いったいなぜそれでカフェオレが出せるのか
ハチロウです。
世にも奇妙な喫茶店の話です。
大学生だった頃、友達と地方に遊びに行きました。
歩き疲れてのども渇き、カフェにでも入りたい気分。
でも、相当に田舎だったのでカフェなんてありません。
そもそも自販機すらありませんでした。
ところが、そうこう思いながら歩いていると、一軒の喫茶店に出会いました。
失礼ながら、非常にボロボロ。
おしゃれな古民家風ではなく、半分廃墟です。
普段だったら必ずスルーするお店です。
でも、僕たちにはほかに選択肢がありません。
もうのどがカラカラなのです。
ぎりぎり営業中のランプがついています。
勇気を出してその喫茶店に入りました。
すごく腰の曲がったおばあさんが出てきました。
日本昔話みたいでした。
僕はいいました。
「アイスコーヒーを一つ」
「アイスコーヒーはありません」
「え?じゃあ、ミルクで」
「ミルクもありません」
「え?じゃあ、冷たいドリンク何あります?」
「カフェオレ」
「いや、それでカフェオレできるんか~い!!!!」
この話の本当度。30%
実際は心の中でツッコんだだけなので、-70%。
本当はビンに入っているオレンジジュースがあったけど、恐ろしいほどほこりが積もっていたり、ほかにもメニューらしきものが壁に書いてあったけど、ほとんど読めませんでした。
コーヒーがないなら紅茶もないだろうと思って、選択肢がミルクしかありませんでした。
でも、よく考えたらミルクの方がお腹を壊しそう。
たぶん、もう営業していない自宅兼お店で、パックのカフェオレだけ冷蔵庫にあったんでしょうね。
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サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。
要するに心から嬉しいということでです!