ポケモンSV S6【シングル23位レート2115 対面喝采カイツツミミミ】
シーズン6お疲れ様でした。
また、2,100を達成できたので記録に残していきます。
型や決まりの選出がバレると強くないので、レンタルは公開しますがご了承ください。
1.構築経緯
前シーズンからパオジアンの安定した倒し方を模索していたが、襷やチョッキ、七色テラスを考えると後出しから安定して勝てるポケモンがいないことに気付いた。
テラスタルの仕様上でもあるが、後出しできると思っていたポケモンに対しても、タイプ変更で有利不利をひっくすかえされるため、本当に上手い人しかサイクルは使えないと考え、対面か展開で構築を組むことにした。
対面では基本的に1:1取らなくてはいけないので、行動補償のあり起点になりづらいポケモンを使用することをコンセプトにした。
そのため、現環境で強い行動補償を持つカイリューとミミッキュを採用し、環境最速のテツノツツミにタスキを持たせることで基本選出とした。
この3体だと高耐久で状態異常や定数ダメージを撒き散らしてくるキョジオーンやヘイラッシャ、モロバレルなどが重かったので、選出画面で圧力もある身代わりディンルーと眼鏡サーフゴーを採用した。
最後に相手のブーストハバタクカミやカイリューの選出を抑制するためにアーマーガアを入れた。
2.個体説明
カイリュー@鋭い嘴 飛行テラス
調整意図
鉢巻カイリューの神速をいい乱数で2耐え。
火力・初手・対面性能が高い最強ポケモン。
最速にして耐久を無振りにするとおもったよりペラペラだったので、素早さをカイリューの竜舞型より遅く耐久型よりは速いくらいにして、耐久に回した。
サーフゴーと組ませていると、ノマテラ神速型を読んで勝手に相手が半壊していくケースも少なく無かった。
神速ではなく、アクジェを採用しているためハバタクカミや高火力低耐久のゴーストテラスにもビビらず選出できる。
パオジアンやセグレイブも、こちらが削れた状態で礫を撃ってくることは殆どなく、火力が低いことに目を瞑れば優秀な先制技だと思う。
また、カイリューにもテツノツツミにもアンコールを入れているため、ステロあくび展開を拒否することが出来る。
この2体のシナジーが良く、ステロ撒きポケモンがいてもどちらかの行動補償は概ね確保できるのが偉かった。
テツノツツミ@気合いの襷 霊テラス
調整意図
火力素早さが欲しいのでCS
気合いの襷だが身代わりを採用している理由は、①特殊方面への行動補償が欲しい、②アンコールと身代わりの相性が強すぎる ③技スペが余ったの3つ。
結局こいつはドロポンを当てるかで強さが決まるご、眼鏡で使った時よりは依存度が低かったので、襷枠が余っているなら採用してみて欲しい。
神速+マッパ意識で霊テラスにしたが、テラスを切ればキョジオーンにも勝てる。
パオジアンやイーユイなど上から怯みを押し付けてくるやつに対して、こいつらより速く、運ゲー(フリドラコ凍り)を仕掛けるのが1番ストレスがたまらないと感じた。
ミミッキュ@命の珠 妖テラス
調整意図
特になし
特筆することのない普通のASミミッキュ。
火力が欲しかったので特化にして、たまにいるドドゲザンがきつかったので妖テラスにした。
選出率は1番高かったかもしれない。
ディンルー@食べ残し 水テラス
調整意図
H:16n+1(残飯、身代わり意識)
A:パオジアンへの地震のダメージ意識
B:11n
D:余り
S:4振り50族抜き
対キョジオーン用ディンルー。
前シーズンよりメタが張られていて動きにくさを感じたため、受けポケモンに対して役割を持てるようにした。
ステロじゃなくて撒菱の理由は、カイリューが厚底ブーツ持つことが多いと思っていたことと、撒菱はアンコールされても3回撒けてお得だからです。
実際、耐久系の構築と戦う時は行動回数が多く稼げるので、ステロよりダメージが入り、サイクル有利になりやすかった。
サーフゴー@こだわり眼鏡 鋼テラス
調整
一致弱点の物理技を大抵耐えるくらい
被ダメ計
鉢巻特化カイリューの地震
→87.9〜103.6%(乱数1発25%)
球パオジアンの不意打ち
→91.0〜107.3%(乱数1発37.5%)
特化ハバタクカミのシャドーボール
→86.9〜104.7%(乱数1発31.2%)
与ダメ計
HBに厚い眼鏡サーフゴー。
選出画面での圧力が高く、イーユイ・テツノドクガなどの特殊高火力を誘い出す。
選出率は高くなかったが、受けループや状態異常でサイクルを有利にしてくるポケモンに対して裏を含めて破壊できるので、信頼できるポケモンではある。
アーマーガア@オボン 炎テラス
調整意図
たなけーさんに聞いてください。
前期2位のたなけーさん(@tanak0303poke)調整のアーマーガア。
パーティに合ってなかったので、マジで一回も選出しなかったけど、地面や妖の一貫を切れる枠として選出画面で仕事してくれた(と思う)。
3.選出
⚪︎基本選出
カイリュー + テツノツツミ + ミミッキュ
・物理受けがいてもカイリューで削り、ミミッキュの圏内に入れる。
・回復技をアンコールで縛ることでPP枯らしたり、交代させることで裏に負荷を掛ける。
・ロトム入りや氷タイプを2体採用しているパーティはテツノツツミから入る。
・初手頻発したパオジアン対面は、カイリューはテラバ→アクジェ、ツツミはドロポン→技やアイテムによって選択(聖なる剣はアンコ、体力が残れば身代わり、鉢巻なら殴る)。
⚪︎キョジオーンや受けループ
ディンルー + テツノツツミ + ミミッキュ or サーフゴー
・キョジオーン+テツノカイナとかは、サーフゴーを通す。
・炎特殊高打点がいる場合は、ミミッキュを通す。
⚪︎その他
状況に応じて
4.所感
剣盾を殆どやっていなかったので、SV初期はなかなか勝てませんでしたが、着実に目標達成して、ここまで順位上げることができて嬉しいです。
強い人が現環境は噛み合いゲーで面白くないと言っていましたが、確かにサイクル戦が上手いプレイヤーには構築力やプレイングで上回れるとは思いません。
なるべくシーズン中の余裕がある時には、安定していて全対応できるような動きを意識しながら、高い勝率で勝てるようになりたいな、と思いました。
来シーズンは剣盾とレジェンドアルセウスで準伝を集めなくちゃいけないので、適度にやります。
読んでいただきありがとうございました。