四日市競輪「ナイターGIII 泗水杯争奪戦」~決勝回顧~
みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。
11月9日から四日市競輪場で行われてきた
「ナイターGIII 泗水杯争奪戦」。
12日は決勝戦が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。
決勝ふりかえり
~恐れずに仕掛けて地元GIII制覇!~
結果成績
1着 ②浅井康太(三重) [まくり]
2着 ⑤和田健太郎(千葉) [差し]
3着 ⑧川口公太朗(岐阜)
坂井洋選手(栃木)が先行勝負で脇本雄太選手(福井)は8番手の展開。
脇本選手が最終周1コーナーからまくりに動くものの、
浅井康太選手が見事にあわせて脇本選手とのまくり勝負に勝利!
直線でも脚は衰えることなく、浅井康太選手が地元GIIIを優勝!
競輪場の開設を祝した「記念競輪」という種類では
2018年以来6年ぶりの地元「記念競輪」制覇。
浅井選手は今年4月に四日市競輪場で行われた
「ナイターGIII 大阪・関西万博協賛競輪 ベイサイドナイトドリーム」でも
優勝しており、地元GIIIは通算6度目の優勝となりました。
2着には坂井選手の番手から伸びてきた和田健太郎選手。
川口公太朗選手は浅井選手に追走しきれず、
和田選手の差しを許し 3着に敗れました。
脇本雄太選手は浅井選手を力でねじ伏せられず、まさかの最下位9着。
次走の「GI 競輪祭」に向けて、課題が浮き彫りとなりました。
『川口には2%、先行の可能性があると伝えていた。
そう思っていないと、いざとなっても捲りは打てないんで』
レース前は位置をしっかりとって、まくり勝負を狙っていた浅井選手。
結果的に後方6番手から脇本選手のまくりを封じたワケですが、
先行勝負も頭の片隅に入れていたからこそ、
脇本選手の動きにピッタリと対応できたのだと思います。
二次予選で脇本選手の番手について、動きを「研究」できたことも、
決勝での立ち回りに大いに役立ったはず。
中部地区と近畿地区の選手が時々ラインを組む“流れ”を
しっかり活かせたからこその「大きな勝利」と言えるでしょう。
仕掛けどころを失い、“恐れて”しまった脇本雄太
脇本雄太選手は残り2周のバックストレッチで仕掛けるかと思いきや、
仕掛けどころを失い、最終周1コーナーから動き出すことに。
これでは相手にうまくあわせられると“万事休す”の展開。
「待ってました」と言わんばかりに浅井選手がしっかりと対応して、
脇本選手のまくりを不発に追いやりました。
相手の動きに“恐れず”、残り2周から仕掛け切れたら、
展開は大きく変わっていたかもしれません。
「GI 競輪祭」でも仕掛けどころを失えば、
このような不発に終わる展開は往々にして想像できます。
KEIRIN GP出場争いも絡んでくる「競輪祭」で
脇本選手がどのように修正してくるか。
「競輪祭」での動きに注目ですね。
次回GIIIは大垣「施設整備等協賛競輪」!
次回のGIIIレースは11月16日~19日に
大垣競輪場で「施設整備等協賛競輪 in 大垣」が開催。
主力選手は11月21日~26日に小倉競輪場で行われる
「GI 競輪祭」に照準を合わせるため不出場。
GIに出場しない選手を中心にしたGIIIレースとなります。
岐阜の水都大垣でGIII優勝をつかむのはどの選手になるでしょうか?