2023 GII サマーナイトフェスティバル My Pick Up~初日~
みなさん おはこんばんにちは!
競輪大好き!ハチ公です。
いよいよ7月15日から、函館競輪場にて
「GII サマーナイトフェスティバル」が開催されます。
きょうは初日特別選抜予選を中心に展望していきましょう!
サマーナイトフェスティバルってなんだ?!
サマーナイトフェスティバルは2005年に新設された大会。
1998年に函館競輪場で日本初のナイター競輪が開催されたことで
「ナイター競輪でもグレードレース開催を」という要望に応えるかたちで、
'05年第1回大会は初のナイター競輪開催場となった函館競輪場で開催され、
以降はナイター競輪開催場での持ち回り開催となっています。
2014年までは2日制の開催でしたが、2015年からは前年にはじまった
「ガールズケイリンフェスティバル」との同時開催による3日制へ変更。
男女のトップ選手によるレースの競演が行われています。
出場選手の選抜方法
サマーナイトフェスティバルの出場選手は総勢81名。
選手選抜方法は以下の通りです。
(選考期間は開催前年11月~開催年4月)
S級S班に在籍している選手
選考期間内に2ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)に
所属したS級1班の選手
(今回は山崎賢人選手[長崎]が該当)GIレース(競輪祭・全日本選抜競輪)の優勝選手
GIIレース(ヤンググランプリ・ウィナーズカップ)の優勝選手
(1.~3.に該当しない選手だと今回は菊池岳仁選手[長野]が該当)「FI」開催のS級トーナメント優勝選手
(優勝回数が同数の場合は選考期間における
平均競走得点上位順から順位づけ)
実力+“展開の運”が勝ちあがりのカギ
ガールズケイリンフェスティバルとの同時開催ゆえに
初日「予選」の勝ちあがりは「狭き門」となります。
「予選」は8レース行われ上位2着に入れば自動的に準決勝進出。
3着に入った選手は「平均競走得点」の上位2選手だけが準決勝へ。
「3日制」のグレードレースゆえに激しい戦いが展開されます。
初日のメイン「特別選抜予選」は
●前年のKEIRINグランプリ優勝者(脇本雄太選手[福井])
●GIレース優勝者
(新山響平選手[秋田/競輪祭]&古性優作選手[大阪/全日本選抜競輪])
●GIIレース優勝者
(菊池岳仁選手[長野/ヤングGP]&松浦悠士選手[広島/ウィナーズカップ])
●上記以外で出場全選手の「平均競走得点」上位者
以上の9選手が出場。無失格で準決勝進出となります。
2日目「準決勝」は初日特別選抜予選の9選手と
予選から勝ちあがった18選手=合計27選手での対戦。
「準決勝」は通常通り 上位3着以内に入れば決勝へ進めます。
「予選」は実力と“展開の運”が大きなカギを握りそうです。
それでは初日のMy Pick Upへいきましょう!
「雨」だからこそ位置取りが大切
~12R特別選抜予選~
出走メンバー
①脇本雄太(福井)
②新田祐大(福島)
③郡司浩平(神奈川)
④守澤太志(秋田)
⑤松浦悠士(広島)
⑥菊池岳仁(長野)
⑦古性優作(大阪)
⑧平原康多(埼玉)
⑨新山響平(青森)
気になるラインの並びは…
①⑦ ⑨②④ ③ ⑤ ⑥⑧ [三分戦]
Point:天候と展開がリンクしそう…
函館市内は今夜「雨」の予報。
雨になると先行ラインが有利で、
後方からのまくりは届きにくいのが通説です。
そうなると後方カマシになりそうな脇本雄太選手が
どれだけ まくり脚が届くか ということになりますが、
相手も強力なだけに、雨が強まると厳しそう。
そうなると「先行ラインがどこになるか」ですが、
ここは関東コンビになるのかな。
ただ菊池岳仁選手の先行力は魅力も、
番手の平原康多選手の状態がイマイチ。
それならば中団から一気に北日本ラインが仕掛け返して
一気に前を飲み込むことも可能でしょう。
先の小松島競輪「GIII 阿波おどり杯争覇戦」決勝では
犬伏湧也選手(徳島)の単騎先行を
新山響平選手が4番手からまくりきっただけに、
関東コンビを前に出してから速攻で攻め返すことも。
あとは実力者 松浦悠士選手と郡司浩平選手の位置取り。
「雨」ゆえに後方ではノーチャンスなだけに
勝負どころのポジションにも注目です。
“アテにならない”予想印
◎②新田
〇⑨新山
▲③郡司
☆⑤松浦
△⑦古性
△④守澤
「雨」バンクで前々に位置がとれるメンバーを重視。
新山選手の先行/まくりにのって新田祐大選手の差しに期待しました。
ペースと展開が向けば新山選手の前残りも。
郡司浩平選手と松浦悠士選手の単騎まくりは怖いですし、
脇本雄太選手が不発でも古性優作選手の追込は要警戒。
どんな展開も考えられそうで、非常に難解なレースとなりそうです。
予選レースのPointは…
4R:松井宏佑選手(神奈川)vs北津留翼選手(福岡)の「スピード対決」
5R:雨のなかを清水裕友選手(山口)がまくれるか?!
6R:深谷知広選手(静岡)の先行力
7R:北井佑季選手(神奈川)の先行を粉砕する坂井洋選手(栃木)の“速攻”
8R:山口拳矢選手(岐阜)と浅井康太選手(三重)の
中部コンビがワンツー濃厚
9R:注目は嘉永泰斗選手(熊本)も、穴は隅田洋介選手(岡山)の単騎まくり
10R:眞杉匠選手(栃木)が先行で別線を制圧
11R:犬伏湧也選手(徳島)をフルにいかせる佐藤慎太郎選手(福島)の伸び脚
雨予報ゆえに波乱の展開もじゅうぶんありえそうです。
ガールズケイリンフェスティバルは
実力者がしっかり勝ちあがりそう?!
ガールズケイリンフェスティバルは
オープニングの1~3Rに「予選 1」が開催。
1Rは坂口楓華選手(京都)
2Rは久米詩選手(静岡)
3Rは児玉碧衣選手(福岡)
今大会の主軸を担う3選手がキッチリ勝ちあがりそうです。
ただガールズケイリンも展開次第では波乱が見込めるだけに
どんな戦いになるか楽しみですね!