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結婚式、という思い出の配当を毎年受け取る。

他の記事では基本敬語で書いてるけど、「堅苦しいなー、人柄が見えて来ない」と自分で読んで思っていたのでタメ口チャレンジします。

3年前に結婚式を挙げた。

式場選びは妻と一緒に3件ほど周り、アクセスや会場の雰囲気、料理、価格などを総合的に判断(銀行員ぽい言い方)しつつ、以下2点が決めてとなった。
・プランナーさんの対応
・アニバーサリーアルバム

プランナーさんの素晴らしい対応については以下の記事を参照。


アニバーサリーアルバムとは

挙式当日スタジオにて撮影される、
ご親族集合写真やお二人の記念写真を1冊にまとめて アルバムを作るのですが、
当ホテルのアルバムは台紙をどんどん増やしていくことが可能です。

そこで、結婚一周年記念や二周年記念、マタニティー記念、赤ちゃん誕生の記念、
お子様の七五三に入学式…などなど。
ご家族の節目節目に、当ホテルに帰ってきていただき記念写真を撮影して頂いております。
しかも、一年に一回は撮影料も無料なんです
最初はお二人から始まって、お子様が誕生されて、家族が増えていく様子を1冊のアルバムで
記録に残されるととっても素敵です
撮影後は、ホテル内のレストランにてご家族皆様でお食事もされています

式場HPより

というように、要は立派なアルバムを作ってくれて、しかも年に一回は無料(通常2万円くらいする)で継続的に写真を撮ってもらえるというものだ。

年に一度、家族写真を撮れることに魅力を感じた。家族の成長を記録出来たらいいなぁなんて思って。

それから3年後

そして、先日4回目となる写真撮影に出向いた。

式の日から順調にページを重ねることができている。
1回目:式当日。ツーショットと親族の集合写真。
2回目:妻妊娠。お腹ぽっこり。
3回目:子ども誕生。1歳。
4回目:今回、子ども2歳。

こんな感じ。ここまでテンション高くないけど。

子どもの成長を感じられて嬉しい限り。
式が終わっても関係が切れないという点もなんだか嬉しい。行くたびに式のことを思い出せる。

ちなみに、私たちを担当してくれたプランナーさんは最近退職してしまったのだが、3回目までは私たちの写真撮影の場にも顔を出してくれた。

「◯◯さん(妻)妊娠されたんですね!おめでとうございます!」
「お子様無事に産まれたんですね!可愛いです!」

と言ってくれた。式の当日まで最高に良い対応をしてくれた彼女だが、式が終わってもそれは続いた。すごすぎる。本当に良いプランナーさんに担当してもらえた。

後の支配人である、と言われても納得する。


思い出の配当

このアニバーサリーアルバムのおかげで、年に一回式場に出向くきっかけができ、当時を思い出すことができている。

妻とは毎年、
「お義母さんが式の開始直後、すぐに泣き出して笑った」
「妻の職場の方々が作ったムービーに私がサプライズ登場してびっくりした」

なんて同じ話をしている。

思い出の配当、とはDIE WITH ZEROという本に書かれている内容であり、「思い出を作ると、それ以降思い出したり一緒に経験した人と語ったりして何度も味わうことができる」というもの。


結婚式は近年減少傾向で、賛否両論あるイベントだけど私たちは本当に挙げて良かったと思っている。

当日も楽しかったし、お互いの親を喜ばせることができたし、何よりこうして何度と思い出しては当日を懐かしむことができる。

高価な出費ではあったが、充分に元はとれている。

ちなみに、私が1番よく思い出すのは式の最中ではなく、式が終わった夜に妻と2人で「おつかれした!」と祝杯を上げた居酒屋の光景である。
無事にやり遂げた安堵と、元々籍は入れていたものの式を終えたことで「これからこの人と歩んでいくんだなー」と実感が湧いたことが印象に残っている。

これから

この年に一回の家族写真は、ずっと継続していきたい。子どもが難しい年頃を迎えても、この日だけは一緒に出かけたい。
酒が飲めるようになったら、写真を撮った後に飲みにいきたい。何度も式の話を聞かせてやりたい。
そして、孫も含めて写真が撮れたら嬉しいことこの上ない。

写真撮るのついて来てくれよな、我が息子よ

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