INTJが影響を受けた人。
INTJとは?
MBTIと呼ばれる性格診断テストによって、分類される性格タイプの一つ。その性格といえば、戦略的で長期的視点に長け、
MBTI診断のURL
https://jp.indeed.com/career-advice/finding-a-job/intj-personality
影響を受けた関野吉晴さん
冒険家であり、医師免許を持ち、現在は武蔵野美術大学名誉教授でもある関野吉晴さん。
人類発祥の地であるアフリカから祖先の拡散の足取りを辿る旅「グレートジャーニー」を成し遂げています。
人類が数百万年掛けて、何億もの命を紡ぎながら世界中に拡散していったその道のりを、自らの足で踏破しようというのです。
そのルートは南米チリから始まり、北米アラスカまで北上。その後ベーリング海峡を渡ってロシアに渡り、ユーラシア大陸を横断。最後はアフリカのタンザニアに到着。1993年からおよそ10年掛けてこれらを完遂しています。関野さんは当時、40代〜50代。
ビジョンの壮大さ、敢行した年齢、それを成し得たこと、全て驚きでしたが、なによりも先に頭をよぎったのは「なぜグレートジャーニーを思い描き、そして敢行したのか?」ということでした。
リスク、それに費やす時間やコスト、は恐らく多大であると予測がつきますが、それに見合った対価が得られると想像できません。少なくもとも合理的ではありません。
私は興味が湧いて、関野さんについて調べることにしました。
何をしたいか?
偉大なる旅路を敢行した関野さんですが、ご自身のYouTubeチャンネルにて、「何をやりたいかを見つけるのに苦労していた。」とコメントしていました。
経歴を見ると、そのコメントにも合点がいくのですが、3つの大学に入学した経歴をお持ちです。
医学を学んだのも、「旅先の現地人の役に立ちたい」からという理由でした。何をしたいか見つけるために旅を繰り返し、「旅先で出会った人を助けたい」という理由で医学部へ入学しています。
「何をしたいか?」を模索する中で、医大に合格してしまうのですから、その熱量が半端ではないことが伝わります。
影響を受けた「無駄と矛盾」
ここからは私の憶測ですが、「グレートジャーニー」を敢行する勇気も、それを成し得るためのエネルギーもこの「何をしたいか?」から生まれてのではないかと考えました。
「何をしたいか?」という問いに対して、「これ!」という答えが見つかっていた訳ではない気がするのです。「これかな?」と思ったらひとまず試して、その中でまた「これかな?」と思ったらまた試して。。いつしかその繰り返しに夢中になって、気づけばグレートジャーニーを踏破していた。。のような気がします。
動機は合理性のある理屈などではなく、「夢中」だったのだろうと思います。
「グレートジャーニー」も含め、関野さんの生き方には、無駄や辻褄の合わなさを感じます。しかし、それが人の本質であるようにも感じられます。無駄や矛盾こそ人の底知れぬパワーを産むのだと。
就職活動の自己分析であるような、体裁のきれちな「やりがい」は、私にとって何となく腑に落ちません。それは無駄がなく、辻褄が合いすぎているからなのだろうと思います。動機として完成されすぎているのです。
合理主義者であり、長期的ビジョンを持って行動したいと考える私ですが、それにも限界を感じることがあります。計画を立てすぎると、実行する気が失せるのです。
辻褄は合わないけれど、なぜか分からないけれど、妙にそそられる。そんなところにこそ夢中なり、想像もできないパワーがあるのだとということを、関野さんから学びました。
そして途方もない歳月をかけて人類が世界へ広がっていったのも、私たちの祖先に「あの山の向こうは?あの海の向こうは?」という妙な好奇心に唆られたからなのでは?という憶測も。
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