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2024 ガールズケイリン GI オールガールズクラシック My Pick Up~初日「ティアラカップ」展望~

みなさん おはこんばんにちは!
競輪大好き!ハチ公です。

4月26日から、福岡県の久留米競輪場にて
ガールズケイリン「GI オールガールズクラシック」
ナイター開催で行われます。

今日から3日間 My Pick Up として、個人的に注目しているレース
紹介&展望&予想印を掲載していきたいと思います。


ガールズケイリン待望の
「ガールズだけ」のGIレース

2012年7月からスタートしたガールズケイリンは
昨年 大きな転換点を迎えました。

「パールカップ」・「オールガールズクラシック」
そして「競輪祭女子王座戦」の3レースが
新たに「GIレース」として設けられたのです。

「オールガールズクラシック」ガールズケイリンだけの大会
前半6レースは通常のFII ガールズケイリントーナメント
A・B・Cの3グループに分かれてレースが行われ、
後半6レースが「GI オールガールズクラシック」となります。

出場選手の選抜方法

出場選手は総勢42名。選手選抜方法は以下の通りです。
(選考期間は開催前年2月~開催年1月 ※)

  1. ガールズケイリングランプリ2023で1~3着に入った選手

  2. 選考期間内に4ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属し、
    選考期間内の平均競走得点が上位20位以内の選手

  3. 2023年度オールガールズクラシック決勝進出 7選手

  4. 1.~3.を除く選考用賞金獲得額が上位の選手
    (同額の場合は選考期間における平均競走得点上位から選抜)

格式のあるトーナメントにしようということで、
選手選考は基本的に「お金を稼いでいる選手」
=「強い選手」を中心に選抜することになります。

「強い選手」たちによる「実力伯仲」の展開が期待できそうです。

実力勝負のオール勝ち上がりトーナメント!

普段のガールズケイリンは各選手2回走って
「合計ポイント」の多い7選手が決勝へ進みますが、
オールガールズクラシックは男子の競輪と同じ
「勝ち上がりトーナメント」として行われます。

勝ち上がりのトーナメント方式は
出場42選手のうち、ガールズケイリングランプリ2023
1着~3着に入った選手と選考用賞金獲得額が上位の選手4選手の
7選手が初日の【ティアラカップ】に出場。

【ティアラカップ】は無違反無失格
2日目【準決勝】進出が確約されるレース。
「強い選手には“特権”が与えられる」のです。

そのほかの選手は【一次予選】(5レース)に出場。
上位2着以内に入れば、2日目【準決勝】へ進出。
3着選手は選考順位上位4選手だけが【準決勝】へ進みます。

2日目【準決勝】は3レース制。
「2着以内」に入った6選手と選考順位最上位の3着選手1名
合計7選手が最終日の【決勝】へ。

優勝者にはガールズケイリングランプリ2024への
出場権が与えられます。

それでは初日の【ティアラカップ】を展望していきましょう!


ティアラカップ展望~位置取りがすべて~

出走メンバー

①児玉碧衣(福岡)
②久米詩(静岡)
③坂口楓華(京都)
④吉川美穂(和歌山)
⑤尾方真生(福岡)
⑥石井寛子(東京)
⑦柳原真緒(福井)

Point:先行するのは誰か?好位につけるのは誰か?

久米詩選手、坂口楓華選手、尾方真生選手と
先行力ある選手がそろったティアラカップ。
「誰が先行するのか」がひとつのカギとなりそうです。

ここはバック本数「21本」と驚異の数字を残す
坂口楓華選手が最終的に主導権を握るでしょうか。
坂口選手めがけて尾方真生選手がカマシを狙う?!

先行争いが激化すると後方からのまくりも届きやすくなりますが、
ガールズケイリンのビッグレースは
「スローペースからのよ~いドン!」の展開が多いだけに、
基本的には前めの位置にいた方が勝利への近道。

先行選手の2・3番手にいる選手のショートまくりが
ズバっときまるカタチになるでしょうか?!

“アテにならない”予想印

◎①児玉
〇④吉川
▲③坂口
☆⑥石井
△②久米

無違反無失格完走で準決勝進出となる
【ティアラカップ】だからこそ、
各選手早めに仕掛けていくとみました。

相手選手の動きをしっかり見極めて
児玉碧衣選手が地元で貫録を見せつける走りをするとみます。
しっかり まくりきりたい ところですが
怖いのは「内に包まれたとき」。

相手本線には強い選手の背後をうまく追走していける吉川美穂選手。
坂口楓華選手は先行逃げ切りのチカラはあるだけに要注意。
穴は外枠を克服して石井寛子選手のまくり。


一次予選のPointは…

先述のとおり【一次予選】は5レース。
簡単にPointをまとめると…

7R:中野咲選手(愛知)がまくりをキッチリ決める?!
8R:細田愛未選手(埼玉)が軸も穴は吉岡詩織選手(広島)の仕掛け
9R:太田美穂選手(三重)の先行をしっかり差しきる小林莉子選手(東京)
10R:復調した尾崎睦選手(神奈川)がまくりきる
11R:小林優香選手(福岡)、日野未来選手(奈良)
山原さくら選手(高知)の三つどもえ


ナショナル組が不在のあいだに…

今大会はパリ五輪直前ということもあり、
佐藤水菜選手(神奈川)、梅川風子選手(東京)、太田りゆ選手(埼玉)といった
トラック競技代表(ナショナルチーム)組が不在

ナショナル勢が出ていれば間違いなく優勝争いの中心となっていただけに、
強豪選手不在の状況を“ケイリン組”は活かしきりたいですね。

ガールズケイリンだけのGIレース。
果たして初日はどんな結果が待っているでしょうか。

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