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2023 GII 共同通信社杯競輪 My Pick Up~初日~

みなさん おはこんばんにちは!
競輪大好き!ハチ公です。

いよいよ9月15日から、青森競輪場にて
「GII 共同通信社杯競輪」が開催されます。

今日から4日間 My Pick Up として、個人的に注目しているレース
紹介&展望&予想印を掲載していきたいと思います。


共同通信社杯競輪ってなんだ?!

共同通信社杯競輪は1988年、
競輪発祥40周年を祝う企画のひとつとして、
全国8地区の競走得点1位の選手に
選考委員会が選抜した1選手を加えた9選手によって、
'88年10月18日に平塚競輪場で行われた「ルビーカップ」
1989年から共同通信社がスポンサードしたことが始まり

1995年から4日制のトーナメントとして開催。
2009年~2011年までは春と秋の年2回行われ、
2012年以降は年1回のオール勝ち上がりトーナメント方式
毎年9月に行われています。

出場選手の選抜方法

出場選手は総勢108名。選手選抜方法は以下の通りです。
(選考期間は開催年1月~6月)

  1. S級S班に在籍している選手

  2. 直近の五輪(2020東京五輪)自転車競技メダリスト
    (今回は該当選手なし)

  3. 選考期間内に2ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)
    所属したS級1班の選手
    (今回は寺崎浩平選手[福井]、山崎賢人選手[長崎]が該当)

  4. 大会冠スポンサー「共同通信社」が推薦する3選手
    (今回は永澤剛選手[青森]、成田和也選手[福島]
    橋本壮史選手[茨城]が推薦選手として出場)

  5. 1.~4.を除く107期~123期の選手のなかから
    選考期間内の平均競走得点上位25選手

  6. 選考期間内の「FI」開催で決勝1位回数の多い選手
    (1位回数が同じときは2位回数が多い順に選抜
    2位回数が同じときは3位回数が多い順に選抜)

  7. 選考期間内の平均競走得点が上位の選手
    (1~6.で108名に達しない場合に採用)

選考方法にもあるように、
若手の選手が多く特別競輪に出場できるよう
共同通信社杯競輪では若手選手の平均競走得点上位選手
優先して出場できるようにしています。

それゆえに共同通信社杯競輪は【若手の登竜門】と呼ばれるのですが、
フタを開けたらいつもの主力選手が準決勝を占めることが多く
若手選手の活躍が少ないということも…。

「自動番組方式」で実力勝負のオール勝ち上がりトーナメント!

GIレースでは「ポイントレース」や「特別選抜予選」
無失格完走で準決勝進出が確約される「優秀競走」が
組まれることが通例となっていますが、
共同通信社杯競輪だけは【実力勝負】の
オール勝ち上がりトーナメント方式を採用!

出場全選手がまずは「一次予選」に登場
2着以内に入った24選手3着に入った選考順位上位3選手
「27選手」「二次予選A」に進出。

「一次予選」3着残り9選手4着・5着の24選手
それに6着の選考順位上位3選手あわせて「36選手」
「二次予選B」に出場します。

2日目「二次予選A」は3レース「二次予選B」は6レース
「二次予選A」上位5着にまで入った15選手
「二次予選B」3着以内12選手の合計「27選手」
3日目「準決勝」へ進みます。

「準決勝」上位3着までに入れば、無条件で決勝進出。
S級トップ選手も最後まで気が抜けないのが
オール勝ち上がりトーナメントの共同通信社杯競輪なのです。

それでは初日「一次予選」のMy Pick Upへいきましょう!


初日「一次予選」展望

タイトルホルダーに胸を借りる~6R(発走:午後1時7分)~

出走メンバー
①眞杉匠(栃木)
②三谷竜生(奈良)
③小川勇介(福岡)
④櫻井正孝(茨城)
⑤皿屋豊(三重)
⑥原田研太朗(徳島)
⑦寺崎浩平(福井)
⑧星野洋輝(福島)
⑨松本秀之介(熊本)

気になるラインの並びは…
①⑧④ ⑨③ ⑤ ⑦② ⑥ [三分戦]

“アテにならない”予想印
◎①眞杉

〇⑨松本
▲②三谷
☆⑤皿屋
△③小川
△⑧星野

眞杉匠選手と寺崎浩平選手の先行争いになりそう。
ここはタイトルホルダー相手に
寺崎選手が積極的に仕掛けるでしょうか。

眞杉選手が冷静に流れを見ての まくり で制圧するとみます。
3・4コーナーはまくり合戦になるとみて
機動力ある松本秀之介選手を相手筆頭に。

もちろん寺崎浩平選手の番手から三谷竜生選手の抜け出しも要警戒。
穴は皿屋豊選手の一発まくり。

地元は割増だけれども…~11R(発走:午後3時55分)~

出走メンバー
①小松崎大地(福島)
②野田源一(福岡)
③清水裕友(山口)
④嵯峨昇喜郎(青森)
⑤山岸佳太(茨城)
⑥山形一気(徳島)
⑦町田太我(広島)
⑧片岡迪之(岡山)
⑨新山響平(青森)

気になるラインの並びは…
④⑨① ② ⑤ ⑦③⑧⑥ [二分戦]

“アテにならない”予想印
◎③清水

〇⑨新山
▲①小松崎
☆⑤山岸
△⑦町田
△②野田

地元青森のS級S班新山響平選手を背負う以上
嵯峨昇喜郎選手はしっかりした先行をしたいところですが、
相手は町田太我選手が引っ張る中四国4車ライン

「地元は割増」という競輪の格言があるにせよ、
ここは町田選手の先行と読みました。

新山響平選手の巻き返しにあわせて
清水裕友選手が番手から抜け出すと予想。

もちろん嵯峨選手がしっかり駆ければ、
新山選手と小松崎選手で決まる可能性大。
穴は山岸佳太選手の一発。


そのほかの一次予選のPointは?!

1R:山根将太(岡山)を使える浅井康太選手(三重)の抜け出し
2R:野口裕史選手(千葉)の力強い先行 逃げ切りまでありえそう
3R:状態良ければ新田祐大選手(福島)の快速まくり
ダメなら佐々木悠葵選手(群馬)の単騎まくり

4R:平原康多選手(埼玉)の自力が心配なら隅田洋介選手(岡山)のまくり
5R:自動番組方式でライン先頭で自力脚を使う佐藤慎太郎選手(福島)
7R:北井佑季選手(神奈川)の先行vs嘉永泰斗選手(熊本)のまくり
8R:志田龍星選手&山口拳矢選手の岐阜コンビに期待

9R:古性優作選手(大阪)がキッチリ1着スタートなるか?!
10R:犬伏湧也選手(徳島)が圧倒する!
12R:渡邉雄太選手(静岡)の先行に導かれる
郡司浩平選手(神奈川)&岩本俊介選手(千葉)
南関トリオに割って入るのは伊藤颯馬選手(沖縄)&山崎賢人選手(長崎)


若手の台頭やいかに?!

【若手の登竜門】と呼ばれる共同通信社杯競輪。
とはいえ主力選手が結局のところ上位を占めることが多いのですが、
今年はどれくらい若手選手の台頭があるでしょうか。

縄文バンク青森競輪場での4日間。
若手選手の活躍にも期待しつつ、
トップ選手の負けられない走りも楽しみたいと思います。

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