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INTJが「一つの目標に集中する方法」について解説します。

本記事は「やりたい事を見つけたくても上手く見つけられない方」や「目標を立てても継続することができない方」を対象にしています。
また記事を読み終われば、誰でも「目標に集中する人」になれる事を目指して執筆しております。

目標への努力を継続できない原因を探り、それを克服するための具体的なステップを提供します。


目標に集中できない原因

1. やりたいことが見つからない

多くの人が目標に集中できない最初の原因は、やりたいことが見つからないことではないでしょうか。自分の情熱や関心を見つけることができていない状態だとなかなか集中できるような目標が見つかりません。

2.誘惑が多すぎる

現代社会では、スマートフォンやSNS、メールなどの誘惑が溢れています。これらに振り回されると興味関心が散漫になり、目標に集中するのが難しくなります。

3.不明確な目標とプラン

目標が不明確だと、目標を達成する意義が分からないことがあります。具体的で明確な目標を設定し、その達成プロセスを計画することが大切です。

4.ストレスと不健康

ストレスや不安は、集中力を減少させる要因です。十分な睡眠や食事など身体的な健康管理ができていない場合、物理的に目標に向かうための体力が不足します。特に現代社会において、仕事をしながら、起業をしたり、プライベートの充実させるには健康管理は欠かせません。

5.環境が悪い

環境は集中力に大きな影響を与えます。騒音や混乱がある場所では、集中が難しいことがあります。また人間関係という意味でも、自身の目標を否定する人が居たり、誰かと一緒に暮らしている状況で融通が利かない場合は、取り組みに悪影響を与えるかもしれません。

目標に集中する方法

ステップ1: やりたい事の見つけ方

・自分の欲求に敏感になる

やりたい事を見つけるためには、まず「欲求に敏感になる事」を意識してください。夢や理想から入ろうとすると、どうしてもスケール感の大きい目標になり、挫折してしまいがちです。まずは日常の些細なやりたい事を見つける方が近道です。自分の欲求に基づいた目標の方が地に足ついた良い目標設定ができるようになります。

・やりたい事を量産して消化する。

欲求に敏感になった後は、すぐに欲求を具体的な行動を移す事です。特に勉強やスキルアップのことでなくても構いません。
とにかくやりたいことを1日の中で沢山量産して、沢山消化してください。ゲーム、ショッピング、副業、何でも構わないので、行動量が増えると、2週間〜1ヶ月程度で少しずつ自分の好きなことや、やりたい事が見えてきます。

・ミニマムに即実行する

3日坊主になることを恐れず、やりたい事を見つけたらミニマムで良いのですぐに形してみることが大切です。コストや労力をかける事を良しとしてしまうと、思わぬ出費や苦労をしかねません。

ステップ2: 目標の設定方法

・目標を大量に書く

やりたい事や好きな領域がぼんやりと分かってきたら、目標も立てやすくなっているはずです。「人生の中で達成できたらいいな」と思うことをとにかく大量に書いてください。特に難易度や期間についても拘りを持たずに書けるだけ書くことがコツです。

・目標を1〜3つに絞る

大量に出た目標の中から、これだけは絶対に達成したいというものを1つに絞ってください。最初は1つが無理なら3つかそれ以上でも構いません。最終的に目標同士が繋がって一つの目標になることもあります。

・目標を明確化する

目標が決まれば、その目標をできるだけ明確にしてください。明確になればなるほど、プランが立てやすくなるからです。
例えば「パティシエになりたい」という目標の人がいたとします。この場合でも、開業してパティシエをやりたい人もいれば、雇われでも良いという人もいます。目標のディテールが異なるだけで、アプローチの仕方は大きく変わります。
「最終的にどうなれば良いか」という事を考えるのが、明確化のコツです。

心理学的にも目標設定の方法は良く研究されています。興味のある方は是非↓

ステップ3: プランの立て方

・プランのコツは「ワクワク」

プランを立てる上でのポイントは、目標をどれだけ身近にできるかです。目標が実現可能だと感じられるほど、モチベーションがアップして、ワクワク感が増します。

・まずは目標の一歩手前をイメージする

プランを立てる事が苦手な人は、まず目標の一歩手前の状態を意識してください。こうすると、絵空事だった目標も少しだけ現実味を帯びてきます。

・現在から努力→←目標から逆算
プランと言っても、現在から目標までを完璧に描き切れる人はいません。目標から1歩か2歩手前くらいしか想像できない時もあります。そういう時は、最初は漠然とした努力からスタートします。けれども努力しているうちに徐々にゴールに近き、目標から逆算する精度も高まります。現在からの努力と目標からの逆算が真ん中で繋がるときもあるのです。

・「プラン=可能性」はとことん増やす

プランはとことん増やす事が重要です。良く漫画や映画でプランBとかプランCと言う場面がありますが、それは実現できる可能性を少しでも上げるためです。
例えば「会社を辞めて自由な生活をする」という目標の人がいたとします。プランAは起業する。プランBは起業が上手くいかなかったときのため、貯金を貯めて会社を辞める。といったように、予備のプランを持っている方が実現性が高まります。

ステップ4: 環境の整備

・集中できる環境を見つけ出す

目標とプランが定まって、実現性を感じられるようになったら、集中できる環境を可能な限り作ってください。
家で作業ができない人は、外で作業ができる環境を見つけましょう。カフェなどでも勿論良いのですが、スマホで作業ができるなら、公園のベンチでもスーパーのイートインスペースなども活用できます。とにかく外に出て、誘惑のないところ行けば、嫌でも作業が始まります。

・批判的な人には話さない

人間関係の話になると、目標を馬鹿にする人や、消極的な話をする人には目標を話さないようにしましょう。自分の目標を笑い話にしてしまうと、自分のやっている事が馬鹿馬鹿しく感じてしまうこともあります。

例え悪気がなくても、貴方が遠い存在になることを恐れて、消極的な事を言う人もいます。それは友人や家族についても同じです。目標を語る相手は慎重に選びましょう。誰かに話すなら同じように目標に真剣に打ち込んでいる人がおすすめです。きっと目を輝かせて話を聞いてくれます。

ステップ5: 習慣化と自動化

・行動の自動化

最後は目標のために行なっていることを習慣化してしまう事です。何も考えていなくても、毎日自動的に手をつけてしまうという状態が理想です。そうなる体と心の状態に関わらず、毎日やるべき事を実行できるようになります。

・既存の習慣に紐づける

習慣化というと難しいことのように感じられますが、難しいことではありません。人は大抵の場合、何かしらの習慣を持っています。ご飯を食べるということや、通勤電車に乗って通勤することも習慣です。またドライブする時は音楽を必ずかけるというのもある意味習慣です。
そうした既存の習慣に新しい習慣を紐づけると、圧倒的に習慣化しやすくなります。

・今日やれば続いている

習慣化しようと思っても、続かない時もあります。間が空いてしまうと再開するのが億劫になり、またさらに時間が経ってしまうことも多いと思います。こうしたときに意識しておいて欲しいのは、今日再開すれば続いていると解釈してしまうことです。

毎日やっていることでも、約24時間は空くわけです。それが、時として1ヶ月になったり、1年になることもあります。なので、「続いている」と言うためには、今日やればいいのです。


目標に集中することは、時間と努力を必要としますが、焦点を絞り、誘惑に打ち勝つことができれば、夢を実現する道は明るく開けていきます。この記事を通じて、集中力を高め、目標達成に向けて歩みを進めましょう。

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