過去にこだわらず明日に生きる...3歳の世界〈絵本をギフトに5〉
こんにちはhachiです☺︎
シリーズ「絵本をギフトに」では、各年齢の発達、発達に合った絵本の紹介をしています🌈
一方で、年齢に囚われず、絵本は大人にこそ読んでほしい。癒し効果、哲学書など、可能性は無限大。絵本のある暮らしは人生を豊かにしてくれます☺︎
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3歳の世界...過去にこだわらず明日に生きる
唯我独尊の時代。「自分が!」と猛アピールする中で、他者とぶつかる葛藤をくぐって、自分をコントロールする力をつけていきます。
また、臆することなく挑戦するため、失敗もしますが、「過去にこだわらず明日に生きる」前向きな思考を持っています。
かいじゅうたちのいるところ
作:モーリス・センダック 訳:神宮輝夫 発行所:富山房
ある夜マックスは狼のぬいぐるみを着て大暴れ...お母さんに夕ご飯抜きで、寝室に放り込まれた。すると、部屋に気が生えて、海になり、かいじゅうたちのいるところ・・・
色味を抑えたイラストは、夜の気配を残していて、どこか心を休ませてくれます。また、マックスから子どもは「マインドフルネス」の達人だと教えてくれます。
めがねうさぎ
作・絵:せなけいこ 発行所:ポプラ社
うさこは目が悪くなってメガネを買いました。ある日、メガネがないことに気づいいて、探しにいきます。ふくろうの目、ウサギのしっぽ...すると、おばけがやってきて、うさこを驚かそうとするけれど・・・
お気楽なうさこと、素直なおばけのやりとりに思わず笑ってしまいます。少しずつ長めのお話に移行していきたい3歳児にぴったりの絵本ですよ。
3びきのやぎの がらがらどん
絵:マーシャ・ブラウン 訳:せたていじ 発行所:福音館書店
三匹のやぎは草を食べるために、山にやってきました。しかし、橋の下にはトロルという化け物が。小さなやぎと、中くらいのやぎは機転によって、橋をわたることができました。大きくて強いやぎはどうするのでしょうか?
ノルウェーの有名な民話。北欧ではおばけの類をトロルと総称するそうです。あのムーミンもトロルの一種!最後の「そこでチョキン、パキン、ストン、はなしはおしまい」が好き♪
そらいろのたね
作:中川季枝子 絵:大村百合子 発行所:福音館書店
ゆうじが模型飛行機を飛ばしていると、きつねがきて「そらいろのたね」と模型飛行機を交換することに。そらいろのたねを植えて水をやると、なんと空色の家が生えてきた! ヒヨコ、ねこ、ぶた、ゆうじ、友だち・・・だんだん大きくなる家にみんなで入って・・・
そらいろ(水色)のお家が生えて、小さい順番で入っていく、かわいいお話しです。シンプルなイラスト。色も鮮やかで春・夏に飾りたくなる絵本ですよ。
おわりに
唯我独尊の3歳児!かいじゅうにも、おばけにも、トロルにも負けません(笑)「過去にこだわらず明日に生きる」失敗なんか怖くない!いつも3歳児に勇気をもらいます。ぜひ、3歳の世界を楽しんで下さい♪
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