北海道コンサドーレ札幌 2022補強オススメ選手GK編

北海道コンサドーレ札幌のGKは現在4人在籍しています。

正GKは37歳の菅野孝憲選手 日本代表経験そして柏時代にはJ1優勝も経験したこともある大ベテランです。

セカンドGKには身長2mのルーキーの中野小次郎選手

そしてルヴァンカップで出場していたミシャチルドレンの大谷幸輝選手と札幌アカデミー出身の阿波加俊太選手と続きます。

サッカーは年齢でやるものではないとしてもやはり気になるのは菅野選手の年齢

2020シーズンは大学在学中の中野小次郎選手をJリーグ特別強化指定選手として起用していたので2021シーズンも中野小次郎選手の出場機会が増えると思いきや今季試合に出た時のパフォーマンスだったり怪我も影響して出場機会は少なく菅野選手がリーグ戦は完全なレギュラーとしてプレーしています。

中野小次郎選手に関してはエリートリーグではプレーしているがやはり出場時間が足りてないなと私は考えています。

菅野選手は来季も残留として中野小次郎選手の期限付きでのJ2、J3への移籍というのもなくはないかなというのと同時に

チームが上に行くには菅野選手とレギュラーを争うレベルまたは菅野選手を上回る可能性のあるGKを獲る必要もあるのではないかと考えました。

そしてここでようやくオススメ補強候補という本題に戻りますが

色々な選択肢があると思いますが、今回は実際今季J1でプレーしていたGKの中から候補を考えました。

やはりある程度計算出来る選手だったり

中野小次郎選手の成長やもしかしたら数年後にあるかもしれないク・ソンユン選手の復帰を考えると若手よりもある程度完成された選手の方が今の札幌には合ってるのではないかと考えました。

今回挙げる選手は共に現在降格の可能性があるJ1クラブのGKなのでチームが残留するとまた状況は変わってきますが。。。


一人目は

大分トリニータの高木駿選手です。

高木駿選手は現在32歳でチームのキャプテンを務めています。

181センチとGKとしてはそこまで大きくありませんが、大分がJ2時代に昇格したシーズンから正GKを務めてきた選手です。

昨シーズンは韓国のムン・キョンゴン選手の存在そして今シーズンはポープ・ウィリアム選手の加入で年間フルで出ている状況ではありません

高木選手はゴールキーパーとして安定したセービングが持ち味ですが

彼の最大の特徴は左足のキックとビルドアップの技術です。

これはミシャさんのサッカーにおいて早い段階でフィットする可能性が高いGKに重要なポイントです。

ビルドアップでのミスから失点したこともありますが、それでもチャレンジを続ける彼のプレースタイルは魅力的であり

GKながら札幌の攻撃においても大きくプラスの要素を与えられる選手ではないかなと

データとしてはセービング率がJ1の中でもトップ3に入ったこともあるのでセービングも期待出来ます。

菅野選手とレギュラーを争うことは間違いなく可能な選手だと思うので大分の状況次第ではありますが、もし札幌が正GKクラスの選手が欲しいと考えた場合に魅力的な選択肢ということでオススメさせていただきます。

そして二人目は

徳島ヴォルティスの上福元直人選手です。

上福元選手も高木駿選手と同じく32歳です2020シーズン徳島に加入し1年目で正GKとして徳島のJ1昇格に大きな貢献をした選手です。

東京V時代は2018年のJ1参入プレーオフで後半アディショナルタイムに自ら得点を奪いチームの勝利に貢献したことでも有名ですよね。

上福元選手も182センチとGKとしてはそこまで身長が高い訳ではありませんが

チームを救うビッグセーブと高木駿選手同様にビルドアップにとても長けたGKです。

上福元選手と高木選手は共に大分で片野坂監督の下チームメートとして過ごした期間もあるのですが

上福元選手は大分のサッカーでビルドアップを学んでそれを東京V、徳島とチームを移しながらも活かしJ1に上がった徳島でも不動の正GKを務めています。

高木選手の部分でも書いた通り今の札幌のサッカーだとビルドアップの出来ないGKは使われることはありません。

ビルドアップが出来ることに加えて広いエリアを守れる選手が求められていると思います。

高木選手と上福元選手はその能力が備わっている選手だと思ったので今回オススメ選手として名前を挙げさせていただきました。


途中で触れた件

元々札幌の守護神であるク・ソンユン選手に関しては

2020年の途中に札幌から韓国Kリーグ一部の大邱FCへ移籍し2021年のシーズンは兵役のため韓国の軍隊クラブである金泉尚武FCでプレーしています

金泉尚武FCは今季は2部でしたが圧倒的な戦力で1部昇格を決めたのでク・ソンユン選手も来季は1部でプレーすることが可能になりました。

兵役は2022年の9月頃までと言われていますが2022年といえば11月、12月にカタールワールドカップがあります。

暑さの影響で普段とは違う開催月になっています。

ですからク・ソンユン選手に関してはJリーグの移籍期間と兵役が終わるタイミングがマッチしてないこと

J1は来季は11月にはシーズン終了しますし

彼自身もワールドカップに向けての準備があると思うので兵役後は保有元の大邸でプレーする可能性が高いと思います。

どういう方向性になるかわかりませんがク・ソンユン選手が移籍するとしても2023年以降になる可能性が現状は高いです。

もしカタールワールドカップでク・ソンユン選手が韓国代表の正GKとして活躍すればまた状況は変わる可能性もありますし札幌としては待つしかないですね。

ということで今回は札幌のGK編成について色々書かせていただきました。

中野小次郎選手の期限付き移籍の可能性を私は現時点で考えていますが

彼がしっかりレギュラーとしてプレー出来ればそれで解決する問題でもあると思います。

補強候補推薦の2選手とク・ソンユン選手についてもたっぷり書かせていただきましたが

このオフどういうGK編成になるかは目が離せないです。

これにはJ1残留争いも関わってきますのでそちらも注目していく必要があります。






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