INTJですが、楽しくなくて結構です。
INTJとは?
MBTIと呼ばれる性格診断テストによって、分類される性格タイプの一つ。
INTJ は、内向型 (Introverted)、直観型 (Intuitive)、思考型 (Thinking)、判断型 (Judging) の頭文字を取ったもので、その性格といえば以下のようなものです。
そんなINTJの特徴の1つとして、現在を楽しむことが苦手であることが挙げられます。
楽しさ、陽気さ、あるいは瞬間的な喜びを感じることは、INTJにとってそれほど重要ではありません。なぜなら、INTJは分析力と合理性を重視し、日常の小さな楽しみに時間を割くことが難しいと感じるからです。では、なぜINTJは現在を楽しむことにそこまで無頓着なのでしょうか?
長期的視点
Niが主機能なので、INTJは常に将来を見据えて行動します。また第2機能がTeであることから、将来の結果や成果を重視するようになります。頭の中には計画があり、その計画を達成するために時間を過ごすことが多いため、現在の瞬間を楽しむ余裕がありません。ゆったりとした時間を過ごすことも勿論ありますが、人並み以上にその時間が少なく、私の場合ダラダラする時間が長すぎると、「こんなことしてても良いのか?」と、駆り立てられるように焦りを感じることもあります。
高い要求
INTJは自分自身に高い要求を課すことが多くあります。これも、NiとTeの組み合わせによるものですが、その結果、自己成長やプロジェクトの成功に専念し、余暇の楽しみを後回しにすることが多区なるのです。
深い思考
INTJは深い思考を好み、抽象的なアイデアや問題に没頭することがあります。このため、瞬間的な楽しみや気晴らしにはあまり時間を割きません。
飲み会で大勢で馬鹿騒ぎするよりかは、少人数で深いテーマでゆっくり話すこと方がINTJにとっては幸せな時間です。
社交面における制約
INTJは社交的な場面で違和感を感じることがあり、社交的なイベントや活動が楽しいと感じないことがあります。これはSeが劣等機能となっていることが主な要因です。
しかし、INTJが現在を楽しまないことは、必ずしもマイナス面ばかりではありません。彼らの特性は、彼らがビジョンを追求し、大きな目標に向かって努力するのに役立つことが多いです。
INTJが現在を楽しまないからといって、INTJが不幸であるわけではありません。むしろ、強かに理想を掲げ、思考し、行動し、形にする。その過程の中で、INTJは大きな喜びを感じるのです。