南半球唯一のパンダにさよならのご挨拶とジャカランダを愛でる休日
網網(Wang Wang) と福妮(Fu Ni)がアデレードにやってきてもう15年。5回の受胎に失敗、2匹とも故郷が恋しいだろうということで2024年中に中国に返還されることになりました。
そして今日が最後の週末ということで、2匹に最後のバイバイ👋をしにアデレードZOOへ行ってきましたよ。そしてジャカランダがちょうど見頃なのでお花見もしてきました。
The University of Adelaide に近い道端の駐車場に停め、駐車料金3時間、5ドル20セントを払い、いざ出陣!
休日とはいえ大学のキャンパスを50+のおばさんが1人で歩くのはちょっと不思議な気分。学生の頃はよく友達と弁当持ってお花見に行ったなあ。
そしてジャカランダで有名なBonython Hall がある庭園へと向かいましょう。
アデレードのジャカランダって、公園ではなくて道路沿いに植えられてるものが多いんですよね。道路沿いじゃ花見をするってことができないので、ここはジャカランタを愛でながらゆっくりするのにはおすすめ。
小腹が空いたので、デーヴィッド・ジョーンズのフードコートで何か買おうと思ったら、POKEのお店を発見💡そして小腹にちょうど良さそうなスシボールというものが目についたので購入決定!しかもブラウンライスで健康そう。
お腹もちょうどいいくらいに満たされたので、パンダさんに会いに行きましょう。
パンダゾーンは入場してからまっすぐ歩き、カフェの手前を右へ曲がる。
Wang Wangはエサを求めてお外をウロウロと動きまわってくれましたが、Fu Niは裏の方で休憩中。「お別れは言えないかなあ」なんて思っていたら、ボランティアの方が「もうすぐディナーだから見れるよ」って。そしてFu Ni 登場!
Wang WangとFu Niの中国への返還のニュースが流れたのが、確か今年の3月ごろ。この頃はまだオーストラリアと中国の冷え切った関係が続いていたので、「もうパンダはアデレードで見れないかなー?」なんて心配していました。
ところが6月に中国の首相が訪問した際に「Wang Wang とFu Ni と同じくらい美しく、愛らしい別のつがいをできる限り早く提供することを約束する」と公言。2025年の初め頃にはまたアデレードはパンダをみれる南半球唯一の都市になります。
Wang WangとFu Ni、わざわざパンダ外交のために、南半球(しかもアデレード)まで来てくれてありがとう。故郷に帰っても元気でね〜。
2匹にお別れを告げてから、帰宅途中のCBD ジャカランダ通りへ。