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小松島競輪「GIII 阿波おどり杯争覇戦」~決勝回顧~

みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。

7月6日から小松島競輪場で行われてきた
「GIII 阿波おどり杯争覇戦」

9日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。

決勝ふりかえり~巧さキラリ~

結果成績

1着 ③松浦悠士(広島) [差し]
2着 ②郡司浩平(神奈川) [マーク]
3着 ⑨新山響平(青森)

犬伏湧也選手(徳島)が地元のGIII決勝で気迫の先行勝負。
新山響平選手が4番手に位置を下げるも
最終周回バックストレッチでまくりに動くと
松浦悠士選手が新山選手の番手を奪いとって追走。
郡司浩平選手も松浦選手に続いて、
4コーナー~直線はS級S班3人の勝負に。

郡司選手とのゴール前の接戦を制して松浦悠士選手が1着ゴール
グレードレースは3月ウィナーズカップに続いて今年2回目
GIIIレースは意外にも今年初優勝となりました。


『最終ホームあたりで新山君の後ろは狙っていた』

 最終ホーム辺りで新山君の後ろは狙っていた。捲りに行くときはスキができるので。最後は郡司君に行かれたかと思ったけど、郡司君がまたお馴染みのやつか見たいな雰囲気を出してきたので、勝ったのかと分かった(笑)。

 走ってみて犬伏君の強さを分かりました。昨日のキツいレースで脚に刺激が入ったので良い感じに脚が張っていた。今日の感じは良かったです。宮杯で手応えを掴めて、今回はその通りの結果を出せた。思い通りのレースをできました。

netkeirin『【阿波おどり杯争覇戦】決勝を制した松浦悠士「今日の感じは良かった」
/優勝者コメント』より引用

準決勝で犬伏選手に離されたことで、状態面に不安が露呈した松浦選手。
しかし決勝は優勝という最高の成績に終わりました。

新山選手のまくりの動きにあわせて
坂本貴史選手(青森)を競り落とし、新山選手の背後をゲット。
直線では自転車を伸ばしつつも、郡司選手の伸び脚を警戒。
ハンドル投げをタイミングよく決めて
前輪をクイっと伸ばして1着ゴール。

状態がいまひとつなら、技術でカバーする。

松浦選手がなぜ長年S級S班に在籍できるか
これを改めて実感する決勝レースとなりました。


せっかく先行勝負できたのに…

地元徳島勢は犬伏湧也選手が先行勝負も、
小倉竜二選手が番手の仕事をできないまま
文字通りの【完敗】に終わりました。

先行勝負のライン番手選手の頑張りが勝利へのカギとなりますが、
小倉選手がヨコの動きができないほど新山選手のスピードが良かったのか
思い切りよいブロックが見られなかったのは、
地元徳島のファンや徳島勢から車券を買っていたファンは
ガッカリしたかもしれません。

ただ犬伏選手が先行勝負できたのは、
今後のグレードレース戦線を考えると
負けはしたものの大きな収穫だったと思います。
今後も徳島のホープらしい思い切った攻めを期待したいですね。


来週はサマーナイトフェスティバル(GII)
&ガールズケイリンフェスティバル!

GIIIレース戦線は「阿波おどり杯争覇戦」でひと区切り。
来週7月15~17日の3日間は函館競輪場
「GII サマーナイトフェスティバル」が行われます。
「ガールズケイリンフェスティバル」も併催予定。

ナイター競輪創設地の函館競輪場で
どんな戦いが展開されるでしょうか。

近くの函館競馬場では函館2歳S(GIII/15日)と
函館記念(GIII/16日)が開催予定。
昼は競馬・夜は競輪
函館の公営競技が盛り上がる週末になりそうです!

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