iOS 18にしたらiPhoneが重くなった?写真アプリの“拡張ビジュアル検索”を見直して解決しよう!
みなさん、こんにちはハチおじです!
先日、Xを見ていたらこんな投稿を見かけたんです。
「iOS 18にしたらiPhoneが重くなった!」
「拡張ビジュアル機能をオフにしたら治った!APPLEに勝手にデータを送信しているし、これは絶対に悪い機能だ!」
これは本当なのでしょうか?
今回はこの「拡張ビジュアル機能」について詳し比べたので解説していきます!
iPhoneの「拡張ビジュアル検索」とは?
iOS 18から写真アプリに追加された「拡張ビジュアル検索」は、写真の整理や検索をより便利にする新しい機能です。
この機能をオンにしておくと、AIが写真内のランドマークや建物、人物、物体などを自動で認識し、必要な写真を簡単に見つけることができます。
例えば、家族旅行で訪れた京都の写真を探したいとき、「京都旅行」や「清水寺」といったキーワードで検索するだけで関連する写真が表示されます。また、「子供の写真」や「ペットの写真」といった検索も可能です。
手動でアルバムを整理する手間が省けるため、忙しい日常でも写真管理が簡単になります。
例:こんな場面で役立つ!
旅行の思い出を振り返りたいとき
京都旅行中に撮影した写真から「清水寺」や「金閣寺」の写真だけを探したい場合、この機能があれば一瞬で見つけられます。子供の成長記録を見返したいとき
「子供」と検索すれば、子供が写っているすべての写真が表示されます。特定の日付やイベントごとに整理しなくても、AIが自動的にタグ付けしてくれるので便利です。ペットの写真をまとめて見たいとき
ペットの名前や種類で検索すれば、犬や猫などペットが写っている写真が一覧表示されます。
こうした便利さから、「拡張ビジュアル検索」は日常生活でも大いに役立つ機能と言えるでしょう。
バックグラウンド処理による影響
このように便利な「拡張ビジュアル検索」ですが、その裏ではiPhoneに一定の負荷がかかる場合があります。
この機能は、写真アプリを使用していないときでもバックグラウンドで動作し、新しい写真や既存の写真データを解析しています。
この処理が原因で、以下のような影響が出ることがあります。
1. iPhoneが重くなることがある
写真データを解析する際にはCPUやメモリが使用されます。特に古いモデル(例:iPhone 11以前)では、この処理負荷によって動作全体が遅くなることがあります。
写真アプリを開いていなくても裏で作業を行うため、「最近iPhoneの動作が重い」と感じる原因になる場合があります。
2. バッテリー消費が増える
AIによる画像解析やサーバーとの通信はバッテリーを消耗します。特に長時間利用している場合には、バッテリー持ちへの影響が顕著になることがあります。
3. ネットワーク通信量への影響
写真データの一部(暗号化された特徴データ)がAppleサーバーに送信されるため、モバイルデータ通信を利用している場合には通信量が増える可能性があります。Wi-Fi環境では問題になりにくいですが、モバイル通信では注意が必要です。
「拡張ビジュアル検索」をオン・オフする方法
もしiPhoneの動作が重く感じられたり、バッテリー消費や通信量が気になる場合は、この機能をオフにすることで改善する可能性があります。
以下は設定手順です
設定アプリを開く
ホーム画面から「設定」をタップします。
「写真」を選択
設定メニューから「写真」を見つけてタップします。
「拡張ビジュアル検索」をオフにする
メニューの一番下までスクロールすると、「拡張ビジュアル検索」の項目があります。
トグルスイッチをタップしてグレー(オフ)にします。
これで機能が無効化されます。再び利用したい場合は同じ手順でオンに戻せます。
まとめ
「拡張ビジュアル検索」は非常に便利な機能であり、「京都旅行」や「子供」といったキーワードで簡単に写真を見つけられるなど、多くのメリットがあります。
一方で、この機能は裏で処理を行うため、iPhone全体の動作速度やバッテリー消費に影響する可能性もあります。
こんな人にはオンがおすすめ!
写真整理や検索を効率よく行いたい人。
旅行先やイベントなど、大量の写真を撮影する機会が多い人。
最新モデル(例:iPhone 14以降)など性能に余裕のある端末を使っている人。
こんな人にはオフがおすすめ!
古いモデル(例:iPhone 11以前)を使っていて動作速度が気になる人。
バッテリー消費やモバイル通信量を抑えたい人。
プライバシー保護を重視し、サーバーとの通信を避けたい人。
自分の使い方や端末状況に合わせて、この機能を上手に活用し、快適なiPhoneライフを楽しんでください!