防府競輪「GIII 周防国府杯争奪戦」~決勝回顧~
みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。
防府競輪場で行われた「GIII 周防国府杯争奪戦」は
11月6日に決勝が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。
決勝ふりかえり~「理想通り」の5連覇~
決勝 結果成績
1着 ①清水裕友(山口) [捲り]
2着 ⑧桑原大志(山口) [マーク]
3着 ⑥東口善朋(和歌山)
中団をうまくとった清水選手。
郡司浩平選手(神奈川)にあわせて捲りを打とうとした瞬間、
園田匠選手(福岡)のブロックが外にふくらみすぎて
郡司選手と佐藤慎太郎選手(福島)が絡んで3選手とも落車。
さらに郡司選手ライン3番手だった永澤剛選手(青森)も
このアクシデントを避けきれず落車。
後方の大きなアクシデントがあったことで、
清水選手は最終周回バックからの捲りに変更。
先行した吉田拓矢選手(茨城)をのみこんで
地元GIII (記念競輪) 5連覇の偉業を達成しました。
『思った通りの展開になりました』
郡司選手が前という序盤戦となったことで、ラクに中団がとれた清水選手。
後方での落車のアクシデントもある意味“味方”につけて、
しっかり捲りきって地元ファンの期待にこたえました。
『(清水の優勝で)良かった』
2着の桑原選手が地元の後輩をベタ褒め。
地元でもがき苦しむ清水選手をみていたからこそ、
地元GIII 5連覇 達成という偉大な記録を打ち立てたことに対して
素直に賞賛したのかなと思います。
3着の東口選手は“うれしい”3着。
GIIIで3着以内に入ると、S級に在籍していれば
GI「競輪祭」へ無条件で出場できます。
単騎(ひとり)での戦いで苦しい展開が予想されましたが、
序盤戦で地元ラインの背後をおさえていたことが「大正解」。
「競輪祭」出場権を獲得することができました。
偉大な記録とともに施設整備へ…
これまでの「同一競輪場でのGIII連覇記録」は
清水選手がもつ「4連覇」が最長でしたが、
その記録を自らの手で更新することに。
防府競輪場はこの大会を終えると【施設整備】という、
競走バンクや観覧席の大規模改修工事に入ります。
生まれ変わった防府競輪の再開は
早くても'24年8・9月ころとなりそう。
そのころの競輪界はどんな勢力図となっているのか。
そして防府GIII連覇記録を清水選手が
改修工事後も伸ばすことができるのか。
未来への楽しみを残して、
山口県での競輪はしばしの休息に入ります。