うどん。
ドリルです。
今は昔 15年ほど前にコジヤンと2人で『のらや』という うどん屋さんに うどんを食べに行きました。
コジヤンとは 中学生からの友達で 中学生から背も高く筋肉質でムキムキしかも 頭も良く、そして シャクレてました。
そんな シャクレコジヤンとは 大人になってからもよく遊んでいました。
そして、その うどん屋さんは 当時
『15玉以上 食べれば 食べた分だけ お食事券を発行しお代は 無料!!』
というキャンペーンをしていました。
うどんは 麺類なので 飲み物と同義語。
15玉くらいなら いけると踏んだ 僕は コジヤンを誘って食べに行きました。
ガタイの良い コジヤンは
「そやな、15玉くらいやったらいけるやろ。
今回の戦いは そこから どれだけ伸ばせるかが ポイントやな。普通の大食い系と違って終わりなき戦いに なると思うで。」
「うん、そやな。いかに噛まんと飲み込むか…あと人間は15分〜20分たつと満腹感を感じるからそれまでに一気に食べるスピードも大事やで。」
そう2人で しょうもない作戦を立てて いざ 大食いバトルへ挑戦することになりました!
そして、熱々のうどんが 運ばれてくる。
そうか!
多分 これは、店側の作戦なんだろう。
これだけ熱いと 普通の人なら飲み込むのに時間が掛かってしまう。これで 時間を稼ぎ 満腹感を促すきだ。
ただし、これは『普通の人』に限る……。
笑止!!
これくらいの 妨害で僕の舌が 怯むわけが無い!
僕は 猫舌の反対!!……って なんて言うんやろ? 猫の反対……そもそも 人間以外の動物は 熱いもの食べへんよな……えーと、、、熱に強い……熱に強い……!
超合金?
僕は 超合金舌だ!!
この超合金舌のおかげで 僕はズルズルとうどんを飲み込む。
7〜8杯食べた所で コジヤンを見ると、
まだ2杯!!
「おっそ!コジヤン大丈夫なん?」
「俺、猫舌やから あかんねん。まぁ、猫舌差し引いても そろそろお腹いっぱいやわ。」
「おいおい、絶望的やんか!まぁ、苦しかったらやめとき、気持ち悪くなるまでやる事ちゃうし。」
「そやな、まぁ もう少し頑張るわ。」
そう言って また、2人で黙々と食べ始める。
そして
12杯
13杯
14杯
と食べて……遂に!!
15杯!!
コジヤンが 興奮気味に言う!
「すごいやん、ドリル!!
でも、ここからが 本当の闘いやぞ!!
まだ、いけるか?いけるんかぁ!!」
「大丈夫や!任せとけ!
コジヤンは 自分のうどんに集中しといてくれ!」
しかし、15杯目くらいまで食べてくると お腹がいっぱいになるのとは また別の問題が出てくる。
そう……味に飽きてくるのです。
僕は うどんに七味を大量に入れたり ソースを入れてみたり色々と味を変えてみた。
しかし、いくら味を変えてみても うどんはうどん……
とうとう、うどんを見るのも辛くなってきたので……
「コジヤン……あかん…もう気持ち悪いわ。
もう うどん見るのも 辛い。 この辺でやめとくわ。」
「そやな、ドリルにしては 頑張った方やろ。
もう ええんちゃう?」
そう言って結局 僕は21玉 コジヤンは3玉のうどんを食べ切りました。
お会計の時に のらやの店員さんが
「惜しかったですね!一応 今 大阪のトップが23玉だったんで2位ですよ!いやー、興奮しました。これは、商品券になります。
あっ、それと会員証見させて頂いたら今月誕生日月だったので 今日 食べて頂いた うどんの玉の分だけプレゼントさせて頂いています。」
といって 僕とコジヤン24玉づつ、あわせて48玉 お土産で頂いた……………。
もう、うどんは 見たないよ。
この話の本当度70%
大阪か全国かちょっと忘れてしまったのと確か2玉差って言っていたと思います。あと、のらやで使える 商品券をいくら貰ったか忘れました。
そして、この後 向かいにあったガストに入り コジヤンは ドリンクバー 僕は ガストバーガーを食べて反省会をしました。
女子がよく言う 『ハンバーガーは 別腹』と言う言葉がしっくりくる夜でした。
サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!