読んで いたのでサッカーの知識は完璧です。
キャプテン翼では……
スカイラブハリケーンといって人間を土台にして驚異的なジャンプ力を出したり。
そのスカイラブハリケーンを阻止するために平気でゴールポストへ登ります。
こうやってゴールに見事にトライするのも常識です。
サッカーボールがコンクリートにめり込むという事も キャプテン翼が教えてくれました。
サッカーを続けていれば重力すら無視できるようになるというのも知りました。
日本代表にもなると体のバランスもおかしくなるんですね。大変です。脚なっが!!顔ちっさ!!じとうくんでっか!!
何頭身やねん!!
だいぶ 話がそれました。申し訳ございません。
サッカーの知識は完璧ですが なにぶんやった事は ないので勿論 練習は 必要です。
そこで K公園に集まってみんなで 練習します。
僕とヤマンだけ少し早くK公園に着いたので 先にウォーミングアップをする事にしました。
「ヤマン!僕の凄いフェイント見せたろか?」
「えっ?何なん?そんなんできんの?」
「当たり前やん。よう見ときや!!」
っといって 僕は ボールの周りをピョンピョンピョンピョン飛び回る。
「…………………。」
ヤマンは 困った様子で じっとこちらを見ています。
「ヤマン!こっからもっとはやくなるでぇえ!!」
僕は 更に速度を上げて ボールの上をピョンピョンピョンピョン、ピョンピョンピョンピョン……
ピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョンピョン………
『グキッィィ!!』
「痛ダァー!!!!」
僕は 足首を捻ってしまい 転げ回る!!
「おい!ドリル大丈夫か!ボールの上飛び跳ねてるだけで、なんのフェイントにも なってなかたし!」
「いったぁー!痛すぎる!これ捻挫したんちゃうか!どうしよ、翼くんみたいに 痛み止め打ってもらって練習しようかな……。」
「いや、もう帰ったら?」
この話の本当度 90%
続く。
次の日 この捻挫が原因で酷い目に遭います。
しかし、世の中には 本当に キャプテン翼に出てくるようなアシナガカオチッサ人がいてるんですね。
こんなやつおるかい!!
と漫画を見た時は バカにしていましたが……
あしなっが!!顔ちっさ!!めっちゃデッカ!!
彼女は カザフスタンのバレーボール選手でサビーナ・アルティンベコバさんです。
身長182㎝で 股下120cm。体の3分の2が足です。
そして、12頭身あるらしいです。
12頭身!!
高橋陽一先生 ごめんなさい。